渡辺謙

ハリウッドから最も注目される日本人俳優
渡辺謙出演作「北の零年」(2004)が24日(日)にテレビ朝日系で放送。野性味あふれる雰囲気ときりっとした鋭い瞳が魅力の渡辺謙。大ヒット公開中のクリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」(2006)では、主人公の硫黄島総指揮官・栗林忠道中将役を監督直々に指名されるなど、近年、ハリウッドからオファーが絶えない日本人俳優だ。そんな彼が日本での知名度を上げたのは、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」('87)への主演がきっかけ。だが'89年、「天と地と」('90)の撮影中に急性骨髄性白血病で倒れて主役を降板、闘病生活を余儀なくされる。一時は俳優生命も危ぶまれたが、不屈の精神力で見事カムバックを果たし、映画、TV、舞台と徐々に活動の幅を広げていく。そして2003年、ハリウッド進出作「ラスト サムライ」で、誇り高き侍を演じて米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、一躍世界に“ケン・ワタナベ”の名を知らしめた。近年は全編英語のセリフで挑んだ「バットマン ビギンズ」、「SAYURI」(ともに2005)、主演、エグゼグティブ・プロデューサーを務めた「明日の記憶」(2006)など、国内外を問わず話題作の出演を重ねている。新作の「A Dream of Red Mansions」が製作進行中。'49年の中国建国に至る革命を史実に基づいて描いた歴史ロマンで、ケート・ハドソンふんする米国人女性フォトジャーナリストが恋に落ちる理想主義の革命家を演じる。

PROFILE
'59年10月21日、新潟県生まれ。'81年、演劇集団“円”の研究生として蜷川幸雄演出の舞台「下谷万年町物語」の主役に抜てきされる。'84年、「瀬戸内少年野球団」で映画デビューし、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」の主人公・伊達政宗役でブレーク。2度の急性骨髄性白血病を克服後は、TVドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000)などのコミカルな演技で再注目される。2002年元旦、長年在籍してきた円を退団。2005年には米国のピープル誌が企画した“最もセクシーな外国人男性”の1人に選出された。現在はロサンゼルスに居を構えている。'83年に結婚した前妻とは、2年に及ぶ離婚調停の末、2005年3月に離婚。同年12月、女優・南果歩と再婚した。前妻との間にもうけた長男・大は俳優、長女・杏はモデルとして活躍している。

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