オーウェン・ウィルソン
端正なマスクとコミカルさのギャップが魅力のブロンド俳優
主演作「エネミー・ライン」(2001)が11日(日)にテレビ朝日系で放送。輝くような金髪に青い瞳、甘いマスクが印象的なウィルソン。もともと作家志望だった彼は、大学在学中に戯曲の講義で知り合った盟友ウェス・アンダーソン監督の影響で俳優としての道を歩み始める。アンダーソンと共同で執筆した脚本が「恋愛小説家」('97)のジェームズ・L・ブルックス監督の目に留まり、'96年「アンソニーのハッピー・モーテル」(日本未公開)として映画化され、アンダーソンが監督、ウィルソンは主演として映画デビューを飾る。「アナコンダ」('97)、「アルマゲドン」('98)といった話題作への出演を重ね、ジャッキー・チェンとコンビを組んだ「シャンハイ・ヌーン」(2000)あたりから知名度を上げる。その後は、やんちゃな若者や二枚目だがどこかとぼけた感じの青年役でコメディーを中心に活躍。中でも、エディ・マーフィ共演の「アイ・スパイ」(2002)や、ベン・スティラー共演の「スタスキー&ハッチ」(2004・日本未公開)などのバディ・ムービーで、個性の強い相棒とは正反対に、アクがなく相手の魅力を引き立たせるような役柄で大きな存在感を示している。そんな彼は、17日(土)に公開されるスティラーの主演作「ナイトミュージアム」にノークレジットで出演している。その他の新作に、いじめられっ子の高校生2人が用心棒を雇うコメディー「Drillbit Taylor」、父親の死後にインドを旅行する3兄弟を描くアンダーソン監督の新作「The Darjeeling Limited」が製作進行中。
PROFILE
'68年11月18日、米・テキサス州生まれ。TV局の広報担当の父、写真家の母を両親に持つ。兄弟も俳優で、兄は「ビッグ・バウンス」(2004)のアンドリュー・ウィルソン、弟は「Gガール 破壊的な彼女」(2006)のルーク・ウィルソンで、兄弟での共演作も多い。ジャッキーやスティラーら共演者との親交が深く、特に、「天才マックスの世界」('98・日本未公開)、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(2001)、「ライフ・アクアティック」(2004)と、アンダーソン監督作には脚本、俳優として全作品に携わっている。「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」でアカデミー賞脚本賞にノミネートされるなど、脚本家としての評価も高い。プライベートでは、「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」(2006・日本未公開)で共演したケート・ハドソンとのスキャンダルがしばしば報じられている。