キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
セクシーでゴージャスな美ぼうが魅力のオスカー女優
出演作「エントラップメント」('99)が27日(木)にテレビ東京系で放送。英国出身だが、どこかエキゾチックで情熱的な、ラテン系の雰囲気と色気を漂わせるゼタ=ジョーンズ。男勝りな剣さばきを披露した彼女の出世作「マスク・オブ・ゾロ」('98)、大泥棒を相手に戦うしたたかな保険調査員役の「エントラップメント」、音楽オタクの主人公をこっぴどく振る気取り屋の女性を演じた「ハイ・フィデリティ」(2000)など、力強いアクション・ヒロインや、いじわるな悪女がはまり役。ミュージカル映画「シカゴ」(2002)でも、スキャンダルを逆手に取り、スターダムにのし上がっていく貪欲なショーガールを好演。パワフルな歌とダンスで主役を食うほどの圧倒的な存在感を放ち、アカデミー賞助演女優賞を受賞した。以降も「ディボース・ショウ」(2003)や「オーシャンズ12」(2004)などで、わがままで自信満々の美女というイメージが大いに生かされているが、本人はプライベートでもそうしたイメージを持たれることを懸念している。彼女自身、自分をシャイで常に不安を抱えている普通の女性だと公言しており、「ハイ・フィデリティ」で共演したジョン・キューザックは、お高く留まっているイメージや世間が言う悪評と実際の彼女がかけ離れていたことに感動したと言われている。今後は、強い女性役ばかりではなく、そうした違う一面をスクリーンで披露してくれることを期待したい。新作は9月29日(土)公開の「幸せのレシピ」。ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」(2001)のリメークで、ニューヨークの高級レストランで働く完全主義者の女性シェフが、本当の幸せを求めていく姿を描く。2007年後半には、“脱出王”と異名を取る伝説のマジシャン、ハリー・フーディーニが、1926年のイギリス・ツアーで出会った女性と情熱的な恋に落ちるロマンチック・スリラー「Death Defying Acts」が米国で公開予定。
PROFILE
'69年9月25日、英・ウェールズ生まれ。幼いころから歌とダンスに興味を抱き、11歳から舞台に立つ。15歳のときロンドンに進出、ミュージカル「42nd STREET」の主役に抜てきされ、2年にわたって舞台に立ちつづけた。その後、TVでの活躍を経て活動拠点をハリウッドに移し、TV映画「ザ・タイタニック」('96)に出演。その演技がスティーブン・スピルバーグ監督の目に止まり、彼が製作総指揮を務めた「マスク・オブ・ゾロ」に出演すると、一気にスター街道を突き進んでいく。2000年、25歳年上の俳優マイケル・ダグラスと結婚。同年の「トラフィック」撮影時、すでにダグラスの子を身ごもっていたが、妊婦の役でそのまま出演して話題を呼んだ。現在は一男一女の母親でもある。