ナタリー・ポートマン
清純派から実力派へと成長した人気女優
出演作「レオン」('94)が14日(木)にテレビ東京系で放送。幼さの残る顔立ちの中にも凛とした美しさと気品が漂うポートマン。リュック・ベッソン監督の大ヒット作「レオン」で、殺し屋として生きていく少女マチルダ役を演じて鮮烈なデビューを飾った彼女は、将来を嘱望される子役として世界中からその動向が注目された。だが周囲の喧騒をよそに、当時から堅実でクレバーだった彼女は学業優先を主張し、「ヒート」('95)や「マーズ・アタック!」('96)などの話題作に出演するものの、いずれも脇役クラスに徹した。そんな彼女にとって節目となった作品が「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」('99)をはじめとした“スター・ウォーズ”の新シリーズ3部作。世界中に熱狂的ファンを持つ大作で女王アミダラ役を演じ、ハリウッドのトップ女優の仲間入りを果たした。2004年には、感情の起伏の乏しい売れない俳優と1人の少女との交流を描く「終わりで始まりの4日間」(日本未公開)が各方面から絶賛され、ロンドンを舞台に男女4人のもつれる愛を描く「クローサー」では、アカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされたとともにゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞するなど、本格派女優として大きな飛躍を遂げた。近年ではストリッパーを演じた「クローサー」やヌードを披露した新作「ダージリン急行」など、かつては拒んでいた大胆なラブ・シーンにも果敢に挑戦。これまでの清楚な美少女というイメージを一新し、色気を持った大人の女性の一面を披露している。新作は、ファンタジック・コメディー「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」が16日(土)に公開。ダスティン・ホフマンふんする、引退を宣言した不思議なおもちゃ屋のオーナーの跡を継いだ雇われ支配人を演じる。さらに、3月8日(土)公開の「ダージリン急行」にカメオ出演するほか、3月22日(土)には「マイ・ブルーベリー・ナイツ」も公開される。
PROFILE
'81年6月9日、イスラエル・エルサレム生まれ。不眠症治療の権威である医師の父親、芸術家の母親の間に生まれる。3歳のときアメリカに移住、ニューヨークでダンスレッスンの帰りにスカウトされて芸能界入り。12歳のとき、2000人の候補者の中から「レオン」のヒロインに選ばれ映画デビュー。'97年には舞台「アンネの日記」でアンネ・フランク役を熱演して話題となる。少女時代から学業優秀で、'99年に名門ハーバード大学に入学し、2003年に卒業。中東問題や後進国の貧しい女性に資金を提供する運動に参加するなど、女優業以外にも独自の視野を広げている。