ブレンダン・フレイザー
幅広い役柄をこなすハンサム・ガイ
主演作「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」が18日(月)にTBS系で放送。
“ハムナプトラ”シリーズの主演で一気に知名度を上げたフレイザー。初主演作である'92年の「青春の輝き」や「きっと忘れない」('94)では真面目な優等生キャラを演じ、さわやかな印象を残したが、その一方で原始人にふんした「原始のマン」('92)、ゴリラに育てられた男を演じた「ジャングル・ジョージ」('97)などコミカルな役柄もこなし幅広い役選びをしている。
また、「くちづけはタンゴの後で」('96)では、気品のある双子の御曹司兄弟を演じ分け、世間から隔離されて育った純真無垢な青年役の「タイムトラベラー きのうから来た恋人」('99)で正統派の二枚目を演じたかと思えば、'98年の「ゴッド・アンド・モンスター」では同性愛というテーマに挑戦。老映画監督に好意を抱かれる青年役で、引き締まった肉体美を披露し女性ファンを虜にした。
そして'99年には“インディ・ジョーンズ”以来の新しいアドベンチャー・ヒーローとして人気を呼んだ「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」に主演し、鍛えられた体を生かし、タフな冒険家を熱演。続編の「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」までの間にも、フレイザーは、さえない男から6種類のナイスガイへ変身する「悪いことしましョ!」(2000)、自作の世界に迷い込んだ漫画家を演じた「モンキーボーン」(2001)のちょっとおバカな役まで、バラエティーに富んだ役柄に挑んでいる。どの作品のどの役柄にも見事にハマっていることからも、彼の演技力の幅や高さが伺える。
シリーズ第3作の「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」が8月16日より公開。いつもの大迫力のアクション・シーンに加え、成長した息子との親子関係も描かれている。さらには、東京ディズニーシーのアトラクションでお馴染みで、冒険SF小説の金字塔であるジュール・ベルヌの「地底旅行」の世界を完全映画化した「センター・オブ・ジ・アース」が10/25(土)に公開される。最新の立体デジタル撮影装置を使用した初の長編作品で、フレイザーの代表作がまたひとつ生まれるのではないだろうか。
PROFILE
'68年12月3日、米・インディアナ州生まれ。父親がカナダ観光局の役人だったため、世界中を転々として育った。大学もトロント大学、シアトルのコーニッシュ大学など変わるが、終始演劇を専攻。舞台やTVドラマの出演を経て、'91年「恋人のドッグファイト」で映画デビューを果たし、“ハムナプトラ”シリーズの大ヒットでスターの地位を築く。'98年に元女優のアフトン・スミスと結婚し2人の間に3人の息子がいるが、2007年12月に離婚を公表した。