キルスティン・ダンスト

子役から売れっ子演技派へと成長した女優
出演作「スパイダーマン」(2002)が26日(金)に日本テレビ系で放送。
3歳で芸能界入りを果たし、100本以上のTVコマーシャルの出演を経て'89年、ウッディ・アレン監督の「ニューヨーク・ストーリー」で映画デビュー。その後'94年に出演した「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」により、彼女の名前は一躍有名に。トム・クルーズ、ブラッド・ピッドが吸血鬼にふんした本作で、子どものまま吸血鬼にされた“少女の体を持つ大人”という難しい役どころを見事に演じきり、映画界の各賞を総なめにした。共演したトム・クルーズも当時11歳だったダンストに対し「まるでベテラン女優を相手にしているようだった」とその演技力を高く評価していた。
その後も、ウィノナ・ライダー、スーザン・サランドンといったベテラン女優と共演した「若草物語」('94)、主人公のガール・フレンドをキュートに演じた「スモール・ソルジャーズ」('98)とキャリアを重ね、'99年、ソフィア・コッポラの初監督作品「ヴァージン・スーサイズ」に出演。思春期の少女の揺れ動く感情の機微を繊細に表現し、子役から演技派女優へと華麗な転身を遂げた。続く2000年の「チアーズ!」では、問題を抱える名門チアリーディング・チームのキャプテンを等身大の演技で見せ、アイドル的存在に。そして人気アメリカン・コミックを映画化した大ヒットシリーズ“スパイダーマン”では活発なヒロインを好演し、新たな飛躍を遂げた。ジュリア・ロバーツと共演した「モナリザ・スマイル」(2003)で、人生に悩む女子大生にふんし、確かな演技力を見せつけた彼女は、「ウィンブルドン」「エターナル・サンシャイン」(共に2004)、オーランド・ブルームと共演した「エリザベスタウン」(2005)と、作品ごとに魅力を発揮し、その人気を不動のものに。
そして2006年ソフィア・コッポラ監督がマリー・アントワネットを等身大の1人の少女として捉えた「マリー・アントワネット」に出演。キルスティンは、王妃マリー・アントワネットをキュートかつゴージャスに見せながら、同時に彼女の孤独や苦悩も見事に体現してみせた。そんな彼女だが、今年2月にうつ状態のため、リハビリ施設に入院していた。現在は新作の恋愛ミステリー映画「オール・グッド・シングス(原題)」の製作中で、女優業も無事再開しているようだ。

PROFILE
'82年4月30日、米・ニュージャージー州生まれ。3歳でショー・ビズ界でのキャリアをスタートさせ、'89年、「ニューヨーク・ストーリー」で映画デビュー。'90年、家族でロサンゼルスに引っ越したことで、女優業に一層の力を入れるようになりTVシリーズ「シスターズ」にセミ・レギュラー出演する。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」('94)で見せた演技で数々の賞を受賞。その後も着実にキャリアを重ね子役から演技派女優へと成長し、“スパイダーマン”シリーズのヒロイン役で、一気に知名度を上げる。また、小児エイズ財団法人など、女性や子どものための慈善団体活動にも積極的に参加し活動している。

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