アン・ハサウェイ
2人の名女優に“お墨付き”をもらった期待の女優
出演作「プリティ・プリンセス」(2001)が15日(月)、「プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング」(2004)が16日(火)に衛星第2で放送。
こぼれんばかりの大きな目と、大きな口が印象的なハサウェイ。美しい顔立ちでありながら飾り気がなく親しみやすい彼女は、どこかジュリア・ロバーツと重なる雰囲気を持っている。映画デビューもロバーツと似ており、ロバーツの出世作「プリティ・ウーマン」('90)を手掛けたゲーリー・マーシャル監督による「プリティ・プリンセス」で映画デビュー。ある日突然、プリンセスになってしまった現代の女子高校生を等身大で演じ一躍ブレークした。共演者の名女優ジュリー・アンドリュースはハサウェイについて、「オードリー・ヘプバーンとジュリア・ロバーツを足したような、光るものが内にある。きっと大スターになるわ」と高く評価した。
続編「プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング」の後は、プリンセスのイメージを払拭しようと、「アン・ハサウェイ 裸の天使」(2005日本未公開)で、麻薬やけんかにおぼれる若者にふんし、ヌードにも挑戦。また、2005年度アカデミー賞で話題を呼んだ「ブロークバック・マウンテン」(2005)では、ロデオに出場する快活なテキサス娘役を熱演。その演技を「最高に優れている」と絶賛したベテラン女優メリル・ストリープと共演した「プラダを着た悪魔」(2006)で、ハサウェイの人気は確固たるものになった。ファッション業界を舞台に、雑誌編集長である鬼上司に振り回されながら成長していく新米アシスタントの姿をコミカルに描いた今作は、鬼上司にふんしたストリープの名演が高く評価されたが、同時に彼女に食らいついていくハサウェイ演じるアシスタントの姿が、20~30代女性の共感を呼び大ヒット。アンドリュースの予想通り今作でスターに上り詰めた。
その後は、英国作家ジェーン・オースティンを演じるロマンス史劇「Becoming Jane」(日本公開未定)や、スパイにふんしたアクション・コメディー「ゲットスマート」(2008)、セラピストを演じるサスペンス「パッセンジャーズ」(2009年3月公開)と出演作が目白押しだ。現在は、ティム・バートンの最新作「Alice in Wonderland」の撮影中。名作童話「不思議の国のアリス」が原作で、ハサウェイは「不思議の国のアリス」の続編「鏡の国のアリス」に登場する慈悲深い“白の女王”を演じる。
PROFILE
'82年11月12日、米・ニューヨーク市ブルックリン生まれ。弁護士の父親と舞台女優の母親の元に生まれる。'99年、名門演劇学校の俳優養成講座に史上最年少で入学。その3日後にはTVドラマ「ゲット・リアル」('99)のレギュラー出演が決まる。「ゲット・リアル」の演技がゲーリー・マーシャル監督の目にとまり、「プリティ・プリンセス」のヒロインに抜擢。ジブリ作品「猫の恩返し」(2002)の米国版や、童話「赤ずきん」をベースにしたCGアニメ「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」(2005)では声優にも挑戦。「プリティ・プリンセス」公開時は名門バッサー女子大の学生で、その後ニューヨーク大学にも通った才女でもある。