藤原竜也

新しい役柄に挑み続ける若き実力派
藤原竜也主演作「デスノート the Last name」(2006)が1月9日(金)に日本テレビ系で放送。
蜷川幸雄の秘蔵っ子と言われ、高い演技力と存在感で大活躍している若手実力派俳優の藤原。彼は'97年、15歳のときに、ロンドンのバービカン劇場で「身毒丸」('97)の初舞台を踏み、鮮烈なデビューを果たす。そして、「15歳で初舞台とは思えぬ存在感で、天才新人現る」と大絶賛された、その卓越した演技力で、しばらくは、舞台でキャリアを着実に積んでいく。映画界への初お目見えは、学園ミステリー「仮面学園」(2000)。初出演にして主演を務めた彼は、幼い頃のトラウマを抱えた仮面職人の青年役で、内面の複雑さを見事に表現した。そして同年、中学生同士を殺し合わせるという内容が物議を呼び、国会でまで論議されて話題となった「バトル・ロワイアル」に主演し、一般に知名度が高まった。彼が演じた七原秋也役は、次々に起きる殺りくと対峙するという非常に難しい役どころ。しかも、舞台でのキャリアが長い彼も、映画は、この作品がまだ2本目。普通ならプレッシャーに押しつぶされかねない状況の中、「苦労した映画は、それだけすごくいい。映画は、厳しいけれど、魅力的で面白い世界、もっともっと映画を勉強したい」と意欲を見せた。
こうして同作品で強烈な印象を残した彼は、その言葉通り、以降映画への出演を重ねていく。初めはTVドラマとして製作され、好評を得て劇場公開された三池崇史監督の「SABU・さぶ」(2002)、難病の弟を支えるために暗黒の世界に生きる兄にふんした「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」(2004)、孤高の天才をクールに演じた「デスノート 前編」(2006)と「デスノート the Last name」。そして、2008年7月に公開された「カメレオン」では、その顔立ちから高貴な役が多かった彼がハードボイルドな外見に変身、ノースタントでアクションに挑むなど、復しゅうに燃える詐欺師を熱演し、新たな魅力を開拓させた。
そんな数々の映画や舞台でのストイックなまでの演技で、常に観客を魅了する彼の次回主演作は、2009年秋公開予定の「カイジ」。大人気コミックの実写版で、彼の役は、自堕落な日々を送るフリーターという、今までと正反対のキャラクター。このカイジを、どう演じるか、彼の新境地に大注目である。

映画「カイジ」
2009年秋 全国東宝系ロードショー
(C)2009映画「カイジ」製作委員会

PROFILE
'82年5月15日埼玉県生まれ。'97年、15歳のときに蜷川幸雄に見いだされて以来、舞台を中心に活躍。2003年日本演劇史上最年少21歳でタイトル・ロールを演じた「ハムレット」で、主な演劇賞を総なめにした。その高い演技力と若きカリスマ性は、NYタイムズやワシントン・ポストが大絶賛するなど海外でも高く評価されている。'08年は、「デスノート the Last name」以来、2年ぶりに主演した「カメレオン」のほか、蜷川幸雄が監督を務めた映画「蛇にピアス」に友情出演。また、篠山紀信撮影の写真集でも話題を呼んだ。

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