チャン・ツィイー
華々しい活躍を続けるアジアン・ビューティー
主演作「ジャスミンの花開く」(2004)が26日(月)に衛星第2で放送。アジア映画をけん引する監督のひとり、チャン・イーモウにその才能を見出され、デビュー作でヒロインに抜擢された「初恋のきた道」('99)であどけなさが残る純朴な少女を好演したツィイー。「初恋の-」は第50回ベルリン国際映画祭で銀獅子賞にも輝くとともに、彼女の未知なる可能性を感じさせた作品となる。
そして彼女の才能は、2000年度アカデミー賞外国語映画賞ほか3部門に輝いた大河ロマン「グリーン・デスティニー」(2000)で早くも芽吹き始める。前作「初恋-」で見せた内気な少女とは一転、華奢な体からは想像もできないほどの見事な殺陣を披露するなどして、女剣士にあこがれる活発な女性を演じた彼女の姿には共演者のチョウ・ユンファ、ミシェル・ヨーも絶賛。この作品を境に国内外からも一層の注目を浴びるようになった彼女は、ジャッキー・チェン主演の「ラッシュアワー2」(2001)で映画出演3作目にしてハリウッドに進出し、自身初となる悪女役にも挑戦して演技の幅を広げる。
以降、韓国映画「MUSA 武士」(2001)や、中国映画「HERO」(2002)、木村拓哉との共演が話題となった「2046」(2003)などに出演。そして、ロブ・マーシャル監督が手掛けた「SAYURI」(2005)で演じた芸者役で、彼女はゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネート。受賞こそ逃すものの、その美貌と卓越した演技力でアジアのみならず世界の映画ファンをとりこにした。また最近では母国での2年ぶりの主演作「女帝(エンペラー)」(2006)をはじめ、アメリカ・日本・韓国・中国を舞台に精力的に映画出演を続けている。彼女の最新作「花の生涯-梅蘭芳-」が3月7日(土)より公開。本作で彼女は、激動の時代を愛と共に生きた天才女形“梅蘭芳”役のレオン・ライの愛人であり、京劇の男役を演じる女性を熱演している。
'79年2月9日、中国・北京生まれ。8歳から舞踏を始め、中学在学中には中国のダンス・コンテストで優勝。その後、演劇に興味を持ち、名門・中国中央演劇学院に入学。19歳の時、チャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」のヒロインに抜擢され映画デビューを果たす。清楚で凛とした雰囲気と、イーモウ監督に見出された経緯から、第2のコン・リーともよばれている。また、昨年行われた北京五輪では公式サイトの特派員記者を務めるなど、中国を代表する名女優のひとりとして注目を集めている。