アンディ・ラウ
俳優としても歌手としても頂点を極めるアジアのスーパースター
主演作「インファナル・アフェア」(2002)が16日(月)に、同じく主演作「インファナル・アフェアIII 終極無間」(2003)が18日(水)に、それぞれ衛星第2で放送。
“香港四天王”の1人としてトップの座に20年間にもわたって君臨し続けているアジアのトップ・スター、ラウ。'82年に映画デビューして以来、約120本という香港映画界屈指の映画出演本数を誇る彼は、「ゴッド・ギャンブラー」('89)などのコメディーから、「いますぐ抱きしめたい」('88)などの香港ノワールもの、そして「愛は波の彼方に」('99)などのラブストーリー、「女スパイ・川島芳子」('89)などの文芸大作から歴史ものまで幅広くこなし、鍛え上げられた肉体を生かした男っぽい骨太の演技で高い評価を得ている。
そんな彼の近年の代表作が、地盤沈下が激しい香港映画界を蘇生させたといわれる「インファナル・アフェア」シリーズ。2002年の香港映画賞を総なめにし、ハリウッドでリメークもされた本作で、彼は警察に潜入するマフィアを熱演したが、実は脚本にも全面的に参加していたという。また、全米で公開し、米ゴールデングローブ賞・外国語映画賞にノミネートされた中国時代劇作品「LOVERS」(2004)では、感情を素直に表現できない唐の捕吏という難しい役どころを好演した。これら作品への出演を経て彼は、アジア圏を超えた、国際的な知名度を獲得し、不動の人気を築いていく。
その後、命を狙われる冷静沈着なマフィアのボスを演じた「ベルベット・レイン」(2004)、元妻と恋の頭脳戦を繰り広げる泥棒にふんした「イエスタデイ、ワンスモア」(2004)、戦乱の世の中国で攻撃せずに防御だけを貫く“非攻”を掲げていた墨家の天才戦術家を知的に、クールに、そして人間味たっぷりに好演した日・中・韓合作の大作「墨攻」(2006)と、あらゆるジャンルに意欲的に取り組む。また現在、公開中の「三国志」(2008)では、たぐいまれな勇気と戦場での武勇により中国全土にその名を知られる英雄・趙雲を完璧に演じきっている。
こうして新作ごとにより深い味わいを増していく男優へと成長している彼の次回作は、ジェット・リー、金城武と共演した話題作「ウォーロード/男たちの誓い」(2009年5月8日公開)。西太后が君臨する激動の清朝末期を舞台に、義兄弟の契りを交わした3人の男たちの愛と友情、そして裏切りを壮大なスケールで描いており、彼は盗賊のリーダーにふんしている。
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PROFILE
'61年9月27日、香港生まれ。TV局の俳優養成所で演技を学び、卒業後、ドラマ出演を経て、'82年に「彩雲曲」(未公開)で映画デビュー。映画出演第2作目の「望郷」('82)で注目される。'86年から歌手活動にも進出し、ジャッキー・チュン、レオン・ライ、アーロン・クロックと共に“香港四天王”と呼ばれ、国民的歌手として人気を博す。「暗戦 デッドエンド」('99)、「マッスルモンク」(2003)で、香港のアカデミー賞と称される香港電影金像奨・主演男優賞、「ファイターズ・ブルース」(2000)で金紫荊賞・主演男優賞、「インファナル・アフェアIII」(2003)で台湾金馬賞・主演男優賞を受賞。達筆でも知られ、出演映画の題字を手掛けることもある(「ベルベット・レイン」「墨攻」など)。2008年北京オリンピック閉会式ではジャッキー・チェンらと共にフィナーレを飾った。