ダニエル・クレイグ

新生ボンドへのバッシングを絶賛に変えた実力派アクター
ダニエル・クレイグ出演作「トゥームレイダー」(2001)が6日(土)にフジ系で放送。
“007”シリーズの6代目ジェームズ・ボンドとして注目を集め、同世代の俳優の中で最も優れた1人と称えられるクレイグ。イギリスのチェスターに生まれた彼は、16歳でロンドンに移り、ナショナル・ユース・シアターの一員となる。その後、ロンドン・ギルドホール音楽演劇学校でユアン・マクレガー、ジョセフ・ファインズらと共に演技を学び、'91年に卒業。翌年、映画「パワー・オブ・ワン」('92)で映画デビューを果たす。
以降、TVドラマや舞台などで高い評価を得たクレイグは、「愛の悪魔/フランシス・ベーコンの歪んだ肖像」('99)で実在の画家、フランシス・ベーコンの恋人を演じ、エジンバラ映画祭の男優賞を受賞。実力派の俳優として広く知られるようになる。2001年にはアクション・アドベンチャー大作「トゥームレイダー」で、アンジェリーナ・ジョリー扮する主人公ララ・クロフトの恋人役をゲット。続いて「ロード・トゥ・パーディション」(2002)、「Jの悲劇」(2004)、「ミュンヘン」(2005)などで高い演技力を見せたクレイグは、2006年に「007/カジノ・ロワイヤル」で新生6代目ジェームズ・ボンドに大抜擢される。
クレイグの起用が発表された当初は、金髪で青い目の容姿がボンドのイメージと異なると、ボンドファンから様々なバッシングも受けた。しかし、実際に公開されるとシリーズ史上最高の興行成績を記録し、クレイグへの評価も一変。タフでセクシーなのはもちろん、内面の危うさを感じさせる新世紀のボンドを見事に演じ、英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど絶賛が集まった。
その後の主な出演作は「インベージョン」(2007)、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(2007)、「ディファイアンス」(2008)と順風満帆。“007”シリーズの2作目「007/慰めの報酬」(2008)では、アクションシーンの撮影中にクレイグ自身が顔や手を負傷するアクシデントに見舞われるも、その渾身の演技は期待を裏切らず、映画は大ヒットを記録した。
新作としては、スティーブン・スピルバーグ監督による映画「タンタンの冒険:なぞのユニコーン号」がアメリカで2010年に公開予定。クレイグは、極悪非情の海賊レッド・ラッカム役を演じる。“007”シリーズの新作「Bond 23」(仮)の製作も決定しており、イギリスで2011年に公開予定。ファンに求められる限りボンドを続けたいと言うクレイグ。鍛え抜かれた肉体にセクシーなスーツ姿のクレイグを世界が心待ちにしている。

PROFILE
'68年3月2日、英・チェスター生まれ。両親の離婚で幼少期は姉と共にリバプールの母の実家で育つ。16歳のときにロンドンに移りナショナル・ユース・シアターとギルドホール音楽演劇学校で演技を学ぶ。以降、TVドラマや舞台で経験を積み、イギリス演劇界で常に高い評価を受け、着実にキャリアを築く。ハリウッド映画にも数多く出演し、2006年には6代目ジェームズ・ボンドに抜擢。私生活では、'92年に元女優のフィオラ・ロードンと結婚し女の子をもうけるが、'94年に離婚。その後、7年間ドイツの女優、ハイケ・マカッシュと同棲する。現在は、映画プロデューサーの日系人サツキ・ミッチェルと交際中。

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