ダニエル・ラドクリフ

世界のアイドル・スターから役者の道を進む青年へ
ダニエル・ラドクリフ出演作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004)が12日(日)にテレビ朝日系で、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007)が17日(金)に日本テレビ系で放送。
魔法学校に入学した少年ハリーの冒険と成長を描くJ・K・ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズの映画化で、主役のハリー・ポッターを演じ、世界の注目を集めたラドクリフ。幼い頃から演技に興味があった彼は、'99年に英BBCで放送されたTVドラマ「デビッド・コパーフィールド」で、コパーフィールドの幼少時代を演じ、俳優デビュー。その後、ピアース・ブロスナン主演のサスペンス「テイラー・オブ・パナマ」(2001)でスクリーンに進出する。そして同年、世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッターと賢者の石」の映画化に際し、約3000人という候補者の中から主人公のハリー・ポッター役を射止める。シリーズ第1作目、第2作目の監督を務めたクリス・コロンバスは「ダニエルを見た瞬間、その場にいた全員が『この子だ』と確信した」と語っている。シリーズ2作目以降、ダニエルの成長に伴いハリー役の降板も噂されたが、原作者とファンの支持を受け、続投が決定した。
「ハリー・ポッター」以外の役柄にも積極的に挑むラドクリフは、BBC制作のコメディー・ドラマ「エキストラ2:スターに近づけ!」(2006)に本人役でゲスト出演。子どものイメージに思い悩み、だれかれ構わず女性を口説きまくるというパロディーを演じた。続き、第一次世界大戦を舞台に、17歳の少年将校を演じたTVドラマ「ダニエル・ラドクリフのマイ・ボーイ・ジャック」(2007)、初恋に揺れ動く思春期の少年を演じた「ディセンバー・ボーイズ」(2007)に出演。
さらに、ロンドンのウエスト・エンドで上演された舞台「エクウス」(2007)で、馬に異常な執着を見せる少年・アランを好演し、舞台上での全裸シーンにも話題が集まる。翌年には「エクウス」のニューヨーク上演が始まり、ブロードウェイ・デビューを果たす。

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」新作としては、「ハリー・ポッター」シリーズの第6弾、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が、2009年7月15日(水)に日米同時公開。続き、「ハリー・ポッター」シリーズの最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」の第1部が2010年11月、第2部が2011年に公開予定。さらに、若くしてソマリアで亡くなったフォト・ジャーナリスト、ダン・エルドンを描く「ザ・ジャーニー・イズ・ザ・デスティネーション(原題)」の主演が決定している。

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PROFILE
'89年7月23日、英・ロンドン生まれ。著作権代理業者の父親と、キャスティング・ディレクターの母親の間に生まれる。子役として活動を始め、'99年にBBC制作のTVドラマ「デビッド・コパーフィールド」で主人公の少年時代を演じ、俳優デビュー。2001年には、映画「ハリー・ポッターと賢者の石」の主役に抜擢され、世界的な人気者になる。その演技が評価され、英バラエティ・クラブの新人賞、イタリアの映画賞ダビッド・ディ・ドナテロ賞を受賞。最近では、自身がディスプラクシア(日本では、総合運動障害、協調運動障害)の障害を抱えていたことを告白。靴紐が結べないことや、きれいな字が書けないなどの軽いものではあったが、幼少の学校生活ではうまく出来ないことも多く、活躍する場を演技に見いだしていったのだという。

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