スカーレット・ヨハンソン
若さと才能あふれる今最もセクシーな女優
主演作「理想の女〈ひと〉」(2004)が21日(水)に衛星第2で放送。
往年の名女優を思わせる端正な顔立ちと、セクシーなスタイルが魅力のヨハンソン。子役でデビューし、さまざまな作品に出演してきた彼女は、インディーズ映画で名をあげた演技派女優だ。映画初主演作「のら猫の日記」('96)では、11歳にしてインディペンデント・スピリット映画賞の主演女優賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。ヒロインに抜てきされたロバート・レッドフォード監督の文芸大作「モンタナの風に吹かれて」('98)や、ソーラ・バーチやスティーブ・ブシェミなど個性派俳優と共演した青春映画「ゴーストワールド」(2001)などで着実にキャリアを重ねる。
そんな中、大きな転機となったのが、ソフィア・コッポラ監督が手掛けた「ロスト・イン・トランスレーション」(2003)だ。言葉の通じない東京で偶然出会ったハリウッド俳優と心を通わせていく若妻役を、繊細な演技と瑞々しいセクシーさで好演。画家フェルメールに名画を描かせた架空のヒロインを、清楚かつ無垢な演技で表現した「真珠の耳飾りの少女」(2003)も高評価を受け、同年のゴールデングローブ賞の女優賞にダブルノミネートされるなど一躍ハリウッド期待の若手女優となった。その後は、人間に臓器提供するため命の危機を迎えるクローンにふんしたSFアクション「アイランド」(2005)や、オスカー・ワイルドの戯曲を映画化した恋愛ドラマ「理想の女〈ひと〉」などさまざまな作品に引っぱりだこ。さらに、ブライアン・デ・パルマやウッディ・アレンなど名だたる監督との仕事を通して女優としての幅を広げていく。
特に近年のアレン作品においては、彼の新たなミューズとしてその魅力を振りまいている。「マッチポイント」(2005)では、当時19歳ながら、主人公を翻ろうする小悪魔的な女性をセクシーな魅力全開で熱演。官能的なラブ・シーンにも挑戦し、圧倒的な美しさと女優としての存在感を印象付けた。スクープを狙って殺人事件の調査に深入りしていく女子大生にふんした「タロットカード殺人事件」(2006)では、出演も兼ねたアレンと絶妙なコンビぶりを披露し、キュートなコメディエンヌとしての魅力を発揮。今年公開された「それでも恋するバルセロナ」(2008)でも主演を務め、バツイチの画家とアバンチュールを楽しむ奔放な女性役を好演した。“ウッディとわたしは相思相愛のカップル”と語るように、まだまだアレン監督によって彼女の新たな魅力が引き出されそうだ。
新作としては、来年初夏に公開される大ヒットSFアクションの続編「アイアンマン2」に出演。ヨハンソンは、自慢のブロンドを赤毛に染め、ロバート・ダウニーふんするアイアンマンを誘惑するロシアの女スパイ“ブラック・ウィドー”を演じる。
PROFILE
'84年11月22日、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。名前の由来は「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラから。幼いころから女優の仕事に興味を持ち、8歳のときにオフブロードウェーで初舞台を踏む。「ノース 小さな旅人」('94)で映画初出演。2006年には「世界で最もセクシーな100人」の1位に選ばれた。ニューヨークを舞台にしたオムニバス映画「ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー」(2008)では監督業にも挑戦。また、昨年はトム・ウェイツの楽曲をカバーしたアルバム「レイ・マイ・ヘッド」で歌手デビューも果たした。プライベートでは、ジャレット・レトやジョシュ・ハートネットらとの交際を経て、俳優のライアン・レイノルズと結婚した。