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ヒュー・グラント

イギリスが生んだ“ラブ・コメ”の貴公子
ヒュー・グラント出演作「ラブソングができるまで」(2007)が21日(水)に衛星第2で放送。「トゥー・ウィークス・ノーティス」(2002)、「ラブ・アクチュアリー」(2003)などラブ・コメディーには欠かせない存在となったグラント。デビューから2作目となる「モーリス」('87)でベネチア映画祭主演男優賞を受賞し、その後、英国在住の日本人作家カズオ・イシグロの同名小説を映画化した「日の名残り」('93)や、シャイな貴族の青年に扮した「いつか晴れた日に」('95)などに出演を重ね、“正統派美男子スター”として知名度を上げていく。'95年「9か月」でハリウッドでのデビューを果たし、以降、ジュリア・ロバーツと共演した「ノッティングヒルの恋人」('99)や、マフィアの父親を持つ恋人との騒動を描いた「恋するための3つのルール」('99)、ウッディ・アレン監督の「おいしい生活」(2000)など立て続けにコメディーに出演。どじだが憎めない男をコミカルな演技で見せ、それまでのピュアな好青年のイメージを一変させた。
そして、「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001)では女ったらしのヒロインの上司を、「アバウト・ア・ボーイ」(2002)では親の遺産でのほほんと暮らす独身貴族を好演。さらに、「ラブソングができるまで」では、復活に懸ける、落ちぶれた元ポップ・ミュージシャンを熱演した。
2009年には、「噂のモーガン夫妻」で、浮気をしてしまい、悪化した妻との関係を修復しようと奔走する敏腕弁護士役を演じている。“セックス・アンド・ザ・シティ”シリーズのサラ・ジェシカ・パーカーと夫婦役を演じ、話題になったことは記憶に新しい。“だめ男”を独自の味で“愛すべき存在”に変えてしまう持ち前のコメディー・センスは年々磨きがかかり、スター俳優としての地位を築き上げている。

PROFILE
'60年9月9日、英・ロンドン生まれ。オックスフォード大学在学中に同大学の映画協会製作の「オックスフォード・ラヴ」('82)に出演し、卒業後、劇団に入った。'87年「モーリス」で注目を集め、「フォー・ウェディング」('94)で人気に火がつく。その後、「ノッティングヒルの恋人」、「ブリジット・ジョーンズの日記」、続編となる「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(2004)などヒット作に次々と出演。ハリウッド・トップ・スターの仲間入りを果たす。私生活では、女優のエリザベス・ハーレーと13年間交際を続け、2人で製作プロダクションを設立するまでに至るが、2000年に破局した。

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