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宮崎あおい

天才的な演技力とキュートな顔立ちで日本映画界をリードする若手女優宮崎あおい
出演作「陰日向に咲く」(2008)が28日(金)に日本テレビ系で放送。幼くてあどけない等身大の少女の笑顔を見せたかと思うと、その童顔からは想像もできないほどの恐ろしく冷たい無表情な一面を見せたりと、作品ごとに全く別の“顔”を見せてくれる宮崎。特に、「EUREKA ユリイカ」(2000)や「害虫」(2002)、「ラブドガン」(2004)など、どこか孤独で陰のある少女を演じたときの存在感は圧倒的で、その演技力は、「害虫」の塩田明彦監督をはじめ多くの映画関係者に“天才肌”と評されている。
そんな彼女は、作品ごとに異なる役柄と出会うことに喜びを感じるという。そういった意味では、おしゃれ好きで恋愛体質の20歳の女の子を演じた「NANA」(2005)、ジャズピアニストを目指す活発で感受性豊かな少女を演じたNHKの連続テレビ小説「純情きらり」(2006)への出演は、彼女にとって刺激的で、かつ大きな転機となったに違いない。大ヒットしたこの2作品で、従来見せていなかった明るく前向きなキャラクターを演じたことは、女優としてのポテンシャルの高さを改めて示しただけでなく、彼女の一般的な知名度を上げることにも成功した。2007年には、京都とソウルを舞台にした日韓合作のラブ・ストーリー「初雪の恋 ヴァージン・スノー」、過去に傷を持つ人々の物語が交錯する人間ドラマ「サッド・ヴァケイション」など話題作に次々出演。
そして、2008年にはNHK大河ドラマ「篤姫」で、主人公の篤姫に抜てきされ、大河ドラマ史上最年少での主演を果たした。これまで映画をメインに活動してきた彼女は、TVドラマでもその才能を遺憾なく発揮し、若手演技派女優としての地位を確固たるものとした。その後、お笑い芸人・劇団ひとりのベストセラー小説を映画化した「陰日向に咲く」、中年おやじパンクバンドに振り回されるOLを演じた「少年メリケンサック」(2008)などに出演。常に映画にひっぱりだこな一方で、CMにも多数出演しており、彼女の姿を見ない日はないと言っても過言ではないだろう。漫画家・浅野いにおの人気同名コミックを映画化した「ソラニン」(2010)では、ギターと歌にも初挑戦している。そんな彼女の次回出演作は「オカンの嫁入り」(2010年9月4日公開)で、大竹しのぶとの親子役に挑戦する。

PROFILE
'85年11月30日、東京都生まれ。4歳で子役デビュー。'99年ごろから本格的に女優としての道を歩み始め、映画の仕事を中心にCMやTVドラマで活躍。青山真治監督が手掛けた「EUREKA ユリイカ」での印象的な演技で脚光を浴びると、「害虫」ではナント三大陸映画祭で主演女優賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。2004年には初舞台となった「星の王子さま」でゴールデンアロー賞演劇新人賞を受賞。趣味は写真で、「ただ、君を愛してる」(2006)の劇中でも彼女が撮影した写真が一部使用されている。兄で俳優の宮崎将とは「EUREKA ユリイカ」、「初恋」(2006)で共演を果たしている。ほかの代表作に「闇の子供たち」(2008)、「劔岳 点の記」(2009)など。

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