伊藤英明
スマートな二枚目から進化を遂げた“熱血漢”俳優
主演作「海猿 ウミザル」(2004)が18日(土)にフジ系で放送。
'97年にTVドラマ「デッサン」で俳優デビュー。その後、多数の作品に出演し、2000年、「ブリスター!」の熱狂的なフィギュア・マニア役で映画初主演を果たす。2001年の「陰陽師」では野村萬斎演じる安倍晴明と共に悪霊退治に挑む源博雅を演じ、続編にも出演。一作目では清明と出会ったばかりで“のろい”や“死”の恐怖におびえていた博雅を演じていたが、2003年に作られた「陰陽師II」では清明の相棒として成長した姿を見せる。
ここまでの伊藤はどちらかといえば優しくてスマートな二枚目の役かTVドラマ「YASHA“夜叉”」(2000 テレビ朝日系)や「白い巨塔」(2003- フジ系)などで演じていた知的でクールな役が多かった。このイメージを覆したのが2001年の海上保安官のエリートである潜水士を目指す青年たちの成長を描いた「海猿 ウミザル」。この作品で伊藤は役の仙崎大輔同様にその肉体を鍛え上げ、熱血漢の青年を等身大で演じ本領を発揮した。
その後「海猿」はシリーズとなり、TVドラマ、第2作「LIMIT OF LOVE 海猿」(2005)と作られ、「撮影の最中、“仙崎大輔”という役と一体化していくようだった」本人がコメントするくらい、“海猿”シリーズの“仙崎大輔”は彼の代表的な役となった。その後、巨大台風が襲う東京が舞台の「252 生存者あり」(2008)では元ハイパー・レスキューの男を演じた。伊藤は、娘を助けると共に一緒に地下に閉じ込められた人を励ましつづける主人公をたくましく演じている。
18日(土)には「海猿」の3作目となる「THE LAST MESSAGE 海猿」が公開。今回、伊藤演じる仙崎は海上巨大天然ガスプラント施設で起きた火災事故に立ち向かい、施設内に取り残された人々を救い出す。
PROFILE
'75年8月3日、岐阜県生まれ。1993年に第6回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞。映画のデビュー作は「秘密」('99)。ほか、「この胸いっぱいの愛を」(2005)、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(2007)、「カムイ伝」(2009)などにも出演。ドラマでは「救命病棟24時(第2シーズン)」(2001 フジ系)、「天体観測」(2002 フジ系)、「弁護士のくず」(2006 TBS系)など多数のヒット作に出演している。