カテゴリー

ジェフ・ブリッジス

ついに“無冠の帝王”の名を返上したベテラン演技派俳優

出演作「アイアンマン」(2008)が20日(日)にテレビ朝日系で放送。
俳優のほかにミュージシャン、写真家、画家など多彩な顔を持つブリッジス。俳優という仕事の素晴らしさを教えようとする父ロイドに誘われ、兄ボーと共にTVで父と共演するなど、幼少時から演技を通して自分以外の人物になることの面白さを知る。映画デビュー作「怒りを胸にふり返れ!」('70)以降、数々の作品に出演してきた彼は、アカデミー賞において「ラスト・ショー」('71)、「サンダーボルト」('74)、「ザ・コンテンダー」(2000)で助演男優賞候補、「スターマン 愛・宇宙はるかに」('84)で主演男優賞候補となりながらも受賞経験はなく、米国の雑誌等で“最も過小評価されている俳優の一人”と言われていた。だが、落ちぶれたミュージシャンの苦悩と再生を描いた「クレイジー・ハート」(2009)で、5度目のノミネートにしてついに主演男優賞を獲得。彼は脚本が送られてきた時点で音楽映画にも関わらず音楽担当者が決まっていなかったこと、また出演作「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」('89)を超す満足度を得られる音楽映画はないだろうと思っていたことから、本作への出演を1度断っている。しかし、30年来の友人でもあり、同作でアカデミー賞歌曲賞を獲得したプロデューサー、T・ボーン・バーネットの参加を知り出演を決めた。
長い俳優生活の中で、若さを持て余した生意気な田舎の青年から円熟した魅力を感じさせる大人の男性へと演じる役柄も変化。変幻自在な役者となったブリッジスは毎回、演じるキャラクターと自分との共通点を探し、そこから役作りをするという。これからも俳優、ミュージシャンなどの経験を生かした説得力のある演技で見る者を魅了し続けるであろう彼の次回作は、'69年製作の西部劇「勇気ある追跡」のリメークで、2010年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている「トゥルー・グリット」。父親を殺され復しゅうを誓った少女に依頼され、犯人を追う保安官を演じる。3月18日(金)から公開。

PROFILE
'49年12月4日、米・カリフォルニア州生まれ。両親も兄も俳優という芸能一家に生まれ、生後6カ月から子役として活躍。高校卒業後はニューヨークに行き本格的に演劇を学ぶ。アクション、サスペンス、コメディーなど演技の幅が広く、代表作はアカデミー賞ノミネート作品のほか、「ラスト・アメリカン・ヒーロー」('73)、「フィッシャー・キング」('91)、「シービスケット」(2003)など。'77年に結婚した妻との間に3人の娘をもうけている。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.television.co.jp/mova/mt-tb.cgi/18656

カレンダー

2012年03月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
rss