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ビリー・ボブ・ソーントン

俳優、脚本家、監督、ミュージシャン、4つの顔を持った個性派俳優

出演作「イーグル・アイ」(2008)が18日(土)にフジ系で放送。
俳優、脚本家、監督、ミュージシャンとしてマルチに活躍するボブ・ソーントン。27歳の時に脚本家と俳優を志した彼は、「ハンターズ・ブラッド」('86、日本未公開)で映画デビュー。その後、長い下積み時代を経て、「幸福の条件」('93)、「デッドマン」('95)などに出演。
また、「ファミリー 再会のとき」('96、日本未公開)では脚本を手掛け、フィルム・メーカーとしての足場を固めていく。翌年には、監督・脚本・主演の3役をこなした「スリング・ブレイド」('96)でアカデミー賞脚色賞を受賞。知的障害のある殺人者という難役を演じ切り、主演男優賞にノミネートされる。
本作で一気に知名度を上げた彼は、「アルマゲドン」('98)で人気俳優ブルース・ウィリスと共演、同年の「シンプル・プラン」ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、ハリウッド俳優としてのキャリアを順調に重ねていく。
俳優業以外でも、サム・ライミ監督の「ギフト」(2000)に脚本家として参加し、マッド・デーモン主演の「すべての美しい馬」(2000)では監督・製作をするなど多才ぶりを発揮。
その後、「バーバー」(2001)の床屋を営む寡黙で憂鬱な男性、「チョコレート」(2001)の無愛想な刑務所の看守役で渋味の効いた演技を見せると、サンタ姿の泥棒に扮した「バッドサンタ」(2003)では一転して汚い言葉を連発。シリアスからコメディーまでこなす個性派俳優としての地位を確立していく。
「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」(2005)では近年はまり役となっている“不良中年”を演じる一方、「庭から昇ったロケット雲」(2006)では純粋なまなざしで夢を追い掛ける父親役を好演し、新たな一面を見せた。アクの強さと繊細さを兼ね揃えた彼は、ハリウッドに欠くことのできない俳優の一人として、その存在感をますます高めている。
そんな彼が、麻薬中毒の刑事を怪演している「ファースター 怒りの銃弾」(2010)は現在公開中。また、暴力的な田舎者の兄弟が騒動を巻き起こすコメディー「The Baytown Disco(原題)」(2012)への出演も決まっている。

PROFILE
'55年8月4日、米・アーカンソー州生まれ。プロ野球チーム“カンザスシティ・ロイヤルズ”へ入団を希望したがけがで断念。大学に進学し、心理学を専攻するが中退。ミュージシャンに転身した後、'81年、ロサンゼルスの演劇学校で演技を学ぶ。2005年には「狂っちゃいないぜ」('99)で共演したアンジェリーナ・ジョリーと5度目となる結婚を経験するも、2003年に離婚。脚本家、俳優業の傍ら自身のバンド“ザ・ボックスマスターズ”で活動中。

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