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最優秀作品賞

「踊る大捜査線」

フジ系

サラリーマン的な愛すべき刑事らの日常

脚本=君塚良一/演出=本広克行、澤田鎌作/主題歌=「Love Somebody」織田裕二withマキシ・プリースト/出演=織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、水野美紀、小野武彦、斉藤暁、小林すすむ、佐戸井けん太、ユースケ・サンタマリア、北村総一朗、いかりや長介ほか

脱サラしてあこがれの刑事になった青島(織田裕二)が、理想と現実のギャップにあ然としつつも一人前の刑事として成長していく。警視庁と警察署の関係や刑事らのサラリーマン的な日常をコメディータッチで描き、現在も熱い支持を受ける“新しい”刑事ドラマ。いかりや長介、ユースケ・サンタマリアら助演陣の配役の妙も光った!

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主演男優賞

織田裕二

「踊る大捜査線」フジ系

常連・織田裕二さすがの強さで3度目の受賞

読者、審査員、TV記者とも織田が堂々1位。「お金がない!」('94年 フジ系)、「真昼の月」('96年 TBS系)に続き3度目のVを堂々と決めた。ユニークな発想と行動が実にさわやかで、営業マンから転進した“刑事らしくない刑事”がハマった。青島の定番・カーキのコートも流行。

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主演女優賞

常盤貴子

「理想の結婚」TBS系

こちらも常連! 常盤貴子&和久井映見の一騎打ち

「愛していると言ってくれ」('95年)、「真昼の月」('96年、ともにTBS系)に続きこちらも3度目。ともすれば嫌みになりがちな明るくはじけたキャラを、コテコテの関西弁を生かし素直にかわいらしく演じた。竹野内 豊がぶっ倒れる勢いで抱きつくお約束のシーンも抜群にキュートだった。

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助演男優賞

渡部篤郎

「ストーカー 逃げきれぬ愛」日本テレビ系

本格派・渡部篤郎が旬の2人をかわす!

読者票こそ反町隆史に1位を譲ったものの、審査員・TV記者票では堂々1位の技巧派・渡部がV。前半はヒロインを追いつめる姿がひたすら恐ろしく、後半は狂気の裏側にある哀しみが胸を打った辰也役。彼の異常な行動と、渡部の並外れて豊かな表情からはとにかく目が離せなかった!

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助演女優賞

雛形あきこ

「ストーカー・誘う女」TBS系

熱演・雛形あきこ勝利、深津絵里惜しくも及ばず

読者・審査員票2位、TV記者票3位の雛形が、読者・TV記者票1位の深津に競り勝った。大映ドラマ特有の劇画調の作品に、文字どおり体当たりで挑戦。うっとりと夢見るような笑顔も秀逸で、激しい思い込みをするミチルの異常さを、テレを捨てた“いっちゃった”目で潔く見せた。

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主題歌賞

「スカーレット」スピッツ

「メロディ」TBS系

力作3曲の大接戦、スピッツが逃げきる

いかにもスピッツらしい優しさにあふれた、アコースティックなほのぼのナンバー。サチコ(小泉今日子)親子が土手でたわむれるタイトルバックにも、人情味あふれるストーリーのシメにも、しっくりハマって涙を誘った。楽曲のよさの勝利。

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新人俳優賞

濱田マリ

「恋のバカンス」日本テレビ系

新人離れした個性派・濱田マリがV

「踊る大捜査線」のユースケ・サンタマリアに競り勝ち、一見気が強いが実はいじらしいちはる役で受賞。コテコテの関西弁と姑息(笑)な行動がなんともカワいかった。新人とは思えない堂々とした役者ぶりを披露し、独特の個性で注目を集めた。

ベストドレッサー賞

りょう

「恋のバカンス」日本テレビ系

モードなオフィス・スタイル

個性的なスーツの着こなしがキマっていた「恋のバカンス」のアパレルデザイナー・優紀役のりょうが受賞。優紀の衣装はスタイリスト・今村文子さんが調達。細身のシックなスーツで襟元にアクセント、で洗練された印象。りょうの個性にもバッチリハマった。

脚本賞

君塚良一

「踊る大捜査線」フジ系

主人公が犯人を追跡し逮捕するシーンなど、刑事ドラマに欠かせない“お約束”をあえて排除。メーンはあくまでも刑事たちの日常で、軽妙な社会派ドラマの味わいが新鮮だった。

監督賞

本広克行、澤田鎌作

「踊る大捜査線」フジ系

“張り込みグッズ”などのアイテムで刑事の職場のリアリティーを出し、ていねいな人物描写とテンポのいい会話でやりとりも魅力たっぷりに見せた。作品全体に流れる爽快感が印象的。

撮影賞

「サイコメトラーEIJI」

日本テレビ系

画質の粒子が粗い揺れる映像で、生々しさと今っぽさを表現することに成功した「サイコメトラーEIJI」がダントツ1位。ドラマ離れしたミュージックビデオのようなカッコよさに引きつけられた。

キャスティング賞

「恋のバカンス」

日本テレビ系

出演の明石家さんまはじめ、フレッシュな女優陣、舞台出身の実力派男優たちの、個性を生かしたキャスティング。「恋も2度目なら」('95年)でも同賞を受賞した神蔵克Pが2度目の栄冠を手にした。

タイトルバック賞

水田伸生

「恋のバカンス」日本テレビ系

写真家・平間至氏がホテルの一室で明石家さんまを撮影。水野伸生Dが計179カットをリズミカルに編集した。写真嫌いのさんまの生き生きした素顔を引き出した、アイデアと手腕の勝利。

ザテレビジョン特別賞

「ふたりっ子」

NHK総合

本賞は第14回までは朝、昼放送のものは対象外。が、物語性に富んだ大石静脚本や配役の妙で、従来の“朝の連続テレビ小説”の殻を破った「ふたりっ子」の完成度をたたえ特別賞に。

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