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最優秀作品賞

「ひとつ屋根の下2」

フジ系

パート1を超える劇的な展開で勝利

脚本=野島伸司/演出=永山耕三、武内英樹ほか/主題歌=「サボテンの花」チューリップ/出演=江口洋介、福山雅治、酒井法子、いしだ壱成、大路恵美、山本耕史、松たか子、森田剛、黒田勇樹、宇梶剛士、山本圭ほか

'93年のパート1から2年後の設定。あんちゃん(江口洋介)率いる愛すべき柏木ブラザーズは、小雪(酒井法子)の白血病などよりシリアスな問題に、持ち前の団結力で立ち向かう。パート2から仲間入りした松たか子、森田剛らも華を添え、笑いと涙も増量、見る者を飽きさせず、かつ裏切らない劇的展開の勝利。

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主演男優賞

草なぎ剛

「いいひと。」フジ系

初主演で圧勝の1位、役者・草なぎ大ブレーク

“他人の幸せは自分の幸せ”が信条の優二役で初主演。困っている人を見るとどんな犠牲をはらってもつい助けてしまう。仕事も私生活もウソは一切ナシ。いつも全力疾走で笑顔を絶やさないという、デフォルメされたキャラクターを、正攻法で違和感なく見せた力量は賞賛に値する。

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主演女優賞

薬師丸ひろ子

「ミセス シンデレラ」フジ系

20年ぶりのTVドラマ出演、薬師丸ひろ子が文句なしの受賞

読者の圧倒的な支持を得た薬師丸。不倫ドラマなのにドロドロした後味の悪さがなかったのは、彼女の清潔な存在感あってこそ。夫(杉本哲太)や姑(江波杏子)への気のつかい方、“恋”をとまどいつつも楽しむさまなど、ひとつひとつのしぐさやことばは真実味と愛らしさにあふれていた。

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助演男優賞

内野聖陽

「ミセス シンデレラ」フジ系

2位にWスコアの読者票で、混戦抜け出し内野聖陽が受賞

読者票で2位にWスコアの差をつけた内野がTV記者票もトップで初受賞。若き世界的指揮者としての威厳、恋への真摯な態度、後半のうつろな表情…。さわやかなだけではない光の人間性に女性ファンは夢中に。「ふたりっ子」('96~'97年 NHK総合)同様、確かな存在感が光った。

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助演女優賞

室井滋

「ギフト」フジ系

助演女優大豊作の今期を演技派・室井滋が制する

読者・TV記者票1位の酒井法子をかわし、審査員票1位の室井が貫禄のV。ウマさは説明するまでもなし。ハデハデの外見、部下をアゴで使うヤリ手ながら女らしい小心をも内に秘めた腰越役。野長瀬(今井雅之)らとの掛け合いも抜群のテンポで見せる。安心して楽しませていただきました。

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主題歌賞

「DO NOT」藤井フミヤ

「ミセス シンデレラ」フジ系

ラブストーリー盛り上げたフミヤ・バラード競り勝つ

フミヤがスケールの大きいバラードで勝利。ファルセットを多用した難曲をさすがの歌唱力で表現、聴く者の胸に迫る名曲に。出だしのオルガンふうの音色や透明で力強い歌声が、大人の恋愛を美しく包み込んだ。

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新人俳優賞

河村隆一

「ふたり」テレビ朝日系

大充実の激戦を河村隆一が勝利

実加(奥菜恵)の心の支えとなっていく、心に孤独を抱える青年・智也役。ヒロインが悲しみ、困ったときに助けにくるいわばヒーロー役ながら、押しつけがましさを感じさせない自然な存在感。回を追うごとににじみ出る優しさに引きつけられた。

ベストドレッサー賞

長塚京三

「理想の上司」TBS系

木村拓哉を抑え長塚京三が栄冠に

“理想の上司”ファッションを絶妙な色づかいで体現した長塚が受賞。見るからに上質の背広と、黄やピンクなどきれいな色を微妙に取り入れつつも嫌みにならないネクタイがポイント。たま~に登場したオフ・スタイルもさわやかにキマってた。

脚本賞

山田太一

「ふぞろいの林檎たちIV」TBS系

「ギフト」飯田譲治氏、「ひとつ屋根の下2」野島伸司氏、「総理と呼ばないで」三谷幸喜氏を山田氏が“深み”で制した。ホスピスや酒屋のコンビニ化を題材に現代を多面的に描いた。人物造形の深さに脱帽。

監督賞

星護、村上正典、加門幾生

「いいひと。」フジ系

倍速モードや、足跡(靴跡)の多用など、自由な遊び感覚で楽しい絵づくりを実践した「いいひと。」演出陣が受賞。人物のアップと、スケール感のある引きの絵の対比が魅力的だった。

撮影賞

「FIVE」

日本テレビ系

手持ちのカメラによる独特の“動く”映像や、スリリングで細かいカット割りでサスペンスフルな気分を盛り上げた「FIVE」が受賞。“アジト”の煙った地下的な雰囲気も印象的。

キャスティング賞

「ギフト」

フジ系

レギュラー陣はもちろん、緒形拳、桃井かおりらゲストもスゴかった「ギフト」がV。ノー天気な千明役がハマった篠原涼子、犯罪マニア役の忌野清志郎もイイ味を出してました。

タイトルバック賞

河毛俊作

「ギフト」フジ系

主題歌「TOKYO JOE」の曲調にピッタリのアジアンテースト。“荷物”がかってに動くなどの場面ではCG技術を駆使、一方で由紀夫(木村拓哉)が肉体を駆使して激走する対比が生きた。

ザテレビジョン特別賞

「ふたり」ロケ・スタッフ

テレビ朝日系

出演者にも大好評だった「ふたり」のロケ地。坂道やその下の海、レンガ色の住宅街など、異国情緒とノスタルジーをたっぷり含んだ横浜の景色が、せつない物語とともに胸にしみた。

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