監督賞
大谷太郎、狩山俊輔
最終回の構成に驚きと評価の声!
2位に大差をつけ、「銭ゲバ」が受賞。「ドキュメンタリーのような撮影手法で、より緊迫感をあおった」と、特に最終回の演出に票が集まった。「ありふれた奇跡」は、「会話劇を大切にしていた」と評価が。
「やりたいことを最後までやりぬこうと始めた作品だったので、すごくとんがっていたし、でもそれが最後までできたっていうことで、すごく自分の中では勝負した作品でした」こう語り始めた大谷太郎さん。穏やかな優しい口調の中に、作品に対する情熱を感じる方です。制作段階早々に起きた秘密を教えてくれました!
「テレビ局の僕が言ってはいけないんですけど、スポンサーがいなかったっていうのがけっこうありましたよ(笑)1話撮ってるときにプロデューサーが『監督、本編13秒長くなりました』『なんで?』って言ったら『スポンサーが2社降りたので、提供バックが15秒から6秒になりました』って。『結果10数秒中身が多く流せます』ってうれしそうに言っていた(笑)。『いいのかなぁテレビ局として』って思いましたよ。今までそんなことってないので。ま、それが一般の社会の反応でもあるなって」大変ですね、「銭ゲバ」のようなチャレンジ作品って…。
これから手がけてみたい作品を聞いてみました。「個人的には歴史大河モノですね。一人の人間が歴史にのまれてふんばろうとするけど歴史に流されちゃうみたいな。でも『銭ゲバ』もかなりよく出来上がっているので、そうそうできる企画ではないですよ…。普通成立しないですよね、こういう作品、テレビ局でいうとね」と笑いながら教えてくれた大谷さん。前代未聞のチャレンジドラマ、またお待ちしています!

