難しい設定を巧妙に描いた演出力が高評価
TV記者、審査員ともにダントツの1位。主人公が江戸時代にタイムスリップするという演出が難しいストーリーだったが、登場人物の心情を丁寧に描き、毎回盛り上がりどころを作り、視聴者を引き付けた。2位は光と影の見せ方や繊細な絵作りが高評価を得た「天地人」。3位は臨場感あふれるスリリングな演出で新たな刑事ドラマを作った「外事警察」。
TV記者、審査員ともにダントツの1位。主人公が江戸時代にタイムスリップするという演出が難しいストーリーだったが、登場人物の心情を丁寧に描き、毎回盛り上がりどころを作り、視聴者を引き付けた。2位は光と影の見せ方や繊細な絵作りが高評価を得た「天地人」。3位は臨場感あふれるスリリングな演出で新たな刑事ドラマを作った「外事警察」。
俳優陣の緊迫感ある議論シーンが印象的だった「官僚たちの夏」に軍配。炭鉱や昔の風景などロケ地や時代背景にこだわり、高度経済成長期の日本という舞台をきっちり描いた点が支持された。2位は同得票数で「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」「任侠ヘルパー」「救命病棟24時」。
スピード感ある映像や多重画面など、海外ドラマのような演出が高評価を得た。対照的に、繊細な演出が秀でていた「白い春」は一歩及ばず。
2位に大差をつけ、「銭ゲバ」が受賞。「ドキュメンタリーのような撮影手法で、より緊迫感をあおった」と、特に最終回の演出に票が集まった。「ありふれた奇跡」は、「会話劇を大切にしていた」と評価が。
2位の「風のガーデン」と数票差という激戦を制し、「流星の絆」が受賞。悲劇と喜劇とのバランスや、本編と劇中劇との切り替えが得票につながった。最後まで賞を争った「風のガーデン」は、「脚本と映像の調和が見事だった」とこちらも高い評価が。
ヘリを使った撮影や大事故の映像など、「連ドラでは難しい大規模な演出に挑んだ」と審査員から高い評価を得た「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」が堂々受賞。「33分探偵」の演出も支持を集めた。「ROOKIES」はここでも3位と上位に。
ホラー作と見まがうほどの緊迫感のあった、錦戸演じる宗佑が登場するシーンなどの演出が高い評価を受け「ラスフレ」の監督陣が授賞。2位には、“ダイブ”シーンの映像表現などが秀逸だった「ハチワンダイバー」の水田成英監督が選ばれた。
大胆なカメラワークで、スタイリッシュかつ緊迫感ある映像を作り上げた「SP(エスピー)」が1位。鈴木雅之ならではのコミカルなアングルが光った「鹿男あをによし」が2位。美しい実景が胸を打った「薔薇のない花屋」が3位に。
湯川のフレミングの法則のポーズなど、キャラ設定に細部までこだわりポップ感を加味した「ガリレオ」が「医龍 Team Medical Dragon 2」に勝利した。大掛かりな実験や、本格的な手術シーンで、両作品ともに見ごたえ十分。
衝撃的ないじめ場面を臨場感たっぷりに見せた「ライフ」が圧勝。ドラマチックな劇中音楽も効果的に使用し、焦燥感と恐怖をあおった。イケメンの青春をお祭りムード満載で見せた「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」が2位。
とがった映像で魅せた「ライアーゲーム」との激戦を制し、スピード感あふれる厨房シーンが印象的だった「バンビ~ノ!」が受賞。1話の中に数回サブタイトルを入れる試みも、物語にメリハリを持たせた。
“のだめ”の圧勝。CGや人形も駆使し、原作コミックを“ここまでやるか!?”と驚くほど忠実に再現。ラストのオーケストラシーン、スピード感ある笑いなど、ドラマならではの新たな感動を引き出した。2位は淡々とファンタジックな空気感が唯一無二の“僕道”。
好対照を成す「結婚できない男」と“マイボス”の2強対決。派手ではない話をじっくりと、ディテールにこだわりつつ粋に見せた「結婚できない男」が、プリン争奪戦などバカネタへの全力投球が楽しい“マイボス”に競り勝った。シュールなギャグ満載の“下北”が3位。
心臓手術を生々しく、CGなども駆使して分かりやすく見せることに成功した「医龍 Team Medical Dragon」が受賞。手術シーンだけでなく、人間ドラマの部分のテンポの良さも見事。小ネタ満載で豊川を自在に遊ばせ、作り手のノリの良さが感じられた「弁護士のくず」が次点に。
会話の間、とぼけた登場人物のキャラ立ち、くだらないギャグと、絶妙な計算でゆるい笑いを生んだ“時効”が勝利。映像に巧みにヒントを潜ませた「アンフェア」が僅差で2位。
ダークな質感の画面で主人公らが抱える心の葛藤を表現。また、要所でスローモーションによる演出を効果的に使うなど、常に映像によって作品のメッセージを表現していた“野ブタ”が受賞。次点は、まさに“画(え)”で魅せた「義経」。
オタクワールドをコミカルに見せ、ブッ飛んだ妄想シーンなど、ギャグ満載で楽しませた“電車”がV。作り手もオタク的細かさで、ネット住人の部屋の隅々に至るまでこだわりを詰め込んだ。天海をとことん怖く見せた“女王”が2位。
劇中で主人公の性格が180度変わり、最後にまた180度変化するという複雑な心情描写を破綻させずに、しかも分かりやすく演出した「恋に落ちたら・僕の成功の秘密」が次点の評価。時代劇も交えながら違和感なく古典落語の世界を見せた「タイガー&ドラゴン」が受賞。
病院内の混乱状態をスピード感あふれる映像で切り取り、見る側が息を止めるほどの臨場感を演出。一方で、アップを効果的に使い、登場人物の絶望や苦悩をリアルに伝えた。
スキー場での出会い、イルミネーションの中でのキスと、ともすれば古いと言われるような場面を“今”の感覚で演出。最近の恋愛ドラマが失っていたトキメキ感を蘇らせた。
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