本能寺の変から11日後、秀吉(笹野高史)は光秀(鶴見辰吾)を倒し、信長の後継の座を手にした。その後、関白に就くと、さらに勢力を伸ばし、景勝(北村一輝)、兼続(妻夫木聡)らが支配する越後にも迫った。程なく秀吉の使者が現れ、景勝との会見を希望してくる。景勝は、秀吉の狙いはいずれ自分を臣下にすることにあると読み、要請を拒否。だが、兼続の強い説得を受け、「会見では一言もしゃべらない」という条件で了承する。秀吉と景勝の会見は越中・越後の国境にある落水に設定された。泉沢(東幹久)ら上杉方重臣が緊張した面持ちで待ち構える中、秀吉は腹心・石田三成(小栗旬)とやって来た。会見は景勝、兼続、秀吉、三成の4人だけで行われる。景勝は予定どおり一切発言せず、秀吉の問いにも兼続が答える。やがて話が核心に触れてくると、秀吉・景勝は互いに相手の目を見詰め、一気に緊張が高まる。
天地人