越後への帰国を前に、景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)は秀吉(笹野高史)から茶会に招かれる。秀吉は黄金で飾られた茶室で、自ら茶を振る舞った後、思いも寄らぬ行動に出る。景勝らが見守る中、砂金を積み上げると、兼続に家臣になるよう迫ったのだ。兼続は当惑しながらも明確に断る。怒った秀吉は太刀を兼続の首に押し当てる。その後、秀吉はいまだ心底から信頼できる家来がいない寂しさを漏らす一方、景勝は兼続とあらためて主従の強い契りを確認する。そんな折、兼続は家臣が景勝の文箱(ふばこ)を燃やそうとしているのを目撃。中を見ると、景勝の遺言状がある。秀吉との対面に、景勝が決死の覚悟で臨んでいたことが分かり、兼続は驚きと感動に震える。旅立ちを前にしたある日、兼続は利休(神山繁)に呼び止められ、茶室に案内される。そこで利休は意外なことを言いだす。
天地人