お船(常盤貴子)が同行することで秀吉(笹野高史)からの上洛(じょうらく)命令を受け入れた菊姫(比嘉愛未)は、越後の地を後にした。京では花見の会などを通し、秀吉の正室・北政所(富司純子)や側室・淀(深田恭子)らと親交を深める。そんな折、淀の子・鶴松がわずか3歳で急死。菊姫は悲しみに暮れる淀を慰め、励ます。一方、秀吉は子を失った悲しみを振り払うかのように朝鮮出兵を宣言する。知らせを受けた景勝(北村一輝)は、早速兵を率い、出撃の拠点・肥前(ひぜん)の名護屋城に向かう。ただ兼続(妻夫木聡)は、この戦には大義がないとの思いがあった。進軍の途中、京に立ち寄った兼続は、秀吉の腹心・三成(小栗旬)に面会を求める。兼続は「出兵計画を取りやめるよう秀吉に進言したい」と三成に頼む。だが三成は「国の礎を固めるためには必要な戦だ」と聞き入れない。三成の気迫に押された兼続は、それ以上の反論ができない。
天地人