天地人

NHK総合ほか

1月4日スタート 毎週日曜20:00-20:45ほか(再放送は毎週土曜13:05-13:50)


原作:火坂雅志
脚本:小松江里子
演出:片岡敬司ほか
出演:妻夫木聡、北村一輝、常盤貴子、長澤まさみ、玉山鉄二、相武紗季、小栗旬、阿部寛、深田恭子、上地雄輔ほか

第47回 (11月22日放送)

大坂の陣が終わり、兼続(妻夫木聡)は米沢へ戻る。兼続が行った治水工事の効果で米の収穫が増え、町や村には活気がみなぎっていた。しかし、将来を期待されていた兼続の嫡男・景明(太賀)が病に倒れてしまう。景明は志半ばの悔しさをにじませ、静かに息を引き取る。娘二人と息子までも失ったお船(常盤貴子)の悲しみはとりわけ深く、運命の無慈悲を嘆く。そんな折、兼続と政宗(松田龍平)は家康(松方弘樹)に呼ばれ駿府城へ向かう。家康は徳川に不服従な二人を息子・秀忠(中川晃教)の指南役に指名し、程なく波乱の生涯を終える。それから2年後、兼続は私財を投じて米沢藩最初の学問所・禅林文庫を造ると、惜しまれつつ政(まつりごと)から身を引く。兼続はお船と連れ立って、二人をはぐくんだ思い出の地・越後へ旅立つ。

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第46回 (11月15日放送)

家康(松方弘樹)による大坂城攻めが必至の情勢となる中、政宗(松田龍平)が景勝(北村一輝)の元を訪ねてきた。戦を避けるよう、上杉から家康をいさめてもらいたいという秀忠(中川晃教)からの頼みを伝えに来たのだ。兼続(妻夫木聡)は家康の元へ向かい、家康がかつて秀吉に忠誠を誓ったことを指摘するが、家康は昔の約束を守る気はないと言い切る。程なく家康は、諸大名に出陣の触れを出す。一方の豊臣方も真田幸村(城田優)らを大坂城に呼び寄せ、戦闘態勢を整える。慶長19年11月、「大坂冬の陣」が始まる。ただ、開戦から10日ほどで互いに手詰まりとなり、城の外堀を埋めることで和議が成立。だが、しばらくすると家康が城内からの撤兵か城の明け渡しを要求し、秀頼(中村倫也)らを激怒させる。

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第45回 (11月8日放送)

慶長10年春、家康(松方弘樹)は将軍職を息子・秀忠(中川晃教)に譲り、自身は大御所として背後で権力を握った。各地の大名は秀忠の将軍就任を祝い、はせ参じる。豊臣家の様子が気になる兼続(妻夫木聡)は秀忠との面会に先立ち、大坂城へ。すると、秀頼(吉岡澪皇)の脇に8歳になる千姫(田辺桃子)がおり、秀頼の妻として家康が孫娘を送り込んできたと分かる。兼続には二人は仲むつまじそうに思えたが、秀頼の母・淀(深田恭子)はどこか寂しそうに見えた。その後、淀は秀忠に豊臣からの祝賀の使者を出さなかった。高台院(富司純子)は徳川との関係を懸念し、意地を張らぬよう淀を諭すが、淀は聞き入れない。そんな中、関ヶ原の戦で豊臣方として戦った毛利輝元(中尾彬)が兼続の元を訪ねてくる。

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第44回 (11月1日放送)

家康(松方弘樹)の側近・本多正信(松山政路)の二男・政重(黄川田将也)が兼続(妻夫木聡)の娘・お松(逢沢りな)に婿入りし、名を勝吉と改める。しかし、婚儀の後の宴席で、泉沢(東幹久)に酒を勧められた勝吉はそれを固辞。勝吉が毒が盛られていないか警戒していると察した兼続は、その酒をお松に飲ませ、懸念を解く。ただ、その後も勝吉は心を開こうとせず、お松はつらい日々を送る。そのころ家康は、息子・秀忠(中川晃教)に将軍職を譲る腹を固める。勝吉は、家康の真意を説明した上で兼続に上杉の対応を問うが、兼続は返答を避ける。その後、勝吉は上杉の動向を探るように、兼続に付きまとう。その年、米沢では病が流行。病に掛かった兼続の二女・お梅とお松が亡くなってしまう。

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第43回 (10月25日放送)

家康の側近・本多正信(松山政路)の二男・政重と、兼続の長女・お松(逢沢りな)との婚儀が近づく。段取りを整えるため、兼続(妻夫木聡)は弟・実頼(小泉孝太郎)を京にやるが、一向に連絡をよこさない。心配になった兼続は泉沢(東幹久)に様子を見にいかせる。泉沢が訪ねると、かねて婚儀に反対だった実頼は何の準備もしていないことが判明。泉沢は早速、正信へあいさつに行く。ところが、その席で実頼は婚儀の白紙を切り出してしまう。実頼の不始末を知った兼続は慌てて家康(松方弘樹)の元へ。代理で現れた家康の腹心・榊原康政(川野太郎)に非礼をわびる。だが、榊原の態度は強硬で、実頼の首を差し出せと迫る。弟の首を取るのも忍びない兼続は、あらためて正信邸を訪ね、許しを請う。

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第42回 (10月18日放送)

菊姫(比嘉愛未)は景勝(北村一輝)との間に子ができないため、景勝に側室を置くよう勧める。養子を迎える方法もあると、応じようとしない景勝に、仙桃院(高島礼子)は養子では家中をまとめるのが難しいと説得する。それでも景勝はしばらく猶予をもらいたいと、結論を先に延ばす。ある日、兼続(妻夫木聡)が領内の治水工事の指揮を執っていると、嫡男・竹松(加藤清史郎)の具合が悪いとの知らせが飛び込んでくる。竹松は高熱にうなされながら、しきりに母・お船(常盤貴子)の名を呼ぶ。伝え聞いた菊姫は、お船に直ちに米沢へ戻るよう命じる。病床の竹松に接したお船は思いのほか容体の悪いことにがくぜんとし、たまらず手を握り締める。そんな中、家康(松方弘樹)が征夷大将軍に就いたという知らせが入る。

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第41回 (10月11日放送)

米沢城に入った兼続(妻夫木聡)は、一室に謙信の遺骨があるのに気付く。家臣の結束を図るため、景勝(北村一輝)が春日山から運ばせたものだった。遺骨を前に、兼続はこれからが真の勝負所と決意を新たにする。上杉の石高が激減したため、兼続らは住まいや食べ物の確保に苦労する。同時に、兼続は家臣たちの気持ちをどのように落ち着かせるかに心を砕いていた。すると、惣右衛門(高嶋政伸)は兼続に、心が前を向くよう、希望を持たせることが大事と助言。そこで、兼続は農地開拓と治水工事を兼ねた石堤を築くことを思い付く。そんな中、家康(松方弘樹)の側近・本多正信(松山政路)の二男・政重を、直江家の婿に迎える話が正式に決まる。政重が直江の家督を継ぐことを知り、兼続の嫡男・竹松(加藤清史郎)は大きなショックを受ける。

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第40回 (10月1日放送)

家康(松方弘樹)から上洛(じょうらく)の命令を受けた景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)は、覚悟を決めて家康の元へ向かう。家康は本多正信(松山政路)、福島正則(石原良純)ら重臣が居並ぶ前で、景勝に騒動を起こした謝罪を迫る。また兼続が家康を批判した「直江状」についても、勝手な言い分と切り捨てる。それに対し、兼続らは「義」を貫いた戦であるとして、謝罪を拒否。家康は信念だけでは生きていけないと言い放ち、その場を立ち去る。兼続は、家康の取り調べに先立ち、内密に正信を訪問。正信の息子に直江家を継がせる代わりに、上杉家の取りつぶしは避けてほしいと嘆願していた。後日、処分が下り、上杉家は会津から米沢に再び国替えされ、石高は120万石から一気に30万石まで減らされてしまう。

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第39回 (9月27日放送)

兼続(妻夫木聡)は、関ヶ原の合戦で西軍が敗れたことを知り、長谷堂城攻めを中止し、米沢に撤退する。一方、とらわれた三成(小栗旬)は、家康(松方弘樹)から詮議(せんぎ)を受ける。家康は、戦を起こした罪は重いと糾弾。三成は、挙兵は豊臣家の安寧を図るためだったと毅然(きぜん)と抗弁する。程なく三成は処刑される。兼続は初音(長澤まさみ)の来訪で三成の死を知り、涙を流す。同じころ、家康は三成に続いて、西軍の諸大名や豊臣家にも厳しい処分を言い渡した。さらに、今後は家康自身がすべての政(まつりごと)を取り仕切ると宣言する。年が明け、景勝(北村一輝)にも上洛を命じる書状が届く。景勝は家康を討っておかなかったことを強く悔やむ。兼続はそんな景勝を、天下の義を守るために生きようと慰め、先に上方へ向かう。

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第38回 (9月20日放送)

上杉討伐のため、家康(松方弘樹)が会津に向かったすきを突いて、三成(小栗旬)が家康に反旗を翻す。三成らの動きを察知した家康は伊達政宗(松田龍平)と最上義光(よしあき)に、上杉の動きを封じるよう命じると、自らはすぐさま、東海道を引き返す。そのころ美濃・大垣城の三成の元には小早川秀秋(上地雄輔)らが集結、結束を固めていた。家康軍は大垣城を攻撃せず、秀頼(小林海人)のいる大坂城に進んでいく。それを知った三成らは、家康軍を追うために出陣。やがて家康率いる東軍と三成率いる西軍が関ヶ原で対峙する。一方、家康が引いた後、兼続(妻夫木聡)は最上勢との戦に出陣、敵方の長谷堂城を取り囲み、いつでも総攻撃できる態勢にあった。慶長5(1600)年9月15日、東西両軍がついに激突する。

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第37回 (9月13日放送)

会津に戻った兼続(妻夫木聡)は新たに城を築き、領内の道や橋を整備する。そんな折、家康(松方弘樹)から景勝(北村一輝)あてに書状が届く。家康は春日山城主・堀秀治から、上杉に謀反の疑いがあるとの訴えがあったとし、上洛して事情を説明するよう要求。身に覚えのないこととはいえ、上洛を断ればさらに疑念を深めることになりかねず、景勝らは対応に苦慮する。その結果、潔白を説明する返書を兼続が書き、家康に送ることに。後に“直江状”と呼ばれる書状の中で、兼続は秀治のようなうそつき者の言うことを信じるのは残念と、家康を皮肉る。書状を読んだ家康は怒りだし、上杉討伐を宣言。10万の大軍を引き連れて会津に向かう。一方、三成(小栗旬)はこの出兵を家康を押さえ込む好機ととらえ、盟友・大谷吉継(津田寛治)の協力を得て、家康討伐を決意。毛利輝元(中尾彬)を総大将に挙兵する。

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第36回 (9月6日放送)

先の朝鮮出兵で満足な恩賞を得られなかったのは三成(小栗旬)に責任があるとして、福島正則(石原良純)らが三成暗殺を画策する。動きを察知した三成は、日ごろ自分に批判的な家康(松方弘樹)に助けを求める意外な行動を取る。一方、兼続(妻夫木聡)は淀(深田恭子)に事態収拾への協力を要請。程なく淀は家康に、三成の保護を求める書状を送る。家康は三成を謹慎処分にすると、自らは伏見城に入り、全権を掌握、事実上、天下人となる。しかし、そうした家康の勝手な振る舞いに、ほかの大老から不満の声が高まる。ある日、毛利輝元(中尾彬)はかねて兼続と示し合わせたとおり、家康批判の口火を切る。すると家康は「自分に意見をするのか」と開き直る。それどころか、三成や兼続が政(まつりごと)を私物化しようとしていたと矛先を変えてくる。思いも寄らぬ指摘に、兼続は真っ向から反論し、場に緊張が走る。

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第35回 (8月30日放送)

国替えで会津に入った兼続(妻夫木聡)の元に、秀吉(笹野高史)が危篤にあるとの知らせが届き、京へ。やがて秀吉が息を引き取ると、五大老・五奉行と呼ばれる重臣が伏見城に参集、善後策を協議する。筆頭格の家康(松方弘樹)が話を始めたところ、三成(小栗旬)が口を挟み、「今後、物事は合議制で決定する」と大方針を示す。家康は三成の振る舞いを、無礼であるとののしる。三成に対して露骨に敵意を示した家康に、景勝(北村一輝)らは天下取りの野望を察知する。後日、重臣たちが淀(深田恭子)に呼ばれる。淀は嫡男・秀頼(小林海人)を連れて現れると、秀吉の後継として秀頼への忠誠を誓わせる。景勝らは口々に、その旨を誓うが、家康は言葉を濁す。そして、突如、裏で天下を操ろうとする大名がいると言いだし、三成らをにらむ。兼続は聞き捨てならない発言と反発、「それは誰のことか」と家康に迫る。

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第34回 (8月23日放送)

兼続(妻夫木聡)は夜遅く三成(小栗旬)から呼び出され、豊臣秀吉(笹野高史)の元を訪れる。秀吉は家康(松方弘樹)の動きをけん制するため、上杉に越後から会津に国替えをしてもらいたいと切り出す。報告を受けた景勝(北村一輝)は、思いも寄らぬ事態に困惑するが、兼続は、謙信(阿部寛)には越後だけに固執せず、日本国全体を思う心があったことを挙げ、景勝に受諾を進言する。1カ月後、景勝は会津入りを決断。それを受けて、兼続は春日山城に戻り、家臣に伝達する傍ら、重臣・泉沢(東幹久)には、万一、越後に戻ることになった場合に備えるよう頼む。やがて秀吉は国替えの件を正式に通達。景勝には会津、米沢などが与えられ、120万石の大大名に。一方、米沢が拠点の伊達政宗(松田龍平)は陸奥に移される。程なく会津若松城で、三成から城の引き渡しを受けた兼続は、新しい国造りを誓う。

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第33回 (8月16日放送)

兼続(妻夫木聡)が家老になって15年、景勝(北村一輝)は兼続を執政に任じ、上杉家の全権を委ねる。兼続は自分への厚い信頼に感激する。そんな中、京では関白・豊臣秀次(眞島秀和)に謀反の疑いがかかり、豊臣秀吉(笹野高史)から切腹を命じられる。兼続は三成(小栗旬)に真相を確かめようと京に向かう。だが三成は会おうとしない。程なく京の三条河原で秀次の妻子ら30人余りが処刑され、兼続は三成が人の心をなくしたと考える。しかし後に秀吉から、三成は処刑に反対だったと聞かされる。ある日、秀吉が諸大名に嫡子・拾への忠誠を誓う文書の提出を命じたため、大名らは上洛。家康(松方弘樹)はその場で、秀次の件で秀吉に悪評が立っているのは側近の三成の責任だと激しく非難する。すると景勝が「主の責任を家臣に負わせるのは見当違い」と三成を擁護。家康は自分に正面から反論する景勝に気色ばむ。

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第32回 (8月9日放送)

朝鮮に渡った上杉軍は兵糧不足などで苦戦続きだった。そんな折、突然引き揚げ命令が届く。急ぎ大坂城に駆け付けると秀吉(笹野高史)は淀(深田恭子)との間に生まれた赤ん坊・拾(ひろい)を夢中であやしている。戦の指揮官とは思えぬ振る舞いに、景勝(北村一輝)らはあぜんとする。同時に、拾の誕生で秀吉の後継問題の行く末が心配になる。数日後、景勝らは西国の大大名・毛利輝元(中尾彬)に招かれる。輝元は、秀吉から養子・秀俊(上地雄輔)を毛利家に出したいとの意向が伝えられたと明かし、上杉家で引き受けてほしいと頼んでくる。景勝は困惑しつつも、丁重に断る。程なく、話を伝え聞いた秀俊が、毛利の元には行きたくないと景勝に相談してくる。景勝は、自分も望んで上杉の養子に入った訳ではないと述べた上で、「自らの運命を受け入れ、それを乗り越えてこそ行く末が開かれる」と諭す。

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第31回 (8月2日放送)

お船(常盤貴子)が同行することで秀吉(笹野高史)からの上洛(じょうらく)命令を受け入れた菊姫(比嘉愛未)は、越後の地を後にした。京では花見の会などを通し、秀吉の正室・北政所(富司純子)や側室・淀(深田恭子)らと親交を深める。そんな折、淀の子・鶴松がわずか3歳で急死。菊姫は悲しみに暮れる淀を慰め、励ます。一方、秀吉は子を失った悲しみを振り払うかのように朝鮮出兵を宣言する。知らせを受けた景勝(北村一輝)は、早速兵を率い、出撃の拠点・肥前(ひぜん)の名護屋城に向かう。ただ兼続(妻夫木聡)は、この戦には大義がないとの思いがあった。進軍の途中、京に立ち寄った兼続は、秀吉の腹心・三成(小栗旬)に面会を求める。兼続は「出兵計画を取りやめるよう秀吉に進言したい」と三成に頼む。だが三成は「国の礎を固めるためには必要な戦だ」と聞き入れない。三成の気迫に押された兼続は、それ以上の反論ができない。

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第30回 (7月26日放送)

小田原の北条氏を倒し、上杉軍は越後に引き揚げた。景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)が、これでしばらく戦のない太平の世が訪れると安心したのもつかの間、秀吉(笹野高史)から全大名に妻子を京に住まわせるよう命令が下る。しかし景勝の妻・菊姫(比嘉愛未)は上洛を拒否、兼続も対応に困惑する。景勝は京で秀吉と会い、菊姫が病で来られないと釈明するが、「例外扱いはできない」と聞き入れられない。春日山城ではお船(常盤貴子)が菊姫を口説くが、菊姫の気持ちは変わらない。そのころ京では、名声を誇る茶人・千利休(神山繁)が秀吉から反逆の罪に問われ、自邸に監禁されていた。屋敷の警護を命じられた景勝らは利休を訪ねる。多くを語らない利休に代わって、娘・お涼(木村佳乃)が理不尽な扱いへの悔しさを兼続に訴える。2日後、利休に切腹が命じられる。

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第29回 (7月19日放送)

秀吉(笹野高史)が小田原の北条氏政(伊吹吾郎)討伐に立った。景勝(北村一輝)は前田利家(宇津井健)ら北国勢と組み、北条の支城・松井田城へ軍を進める。上杉謙信でも攻略できなかった関東への進軍に、景勝や兼続(妻夫木聡)は感慨を覚える。一方、家康(松方弘樹)をはじめ、有力大名を従えた秀吉本隊は、小田原城に程近い笠懸山(かさがけやま)に陣を敷く。ただ秀吉の気持ちは、一向に戦に加わろうとしない奥州・伊達政宗(松田龍平)に向いていた。いら立つ秀吉は、政宗を参陣させるよう家康に命じる。松井田城攻めの戦勝報告に秀吉の陣を訪れ、状況を知った兼続は無用の戦を避けるため「何としても参陣するよう説得しなければ」と意気込む。しかし家康にその気はなく、参陣の必要はないという手紙を政宗に送っていた。家康が自分を、秀吉の天下統一を阻む駒にしようとしていると見抜いた政宗は、秀吉の元へ参上することにする。

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第28回 (7月12日放送)

兼続(妻夫木聡)は上杉(北村一輝)の要として多忙な日々を送っていた。妻・お船(常盤貴子)の出産が近づいていたが、様子を見にいくこともできず、木彫りのイヌを作って安産を祈願する。そんな折、京に残った実頼(さねより・小泉孝太郎)を介して、秀吉(笹野高史)から奥州の伊達政宗(松田龍平)を討てとの命令が届く。秀吉は度重なる上洛(じょうらく)要求に応じない政宗に我慢がならなかった。兼続も政宗の動きを警戒していたが、いきなり討伐することをためらう。そこで兼続は政宗の居城・米沢城に出向き、「力で領地を奪う時代は終わった、これ以上の戦はやめるように」と説く。しかし政宗は全く取り合わない。兼続はしつこく食い下がり、とうとう「いつまで古い考えにすがるのか」と言い放つ。政宗は激高し、傍らの太刀を手に取り、さやを払うと、兼続に振りかざす。そのとき、政宗の妻・愛姫(めごひめ・杏)が飛び込んでくる。

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第27回 (7月5日放送)

小国(おぐに)家に婿入りした兼続(妻夫木聡)の弟・実頼(さねより・小泉孝太郎)。小国家は源氏の流れをくむ名門だけに、当主・重頼(牧村泉三郎)らは、取り立てて手柄のない実頼に不満を感じていた。ある日、実頼は、秀吉(笹野高史)が築いた聚楽第(じゅらくてい)の落成祝いに、景勝(北村一輝)の名代として行くよう命じられる。京で実頼は秀吉から官位と「大国(おおくに)」という新たな名字を与えられる。誇らしげに帰郷した実頼を兼続は、なぜ断らなかったのかと問い詰め、兄弟は激しく対立する。そんな折、秀吉から景勝あてに、再度の上洛(じょうらく)を促す書状が届く。景勝と兼続にも官位を授けたいとの内容だった。無視することもできず、景勝らは京に向かう。兼続は正式な会見の前に秀吉と会い、官位の授与を辞退。秀吉は「軽はずみだった」とわびるが、「それでも受けてくれ」と、なお頼んでくる。

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第26回 (6月28日放送)

越後への帰国を前に、景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)は秀吉(笹野高史)から茶会に招かれる。秀吉は黄金で飾られた茶室で、自ら茶を振る舞った後、思いも寄らぬ行動に出る。景勝らが見守る中、砂金を積み上げると、兼続に家臣になるよう迫ったのだ。兼続は当惑しながらも明確に断る。怒った秀吉は太刀を兼続の首に押し当てる。その後、秀吉はいまだ心底から信頼できる家来がいない寂しさを漏らす一方、景勝は兼続とあらためて主従の強い契りを確認する。そんな折、兼続は家臣が景勝の文箱(ふばこ)を燃やそうとしているのを目撃。中を見ると、景勝の遺言状がある。秀吉との対面に、景勝が決死の覚悟で臨んでいたことが分かり、兼続は驚きと感動に震える。旅立ちを前にしたある日、兼続は利休(神山繁)に呼び止められ、茶室に案内される。そこで利休は意外なことを言いだす。

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第25回 (6月21日放送)

景勝(北村一輝)が過労で倒れ、諸大名らへのあいさつ回りは兼続(妻夫木聡)が肩代わりする。秀吉(笹野高史)の重臣・前田利家(宇津井健)の屋敷では朗々と歌を披露し、隠れた才能に居並ぶ大名たちから感嘆の声が上がる。その異能ぶりはすぐに秀吉の耳にも入る。ある日、兼続は秀吉から呼び出される。出掛けてみると、そこには上杉の人質になったはずの真田幸村(城田優)が。秀吉は、真田から幸村を人質に取ったことを明かし、側近として取り立てる考えを示す。その上で、兼続にも臣下になるよう誘う。兼続は答えをはぐらかし、その場を収める。そんな折、兼続の宿所に、幸村の姉・初音(長澤まさみ)が駆け込んでくる。程なく幸村が現れ、初音の身柄引き渡しを求める。初音は人質として送られた北条氏政(伊吹吾郎)の元を逃げ出してきたという。初音を断罪にすると知り、兼続は幸村の要求を突っぱねる。

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第24回 (6月14日放送)

秀吉(笹野高史)の求めに応じ、景勝(北村一輝)が京に旅立つ。景勝は「義」の字を、兼続(妻夫木聡)は「愛」の字を染め抜いた旗を掲げ、4000の軍勢を率いて京へ入る。一行を待ち受けていたのは、秀吉お抱えの茶人・千利休(神山繁)の娘・お涼(木村佳乃)だった。お涼は景勝が用意した献上品を点検し、秀吉が喜ぶよう兼続に知恵を授ける。秀吉との対面では、早々に献上の品が披露される。謙信秘蔵の名刀や白金、布などが次々に紹介される中、お涼の助言で用意した金色の太刀袋(たちぶくろ)に秀吉の目が留まる。秀吉は大層気に入ったことを景勝に告げ、初めての目通りは成功裏に終わる。そのころ、東国を支配する二人の武将、徳川家康(松方弘樹)と北条氏政(伊吹吾郎)が沼津城で会談。そこで氏政は今後とも秀吉には従わないよう、家康に約束を迫る。だが、家康は笑って答えず、態度を明確にしなかった。

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第23回 (6月7日放送)

景勝(北村一輝)は「気が晴れない」として、秀吉(笹野高史)に約束した上洛(じょうらく)を突如、取りやめると言いだす。約束を破れば、ひどい仕打ちを受けるのは確実なだけに、泉沢(東幹久)や兼続(妻夫木聡)らは心配する。景勝の気持ちを落ち着かせるため、兼続は妻・お船(常盤貴子)の助言も入れて、幼いころ一緒に修行生活を送った故郷の禅寺へ景勝を誘う。景勝と兼続は懐かしい日々を振り返りながら、あらためて主従のきずなを確かめ合う。また住職・全祝(ぜんしゅく・加藤武)も景勝の不安な気持ちを察し、「迷いは信念を心に据える礎」と勇気づける。景勝は兼続らの心遣いで晴れ晴れとした表情を取り戻し、上洛の決意を固める。春日山城に戻ると、すぐに上洛の準備が始まる。そんな中、兼続は、景勝の“義”に相当するような己の支えとなる言葉を思案。お船は、兼続が書いた候補の中から、“愛”の字に目を留める。

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第22回 (5月31日放送)

景勝(北村一輝)の元に信州・真田家の使者として初音(長澤まさみ)が現れた。初音は自分が真田昌幸(岩松了)の娘であることを明かした上、家康(松方弘樹)の信州侵攻に備えて、盟約を結んでほしいと願い出る。泉沢(東幹久)は反対を唱えたが、景勝は頼る者に手を差し伸べるのが「上杉の義」と了承。その後、初音は旧知の兼続(妻夫木聡)に、忍びとして育てられた身の上を告白する。上杉との盟約が成立すると、昌幸は初音の弟・幸村(城田優)に人質になるよう命じた。幸村は不承不承、越後に向かい、景勝の前でもふてぶてしい態度をとる。そんな幸村を、兼続は自邸に招き、酒を酌み交わす。だが、幸村は全く打ち解けず、言葉を発しない。数日後、兼続は山国育ちの幸村を初めての海に連れ出し、語り合った。「人を信じないのが乱世で得た真田の知恵」と語る幸村に、兼続は「たとえ裏切られても自分は人を信じたい」と説く。

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第21回 (5月24日放送)

落水城(おちみずじょう)の会見で景勝(北村一輝)は秀吉(笹野高史)に上洛(じょうらく)を約束、無事対面を終えた。だが、その後の宴席で三成(小栗旬)は歯に衣(きぬ)着せぬ発言を重ね、兼続(妻夫木聡)とけんかに。秀吉は、親の愛情を知らず、孤独に育った三成の生い立ちを兼続に語り聞かせた。事情を知った兼続はあらためて三成と天下国家を語り合う。三成は領国領民の枠を超え、天下人を目指す秀吉の考えを披露。兼続は興味を抱くが、国が豊かになっても友のいない人生は幸せとはいえないと告げる。秀吉と景勝の会見の知らせは浜松の家康(松方弘樹)にもすぐに届く。家康は両者の接近を警戒し、景勝のいる越後に近い信州・真田侵攻を考え始める。春日山城では景勝の妻・菊姫(比嘉愛未)が体調を崩す。侍女はそれを懐妊の兆候と勘違い。喜ぶ仙桃院(高島礼子)を見た景勝らは間違いと言いだせない。

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第20回 (5月17日放送)

本能寺の変から11日後、秀吉(笹野高史)は光秀(鶴見辰吾)を倒し、信長の後継の座を手にした。その後、関白に就くと、さらに勢力を伸ばし、景勝(北村一輝)、兼続(妻夫木聡)らが支配する越後にも迫った。程なく秀吉の使者が現れ、景勝との会見を希望してくる。景勝は、秀吉の狙いはいずれ自分を臣下にすることにあると読み、要請を拒否。だが、兼続の強い説得を受け、「会見では一言もしゃべらない」という条件で了承する。秀吉と景勝の会見は越中・越後の国境にある落水に設定された。泉沢(東幹久)ら上杉方重臣が緊張した面持ちで待ち構える中、秀吉は腹心・石田三成(小栗旬)とやって来た。会見は景勝、兼続、秀吉、三成の4人だけで行われる。景勝は予定どおり一切発言せず、秀吉の問いにも兼続が答える。やがて話が核心に触れてくると、秀吉・景勝は互いに相手の目を見詰め、一気に緊張が高まる。

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第19回 (5月10日放送)

越中・魚津城にこもる吉江(山本圭)らは降伏を勧める兼続(妻夫木聡)の説得を拒否。兼続はやむなく景勝(北村一輝)の元に戻る。景勝軍が本拠地・春日山の近くまで戻ると、信濃・森長可(ながよし)の軍勢が越後領内に侵攻していた。敵をおびき寄せ、逆襲するというもくろみどおりの動きに、景勝軍は一気に攻勢に出る。だが、森軍はそれを察知し、撤収を開始。兼続はあと少しの所で敵を取り逃がす。直江屋敷ではお船(常盤貴子)が兼続を優しく迎える。そんなお船に、兼続は以前から恋い慕っていた気持ちを告白。お船も同様の思いであったことを明かし、二人は初めて夫婦の心を結び合う。そのころ、京では明智光秀(鶴見辰吾)が謀反を起こし、信長(吉川晃司)が滞在中の本能寺を襲う。信長は覚悟を決め、煙の立ち込める部屋で黙想する。気付いたときはすでに炎の中。信長は、ついに生涯を終える。

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第18回 (5月3日放送)

上杉の西の拠点、越中・魚津城が織田の大軍に包囲された。城を守る家老・吉江(山本圭)は春日山城の景勝(北村一輝)に援軍を要請。知らせを受けた景勝はすぐに腰を上げるが、それを兼続(妻夫木聡)が押しとどめる。今、出陣して本拠地を手薄にしたら、そこに織田勢が侵攻してくるのは明白だったからだ。景勝は苦渋の思いで踏みとどまることを決める。魚津城への織田の攻撃は激しさを増し、ついに本丸を残すだけになる。そんな中、兼続は熟慮の末、奇策を進言。それは、いったん魚津に出陣してすきを作り、敵が侵入してきたら急きょ引き返して逆襲するというもの。事実上、魚津城の放棄を意味する捨て身の作戦だった。景勝らが魚津城の手前にある天神山に陣を構えると、案の定、織田の軍勢が一斉に上杉領内に侵攻。「この時を待っていた」と、景勝軍は撤退の準備に入る。

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第17回 (4月26日放送)

名門出身でもない兼続(妻夫木聡)が若くして家老に出世したことを公然と批判する声が出る。その一人、毛利秀広(長谷川公彦)は筆頭家老・直江信綱(山下真司)に食って掛かり、刀で切り付ける。信綱は落命、兼続は家老職からの引責辞任を景勝(北村一輝)に願い出る。すると仙桃院(高島礼子)は、兼続が直江の名跡を継げば家格が備わり、不満も収まると提案。兼続は固辞するが、景勝に押し切られる。服喪中のお船(常盤貴子)も趣旨を理解し、兼続の婿入りが決定、「直江兼続」が誕生する。そのころ信長(吉川晃司)の軍勢は越中に及ぼうとしていた。越後の景勝は重臣を前線に配し、迎撃態勢を整える。やがて信長自らが東国遠征に乗り出すとの知らせが入る。そうなれば、甲斐の武田勝頼(市川笑也)が最初の標的になる。武田から嫁いできた菊姫(比嘉愛未)は「兄を救ってほしい」と景勝に懇願する。

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第16回 (4月19日放送)

景虎(玉山鉄二)との戦に勝利したものの、多くの犠牲者を出したことで、兼続(妻夫木聡)は罪の意識を背負う。景勝(北村一輝)から家老に登用するとの意向を示されても固辞する。一方、景勝も、戦を引き起こしたことの責任を感じていた。後日、景勝は武田との和議の証しとして、信玄の娘・菊姫(比嘉愛未)を妻に迎える。婚礼の晩、菊姫は信玄亡き後、家運が衰えた武田を助けてほしいと景勝に頼むが、隠し事のできない景勝は「約束はできない」と答えてしまう。すると、菊姫は嫁に来たかいがないと、その場で自害を図る。景勝・菊姫の夫婦仲を心配した兼続は仙桃院(高島礼子)に橋渡し役を頼む。ある日、仙桃院が菊姫に、「私もかつて似たような境涯にあった」と話すと、菊姫は「それで幸せだったのですか?」と問う。そんな中、見せたいものがあると兼続が現れ、菊姫を庭の片隅に案内する。

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第15回 (4月12日放送)

景勝(北村一輝)が武田と再び手を結んだことで、景虎(玉山鉄二)との戦は景勝優位に傾く。景勝周辺からは総攻めの好機との声が高まるが、兼続(妻夫木聡)は景虎の元にいる景勝の母・仙桃院(高島礼子)、妹・華姫(相武紗季)に危険が及ぶのを心配し、慎重論を説く。ただ、無事助け出す妙案もない。そんな折、妙椿尼(萬田久子)がお船(常盤貴子)を連れて景勝を訪問。妙椿尼はお船を武田への使者に遣わしたいと申し出る。お船の懇願もあり、景勝は了承する。お船は仙桃院に、春日山に戻るよう促す。さらに、謙信(阿部寛)が景勝を跡継ぎに指名したという「偽の遺言」を仙桃院が認めた以上、最後まで見届けるべきと重ねて説得。意をくんだ仙桃院は景虎に、戦をやめるよう涙ながらに訴え、景虎は降伏を決断。その証しとして息子・道満丸(村山謙太)を人質に差し出す。ところが、道満丸が春日山に向かう途中、何者かに襲われる。

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第14回 (4月5日放送)

兼続(妻夫木聡)が武田の重臣・高坂弾正(こうさかだんじょう・大出俊)との間で和議をまとめたにもかかわらず、武田勢が再び軍を進める。景勝(北村一輝)の側近からは「謀(はか)られた」との声が上がり、陣営は主戦論に傾く。そんな折、初音(長澤まさみ)は兼続に、高坂が急死したことを、また武田が景虎(玉山鉄二)、景勝のいずれに付くのが得かをはかりに掛けていることを伝える。初音の話を聞いた兼続は、領地に加え、黄金も差し出して武田と手を結ぶ策を景勝に進言。だが、景勝は「武田は信用できない」と切り捨てる。お船(常盤貴子)は消沈する兼続に、引き続き景勝を説得するよう励ます。それに押され、兼続は景勝に再考を願い出る。だが、兼続の必死の呼び掛けにも毘沙門堂(びしゃもんどう)内から返事はない。すると兼続は堂の前で座り込みを始める。一方、惣右衛門(高嶋政伸)は息子・兼続の真意を重臣らに説き、理解を求める。

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第13回 (3月29日放送)

兼続(妻夫木聡)の働きで兵糧を確保し、春日山城に陣取る景勝(北村一輝)らは一息つく。だが、それもつかの間、甲斐の武田勝頼(市川笑也)が景虎(玉山鉄二)への支援を表明。景勝軍は一気に劣勢に立たされる。景勝陣営に不安が漂う中、打開策を探る兼続に、父・惣右衛門(高嶋政伸)は「追い込まれたときこそ、敵の意表を突き、形勢を逆転する好機」という故事を披露する。思案を巡らす兼続は、宿敵・武田と和議を結ぶという策を思い付く。思いも掛けぬ提案に、重臣らは猛反発。兼続は、武田の真の狙いは領地獲得にあるとして、所領の割譲まで進言する。だが、黙って聞いていた景勝は「無理じゃ」と言い放ち、席を立ってしまう。兼続は景勝の後を追い、「越後を守ることが殿の務め」と何度も説得。景勝はようやく首を縦に振る。兼続は自らが使者となることを志願し、武田との談判に臨むことになる。

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第12回 (3月22日放送)

謙信の後継をめぐる景勝(かげかつ・北村一輝)と景虎(かげとら・玉山鉄二)の戦いは長引いていた。そんな中、景虎の実兄・北条氏政(うじまさ)が援軍に動き、上杉の宿敵・甲斐の武田勝頼(かつより・市川笑也)も景虎への加勢の構えを見せる。一方、景勝のこもる春日山城では兵糧が尽きかける。兼続(かねつぐ・妻夫木聡)はかつて謙信とゆかりのあった桑取(くわどり)村を頼ることを思い付き、使者になると申し出る。

第11回 (3月15日放送)

本丸占拠に憤慨した景虎(かげとら・玉山鉄二)が兼続(かねつぐ・妻夫木聡)に切りかかる。仙桃院(せんとういん・高島礼子)が間に入り、その場を収めるが、景虎と景勝(北村一輝)の対立は決定的に。互いに戦の準備を進める中、自分のしたことが正しかったのか悩む兼続に、お船(おせん・常盤貴子)が「わたしも同じ立場なら同じことをした」と励ます。一方、景勝も義兄弟での戦に「義」があるのかを悩む。

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第10回 (3月8日放送)

景虎(かげとら・玉山鉄二)の側近・柿崎(角田信朗)は、景勝(かげかつ・北村一輝)を後継に指名した謙信(阿部寛)の遺言に疑念を抱き、景勝殺害をたくらむ。景虎は柿崎の勝手な行動と釈明するが、兼続(かねつぐ)は景虎へ不信感を募らす。謙信の葬儀が終わった夜、兼続は父・惣右衛門(そうえもん・高嶋政伸)から春日山城を押さえるよう指示される。兼続は景勝に報告するが、義兄弟は裏切れないと拒否する。

第9回 (3月1日放送)

関東出陣を目前に控え、上杉謙信(阿部寛)が病に倒れた。負けを知らずに突き進んできた上杉家中の面々は大きな衝撃を受ける。二人の息子、景勝(北村一輝)・景虎(玉山鉄二)はともに謙信から学んだ“義”の心を胸に刻み、自らの解釈で義を果たそうとする。兼続(妻夫木聡)もまた、謙信から直接学んだ“義”が心の支え。しかし、そんな3人の思いは跡目争いで小競り合いを繰り広げる家臣らにかき消され、やがて上杉家の兄弟争いは最悪の展開を迎える。

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第8回 (2月22日放送)

謙信(阿部寛)は加賀・手取川(てどりがわ)で柴田勝家(菅田俊)率いる信長(吉川晃司)軍に大勝する。蟄居(ちっきょ)中の兼続(かねつぐ・妻夫木聡)はそのことを初音(長澤まさみ)から聞かされる。年が明け、蟄居が解けた兼続は、景勝(かげかつ・北村一輝)の家臣に加えてほしいという弟の与七(小泉孝太郎)と共に春日山へ向かう。久しぶりに対面した景勝や謙信は温かく迎え入れるが、そんな中、謙信が病に倒れる。

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第7回 (2月15日放送)

謙信(阿部寛)に謹慎を命じられた兼続(かねつぐ・妻夫木聡)は故郷の寺・雲洞庵(うんとうあん)にこもる。雲洞庵を与七(小泉孝太郎)が訪ね、兼続にお藤(田中美佐子)の容体が良くないと伝える。兼続は、意地を張って帰ろうとしないが、住職・全祝(ぜんしゅく・加藤武)に説得され母の元へ向かう。そのころ、北条勢が関東の上杉(北村一輝)配下の城に侵攻。北陸遠征中の謙信は居城・春日山城に戻る。

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第6回 (2月8日放送)

上杉軍は織田信長(吉川晃司)を討つため越中へ。兼続(かねつぐ・妻夫木聡)はこの戦で初陣を果たすが、命ごいをする敵を切ることができなかった。そんな兼続を景勝(かげかつ・北村一輝)は叱咤する。一方、兼続に思いを寄せていたお船(せん・常盤貴子)は父・景綱(かげつな・宍戸錠)の意向で上野長尾家から婿を取ることに。そんな中、兼続は景勝と景虎(玉山鉄二)の家臣との間で騒動を引き起こす。

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第5回 (2月1日放送)

兼続(妻夫木聡)は上杉家の使者として織田信長(吉川晃司)と対面。兼続は謙信(けんしん・阿部寛)の説く“義の精神”を信長に披露するが「古臭い」とはねつけられる。その晩、兼続は信長の刺客に襲われるが、秀吉(笹野高史)家臣の佐吉(小栗旬)に救われる。やがて信長は謙信の脅威の存在に。そんな中、お船(せん・常盤貴子)が婿を取ると知り、兼続に切ない思いが込み上げる。

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第4回 (1月25日放送)

景勝(かげかつ・北村一輝)、景虎(かげとら・玉山鉄二)らの活躍で、上杉軍の越中攻めは成功に終わる。そんな中、かねてから景虎の身を案じていた謙信(阿部寛)は、景勝の妹・華姫(相武紗季)をめとらせる。早速、兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)は祝いの品を買いに町へ。その帰り道、雨に降られた二人は漁師小屋で雨宿りする。互いに好感を抱きつつ口に出せない二人の間に、気まずい空気が流れる。

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第3回 (1月18日放送)

謙信(阿部寛)の養子となった喜平次は景勝(かげかつ・北村一輝)と名を改め、春日山(かすがやま)城に入る。与六は兼続(妻夫木聡)を名乗り、付き従う。謙信には北条家から迎えた養子・景虎(かげとら・玉山鉄二)がおり、何かにつけ景勝と競い合う。そんなある日、兼続は町中で、暴れ馬の手綱を巧みに取る美しい娘と出会う。翌日、城内で再会、幼なじみのお船(せん・常盤貴子)と分かり、兼続は驚く。

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第2回 (1月11日放送)

与六(加藤清史郎)は喜平次(溝口琢矢)の家臣となり、雲洞庵で修行をする。ある夜、与六は寂しさから実家を目指し、雲洞庵から抜け出す。それに気付いた喜平次は後を追う。何とか実家にたどり着いた与六だったが、母・お藤(田中美佐子)に追い返され、喜平次はそんな与六に「わしのそばにいてくれ」と語り掛ける。

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第1回 (1月4日放送)

明朗活発で義に厚く、主君・上杉景勝(北村一輝)に尽くした直江兼続(妻夫木聡)の生涯を描く。のちの兼続・与六(加藤清史郎)は、越後・上田庄の坂戸城主の家臣・惣右衛門(高嶋政伸)とお藤(田中美佐子)夫婦の間に生まれる。活発な与六は輝虎(阿部寛)の姉・桃に見初められ、親元を離れ、のちの景勝である息子・喜平次(溝口琢矢)に仕えるように命じられる。

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