ガリレオ

フジ系

10月15日スタート 毎週月曜21:00-21:54

出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、品川祐、渡辺いっけい、真矢みきほか
解説:東野圭吾の人気小説をドラマ化。天才物理学者が超常現象めいた難事件を明晰な頭脳で解決していく。福山雅治の連続ドラマ出演は約4年半ぶり。

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「ガリレオ」制作発表

司会
(第1話完成披露試写終了後)
おひと方ずつごあいさつをいただきたいと存じます。初めは4年半もの沈黙を破りまして、待望のドラマ出演となりましたガリレオこと湯川学役、福山雅治さんです。


福山
福山雅治 どうも4年半ぶりの福山です。(会場歓声)
きょうはお寒い中、この水辺のそばという、ますます気温の低さを感じる場所にお越しいただき、大変ありがとうございます。皆さん、もうご覧になっていただいたんですよね? ご覧になった感想いかがでしたか?(会場拍手)
ぜひお友達、ご家族、親戚縁者にまで伝えていただいてですね、10月15日の月曜9時、ぜひテレビの前でこの「ガリレオ」を見るようにお伝えください。きょうはお寒い中、本当にありがとうございます。(会場拍手)


司会
福山雅治さん、ありがとうございました。さあ続きましては、その相手役となります、新人刑事、内海薫を演じます柴咲コウさんです。(会場拍手)


柴咲
内海薫を演じさせていただきます、柴咲コウです。
初めての刑事役になるんですが、新米刑事の慌てん坊ぶりだったりとか、オドオドした感じから始まって、少しずつ自信がついていく、その薫のさまというのを皆さんに見ていただけたらいいなと思っております。どうぞ全10話になっていますので、よろしく最後まで見てください。お願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。柴咲さん演じる内海刑事と行動を常に共にする先輩刑事であります。(会場笑) 弓削志郎役の品川祐さんです。(会場拍手)


品川
なぜ僕の名前が出ただけで笑いが起きたのか分からないんですけど。(会場笑)
本当に、ドラマとかあんまり経験がなくて、もちろん役者さんにお会いすることもないので、皆さんがテンション上がっているように、まだ現場にいて、「うわ、柴咲コウだ」とか「あ、福山雅治だ!」みたいな感じで、僕もまだ毎回テンション上がってる感じです。
で、福山雅治さん。びっくりするくらい、いい匂いします。(会場歓声) びっくりするくらい、いい匂い!


福山
そうですか!?


品川
はい。最初に廊下ですれ違ったときに、すっげえいい匂いがして。(会場笑) なんちゅう、いい匂いするんだと思って、ボディークリーム買いました。


福山
何系の匂いなんですか? 僕全然そんな、自覚がないんですけど…。


品川
いやあれ、福山雅治の匂いですよ。(会場笑)


福山
ジャコウジカのような、鹿が持つ匂いみたいな、そういうことですね。


品川
はい、多分あれは、福山が出す匂いですね。


福山
ほんとですか(笑)。


品川
僕はちなみにボディークリーム、ストロベリーを買わせていただきました。(会場笑) よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。さあそして、湯川よりも年上でありながらも、大学の研究室では湯川の助手を務める、栗林宏美役の渡辺いっけいさんです。よろしくお願いいたします。(会場拍手)


渡辺
あの、“月9”っていうと、きょうも皆さん、女性の方が多いんですけど、このドラマは多分男性の皆さんもハマれるドラマだと思うんですね。ですから、恋人とかお兄さんとか弟さんとか、お父さんとかにぜひとも紹介してください。たくさんの人に見てもらいたい傑作だと思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
どうもありがとうございました。そして、内海刑事の良き理解者であり、自他ともに認める美人監察医であります、城ノ内桜子役の真矢みきさんです。(会場拍手)


真矢
すいません。本当にすいません。あの、一番最初の冒頭のセリフが「美人監察医よ」っていうので、3日間くらい悩みました。(会場笑) 本当にいい加減にしてほしいなって思うような、恥ずかしい出方で本当に失礼いたしました。
このドラマ、私もきのう見させていただいて、本当にいろんな尺度から、いろんな側面で、いろんな人が楽しめる作品だと痛感でした。なので、いろんな方に口コミで、あ、口コミしなくてもすごいことになると思うんですが、でも皆さまの口コミが素晴らしい結果につながると思いますので、どうかよろしくお願いいたします。(会場拍手)


司会
それでは最後に、このドラマの演出を手掛けました西谷弘監督、ごあいさつをお願いいたします。(会場拍手)


西谷
本日は雨の中ご来場いただき、ありがとうございます。けさ方ようやく出来上がって、いま皆さんご覧になっていますけども、放送は来週ですね。来週テレビではまた新たなバージョン…にはならないので、きょうとまったく一緒です。(会場笑) よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございます。
それでは、せっかく皆さんおそろいでいらっしゃいますので、早速お話を伺ってみたいと思うんですが、それではまずキャストの皆さまにお伺いしたいと思います。この会場内の皆さまと同じように、第1話、見終わっての感想から一言いただきたいのですが。福山さん、まずいかがでしょう。第1話の感想。


福山
きのうの夜にいただいたんですけど、作品として、この「ガリレオ」というドラマ、本当に素晴らしいものに仕上がっているなと思いました。これ本当、自信を持って皆さんに見ていただきたいと思える作品に仕上がっていると思いました。
ただ、いかんせん自分自身の湯川学というキャラクター、演じている湯川学という役はやっぱりなかなか客観的には見れないもので、自分以外の皆さん、本当に素晴らしいなと思って、「大丈夫かな? 俺」っていうのが、僕自身の感想でしたね。
ただ作品としては、本当に間違いのないものに仕上がっていると思いますし、何よりそれを微に入り細に入り、細かいところまで演出をしてくださっています。そして編集もしてくださって。西谷監督の渾身(こんしん)の作品に仕上がっていることは、僕も感じましたんで、作品そのものに本当に自信を持っています。


司会
ありがとうございます。福山さん、撮影に入る前に、1カ月ほどスタッフミーティングを含め、役作りにお時間かけたと伺いましたけども、すごいですね。


福山
そうですね。それはもう本当に、よく言えば非常に前向きな姿勢で事前に取り組んだというふうに聞こえますけど、悪く言えばといいますか、非常に不安だったものですから、なにぶん4年半ぶりということが。その“役者勘”みたいなものを取り戻したいというのもあって、事前に入らせていただきました。


司会
はい、ありがとうございます。念入りな話し合いもあったと伺っております。さあ柴咲さんは、第1話をご覧になってのご感想、いかがでしたでしょうか。


柴咲
柴咲コウ 率直な感想は、きのう撮影が終わって夜中3時頃見たんですけど、眠いし。(会場笑)
なんせ眠いし、疲れてたので「内海薫がうるさい!」って思って。自分の演じている役がすごくうるさい!と思ったんですが、まあ、そのせいでというか、おかげでというか、湯川先生がすごく素敵に見えていたのではないかと思いました。


司会
わりと直情傾向の分かりやすい性格描写の役柄でいらっしゃるんですよね。柴咲さんの内海刑事、もう思ったとおりに言葉が出ちゃうという。


柴咲
…そうですね。はい。


司会
分かりやすい、顔にも出やすい。


柴咲
……ああ、喜怒哀楽がある。はい、そうですね。


福山
まだ眠いんですか。(会場笑)


柴咲
いえ、大丈夫です。


司会
遅くまでご苦労様でございました、ありがとうございます。続いては品川さん、第1話のご感想はいかがでしたでしょう。


品川
僕もきのう朝から夜中2時半まで、ずっと収録がありまして、家に着いたのが3時半くらいで、そこから見たんですけど、まったく眠さを感じさせない編集の素早さというか、パパパパッと進んでいくので最後まで楽しく見られたのと、あと意外と僕ナルシストな部分がこう見えてありまして。(会場笑)
なんでそんなに?(会場笑) 「えっ」は分かります。距離とらなくても(笑)。で、普通の映画とかドラマ見るのは楽しく、最初から最後まで見るんですけども、自分が出ちゃうと、自分のシーンが気になって、(他のシーンは)飛ばしちゃったりするんですけど、1回も飛ばさなかったですね。すごい面白くて。


司会
冷静にご覧になっていかがでした?


品川
いや、かっこいいと思いました。(会場笑) あ、自分を?


司会
自分自身の出演シーンです(笑)。


品川
エヘン虫みたいな顔してました。(会場笑) 何回かエヘン虫が映り込んでるなと思って。誰かのタンが絡んだのかなと思いました(笑)。


司会
ありがとうございます。さあ続きまして、渡辺いっけいさん、いかがですか。第1話のご感想。


渡辺
僕4年半前に、「美女か野獣」('03年 フジ系)っていうドラマで福山くんと共演させてもらって、あのときも西谷監督だったんです。
(今回は)最初のクランクインの日が、実は2人の釣り堀のシーンでして、あそこから入ったもんで、もっとアクティブなシーンだったら、もっとスッと簡単に入れるんだけど、逆に静かなシーンだったからちょっと難しかったんです、正直。たぶん福山くんもそうなんですけど、一番最初なんで、すり合わせるというか。


司会
呼吸を合わせながら。


渡辺
はい。っていうのがね、非常に心地よかったんです、難しかったけど。かなり僕の中で、すごく時間をかけて撮ったなっていう印象があって。で、そこからああいうふうにハマるんだなっていうのも面白かったし。
あと、一番思ったのが、そのときに、これはメーキングの話なので、あまりしちゃいけないのかもしれないけど、「福山くんの、もうちょっと、アゴちょっとだけ上げて」という指示がですね、演出がとっても細かくて。


司会
実際に何度も細かい指示が。


渡辺
すっごい…ま、細かいのは前から分かってたんですけど。(会場笑) この気合の入り方はすごいなと。
で、確かにその福山くんのアゴはね、間近で見ると、うん。いいの。(会場笑) 間近で見ることないじゃないですか。この人のアゴはね、いいアゴなんですよね。(会場拍手) ちょっとした角度で、感情が変わるように見えるんだよね。アゴのこと褒めてもいけないかもしれないけど。フォルムがさあ、面白いんですよ。面白いっていうか素敵なのよ。それをなんかすごいよく分かってるんだなと、改めて、完成作品を見て思いました。


福山
ありがとうございます。


渡辺
まあ、あなたの話ばっかりしてると、あなたのファンみたいで嫌なんだけど(笑)。
今回の役(湯川)が、本当に何を考えているか分からないのが、すごく面白いですよね。次に何をやるのかとか、何をしゃべるのかとか、僕は台本読んでるんですけど、見えないんで、それは多分視聴者もそうなんだと思うんですよね。で、それと本当に好対照に柴咲コウちゃんが喜怒哀楽の豊かな表情で掛け合いしているのが、出演者なんですけど、もう本当にワクワクして見ちゃいました。面白かったです。僕も頑張ります。


司会
ありがとうございます。頑張ってください(笑)。


渡辺
すみません長いこと。


司会
福山さん、どうでしょう。アゴについて一言何かあれば。(会場笑)


福山
はい。この自慢のアゴはですね、母親譲りでそっくりなんですよ。(会場笑)


司会
お母様似のアゴでいらっしゃる。


福山
そうなんですよ(笑)。あと、おばあちゃまにも似ています。(会場笑)


司会
そちら系のアゴでいらっしゃるということで、ありがとうございます。失礼いたしました(笑)。さあそれでは、真矢さんいかがでしょう。


真矢
真矢みき こないだ夜中にサッカー見てて、スイス戦のときに一人で飛び上がったんですよ、家で。あれくらいの興奮がありましたね、久々に。1、2カ月ぶりくらいで。
どこかというと、特に、事件が解決しだして、福山さんが、いや、湯川さんがアスファルトにバーッと(数式を)書き出したときに、「うわっ、このドラマすっごい大変なことになってる」と思って。そのときに、いろんな要素、サスペンスがもし好きな方やら、ちょっと恋愛が好きな人やらっていう、全部のドラマが入っちゃってるじゃない!と思って、大変なことになってきたと思って。……以上です。(会場笑)


司会
いろんな要素がてんこ盛りというのがよく分かりますよね。それでは、キャストの皆さんのお話をお聞きになって、またご自身で確認の意味も込めて、ご覧になっての感想を西谷監督からいただきましょう。いかがでしょう。


西谷
えっ、ごめんなさい。


司会
1話、ご覧になっての感想を。


西谷
いいんじゃないですかね。(会場笑)


司会
サラッとおっしゃって。


西谷
いや、自分で作ってるから、言いづらいんですけど(笑)。


司会
2話に続ける見どころも含め、特にここに注目っていうことがありましたら。


西谷
注目はいろんな要素があるんですけど、一つは“大人の美”というか、ま、10代のイケメンや、皆さん頑張っていますけども、20代、30代、40代の、なんかこう美的みたいなところが出ればいいと思いますし。すごく素晴らしい原作が元になっているんですけど、あと“月9”の持つフィールドの元気良さや原色感と、原作の持つ奥深さ、色で言うと中間色系な。それを一つのキャンバスに組み合わせるという、楽しい意味での苦労はありましたけれども、とてもキャストの人たちにノッていただいて。


司会
キーワードは“大人の美”という言葉が出ましたけれども、なるほど。そこも見どころですね、第2話以降も含め。
もう1問だけ最後に質問させていただきたいんですが、2話以降の見どころ。いま現在、撮影は着々と佳境に入りつつ、進んでいるということなんですが、2話以降の見どころ、または、ご自身の役柄においてここを特に着目、注目してもらいたい点がありましたら、お話しいただければと思うのですが、福山さん、まずはいかがでしょうか。


福山
1話で登場してらっしゃいます、非常にビッグネームな、実力ある唐沢(寿明)さんという方が登場してくださっているように、毎回ゲストの方が登場します。これが一つの、毎回毎回のいいサプライズになると思うんですね。そういう新しい人が毎回入って来てくださることによって、たぶん我々レギュラーで出てるキャストも、毎回新しい化学反応がきっと起こってくると思うので、新鮮な気分で毎回、10話まで走るであろうということ。
それと今後の湯川学的見どころとしては…そうですね。どこまで変人であるという部分のキャラクターが出せるか。あまり嫌われない程度に変人ぶりが出せるかということを、僕自身は第1話の完成を見て、より詰めていきたいというか、磨いていきたいなと思いました。


司会
何しろ頭脳明晰、スポーツ万能、ファッションセンスも抜群、ほとんど完璧(かんぺき)な人物像ですよ。どうですか?


福山
ドラマならではの世界と思ってますんで。(会場笑) 頑張って演じていきたいと思っております。


司会
ぴったりの、福山さんということですね。


福山
何を、言わせたいんでしょうか。(会場笑)


司会
役柄とぴったり合致しているということが。


福山
そう言っていただけると光栄です。


司会
表現されているんだと思います。ありがとうございます。柴咲さんいかがですか? 2話以降の見どころ、もしくはご自分の役柄の着目点。


柴咲
私、西谷監督とは「県庁の星」という映画以来のお仕事なんですけれども、映画の撮影のときでは感じられなかった、演出の緻密(ちみつ)さというか繊細さみたいなものを感じて、それが本当に、きのう1話見たときにきちんと出ているなと思って感動したので、それが全10話に散りばめられていくといいなという期待があります。
あとは…そうですね。湯川先生はやっぱりかっこいいので、それが毎週楽しみだなというのが一視聴者としてありますし、あと…。(会場笑) 例えば映画がきちんと完成された一つの作品だとしたら、ドラマは10話ないし11話、はたまた12話くらいあると思うんですけど、今回は全10話、10分割されているもので、一つひとつゲストが変わって話が変わるんですけれども、その1話追うごとに、毎回出ているレギュラー陣っていうんですかね、この出演者の感覚とか、成長ぶりというのが味わえると思うので、そういったところも毎週楽しみに見ていただきたいポイントだなと思っております。


司会
ありがとうございます。化学変化に期待ということでございますね。品川さん、いかがですか。


品川
そうですね、僕も原作読まさせていただいたんですけど、短編じゃないですか。違うところといえば、薫さんが原作にはいなかったので、湯川さんと分かんないですけど、恋愛的なことで話がつながっていくのかなとか。それは原作にないストーリーなので視聴者として楽しめるっていうのと、あと僕も原作に出てないので。(会場笑) どうなっていくか分からないんですよ。いまのところ、いろんなところで騒いでるっていう、どれくらい言っていいのか分かんないですけど、すごい単細胞で「これだ!」みたいなことをいろんなところで言ってるので、ちょっとは成長してほしいな。


司会
書き込まれていくんですね、キャラクターが。


品川
湯川さんに会わないんですよ、僕。(会場笑)
まだ、会わないんですよ。だから後半会えたらなっていう。(会場笑)


福山
1回も会ったことがないですね。実は。


品川
そうなんです。だから僕がかいだ匂いは、廊下です。(会場笑) 現場でかいだ匂いではないんですよ。そうなんです。だから会いたいんです。


司会
共演したいということですね。恋愛がらみについて、一言、言える範囲でいいんですが、福山さんいかがですか?


福山
はい?


司会
恋愛がもしかして、こう。


福山
薫とですか?


司会
なんかこう、醸し出される雰囲気的にね。


福山
はいはい。


司会
何かこう、皆さんに。


福山
福山雅治 1話の中でそういった感じを、感じられた方と全然感じられない方といらっしゃると思うんですけど、きっと恋愛が先にくるっていうような関係ではないと思うんです。たぶん友情のような同志のような、信頼関係というものが、きっと先に芽生えてくる間柄だと思うんです。
それが恋愛という形に発展していくかどうかというのは…これはなかなか難しい。僕が女性だったら湯川学のこと、たぶん好きにならないと思うので。(会場笑) もうちょっとやっぱり優しい感じのほうがいいなと思いますんで、果たして薫が、湯川学みたいな男性に魅かれるかどうかはちょっと分からないですね。


柴咲
薫としては、私は薫を演じていて、こんなうるさい女が家にいたら嫌だなと思うので、そういう意味では、なんか、ね。


福山
ということは、まるっきり交わらないって話?(会場笑)


司会
平行線なんでしょうか。


品川
真矢みきさんといっけいさんの恋愛模様とか。(会場拍手) まだ出会ってないですけど。


司会
どうなるんでしょうか。渡辺さん、そのあたりを含め見どころを。


渡辺
いまお二人のことでいうと、僕の予想ですけど、たぶん薫が何らかの化学反応を起こすんじゃないかな、教授に対してね。そんな予感が僕はしますよ。ちょっと化学反応されちゃった彼を見て見たいじゃないですか。


司会
なるほど、そういうまた変化も見てみたいって気がいたしますよね。


渡辺
あと自分のことで言うと、1話でもそうなんですけど、事件解決には何のメリットもないっていうかね(笑)。邪魔だと思ってるんですけど、何話か進むうちに、ふと僕の一言がきっかけを与えたりすることもあるかもしれない、そのへんもお楽しみください。


司会
なるほど、そういう役柄であるということですね。ありがとうございます。真矢さんいかがでしょうか。


真矢
福山さんもおっしゃってたんですけど、犯人の方がすごく魅力的な犯行を犯すので、そのへんの兼ね合いと。それから、薫の実直な、まっすぐな一本気な性格と、真逆な湯川さんの性格というのが、いかに素敵な化学反応を起こして、一つの難事件を、全然違う温度で解決していくのかなっていうのが、この作品の引っ張りどころというか、一番面白いところだと思います。
私は、ちょっと柔らかいソフトな変人くらいでいきたいなと思ってます(笑)。“ガリ子”くらいで。(会場笑)


司会
“ガリレオ”の“ガリ子”。


真矢
あと、薫にとってちょっと安心できる、グチれる場所でありたいなと思っております。


司会
心のオアシスという感じで演じていただきたいと思います。さあ西谷監督、一言、2話以降の見どころをPRしてください。


西谷
まだ先のことなんで、あんまり…内緒です。(会場笑)


司会
言える範囲で、一言くらいいかがでしょうか。


西谷
いや、見どころはたくさんあると思いますけども、湯川、薫、それぞれが影響しあって成長はもちろんですけど、湯川と栗林だったり、薫と桜子という、男同士、女同士だったり、あとは薫と弓削の先輩後輩とか、そのへんの人間関係も楽しめるといいなと思っています。


司会
ぜひそのへんを皆さん楽しみにしていただきたいと思います。ありがとうございました。それではただいまより取材マスコミの皆さまによるフォトセッションに移らせていただきたいと存じます。準備をいたしますので、出演の皆さまはいったんご降壇ください。(会場拍手)

(フォトセッション後、質疑応答に)

ここからは皆さんにお手を上げて、いろいろな質問をしていただきたいと存じます。ちなみに渡辺いっけいさんなんですが、次のお仕事のご都合ということで、すでに退出されております。
まず、ここから参加させていたしますスタッフのご紹介からさせていただきます。まずはプロデュースを手がけましたフジテレビドラマ制作センターの鈴木吉弘より一言ごあいさつ申し上げます。よろしくお願いいたします。


鈴木P
プロデュースの鈴木吉弘でございます。よろしくお願いします。きょうはありがとうございました。
もともと大変期待をされている今回の「ガリレオ」だったんですけれども、きょう本当に多くの方に集まっていただいて、ますますその期待度の高さというのをひしひし感じまして、今後10本、責任を持って作っていかなければいけないなと意を強くいたしました。2007年を代表するドラマになるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。


司会
どうもありがとうございました。(会場拍手)
続きまして、映画「HERO」も大ヒット中、ヒットメーカー中のヒットメーカーです。脚本家の福田靖さん、一言ごあいさつをお願い申し上げます。


福田
福田です、はじめまして。きょうはどうもありがとうございました。自分が書いたんですけども、第1回を見てあまりの面白さに興奮してしまいました。ぜひこの良さを皆さんに、視聴者の方に伝えていただきたいと思います。よろしくお願いします。


司会
ありがとうございました。(会場拍手)
それでは早速なんですが、記者の皆さま方のご質問を受けさせていただきます。挙手をいただきまして媒体名とお名前をおっしゃってください。それではご質問のある方いかがでしょうか。


記者
キャストの皆さんにお伺いしたいんですが、今回の撮影の中で、かなり大掛かりなトリック等がありましたけれども、撮影の中でご苦労やエピソード等ありましたら伺いたいと思います。よろしくお願いします。


司会
撮影の苦労、エピソードということで、まずは福山さんいかがでしょうか。


福山
苦労は、やっぱり西谷監督の圧倒的な“押し”というのがありまして(笑)。
ものすごく時間が押すんですけれども、でも実はそれは苦労ではなくって、僕は以前、4年半前にドラマを一緒にやらせていただいていますし、スタッフも西谷さんの信頼してるスタッフ、照明部、カメラ、技術、あとはセットを組む道具、デザイナーの方々というのは、現場が結構押してくるわけなんですよ。雨も降ってきたりしてシーンがとんだりするんですけど、スタッフも嫌な顔ひとつせずにやっぱりやってる。みんな、こうやって大変な不眠不休の状態になりながらも、監督が作り上げる、完成したものの完成度を知っているので、この苦労というか、この努力というものは必ずいい作品となって報われると信じてやっている。そういう現場の熱といいますか、スタッフの団結力といいますか、そういったものが、非常に作品に出ていると思います。


司会
ありがとうございます。柴咲さんはいかがですか。


柴咲
福山雅治、柴咲コウ やはり圧倒的に西谷さんの押す現場っていうのが。(会場笑)
なんですが、今回は本当にその時間はね、確かにお仕事はササッと終わった方がいいなというのはモットーなんですけど(笑)、充実しているので、時間のことなんて忘れて没頭して、集中してお芝居ができる現場だなというのは実感している状態です。
あとは、そうですね…苦労。出番が福山さんのほうが多いかな、なんてタカをくくっていたら、わりと私のほうが多くて。(会場笑) 分量的には私のほうが倍くらいあるんじゃないかと。(脚本・福田氏に)もうちょっと福山さん、湯川先生を出していただければ、視聴者的にもうれしいんじゃないかと思うんですけど。(会場笑)


司会
直接交渉をしていらっしゃいます(笑)。ありがとうございます。品川さんいかがですか。


品川
僕、本当にあまり慣れてないので、何が苦労かあんまり分かってないんですけど、本当に刺激的で毎日楽しいんですけど、ただ西谷さんの演出がすごい細かいので、それについていけるようにと思って。
1回、やっぱり僕の中で、芸人さんで役者さんになったっていうのは、元祖は(ビート)たけしさんだなみたいなイメージがありまして、僕もたけしさんみたいな無機質な芝居をしたいということで、目の力を抜いてみたら西谷さんが飛んできて、「んー、眠そうになっちゃったね」って言われました。(会場笑) 「眠い? 大丈夫? 品川くん」ってなって、「あっ、ああ…頑張りまーす」みたいな(笑)。たけしさんをイメージしてやったっていうのは隠して、「頑張ります。ちょっと、ぼーっとしちゃいました」みたいな感じで(笑)。実はそういう僕の中で、ちょっとたけしさんっぽくやってみたいなっていうのがあったんですけど。


司会
試行錯誤の最中ということですね。


品川
なんか、言っていただけるだけでうれしいというか。


司会
ありがとうございます。真矢さんはいかがですか?


真矢
いや、私も本当に苦労は何もないですけど、やはり監督の、一番最初に会ったときに、新しい動物と目が合ったような、私を2分くらいでなんかこう、どういう生き物なんだろうと観察されてるあの顔が忘れられなくて(笑)。
いまは、台本いただいたときに思い描くイメージと、西谷監督が考えられたイメージが毒気を抜いたような、自然の中の、みんな人が変わってるという感覚の、でもその中で自然に生きようとしているみたいな感覚を出したいなと。新たな挑戦を、私あんまり出てないんですけど、そういうのをしていきたいなと思っていますね。


司会
ありがとうございます。それではほかにいかがでしょうか。


記者
キャストの皆さんにお伺いしたいんですけども、原作または台本をお読みになったときの感想を教えていただけますでしょうか。


司会
原作、台本を読んだときの感想ということですね。福山さんからお願いします。


福山
僕はこのお話をいただいてから、初めて原作である「探偵ガリレオ」という本を読んだんですけど、何しろすごくスピーディー、テンポよく読めて、本当に面白いなと思いました。
で、これが、どうやって映像化されるんだろうなと思って、どういった台本が上がってくるんだろうなと思って楽しみにしていたところ、福田さんが書かれた台本が上がってきまして。実は、正直なところ、台本最初に読ませていただいたときに、なんとシンプルな台本だと思って。本当にこれで大丈夫かなと僕はすごく心配になった。だけど、じゃあほかに何か代わりのものがあるのかと、セリフにしろ、シーンにしろあるのかというと、それ以外はもう考えられない。きっとその相当に推敲(すいこう)に推敲を重ね、吟味された一文であり、一行であり、一言でありが並べられていて、それが結果としてシンプルに見えていたんだろうなと思いまして。それは芝居をしていてもそうですし、最終的に仕上がった作品を見てもそうですけど、あのシンプルさこそがこの作品の奥深さを実は物語っていたんだなと思って。非常に、撮れば撮るほどそれは感じて、感動していきましたね。どんどんどんどん。


司会
シンプルというのは、普段と比べてどう違うってことになるんでしょうか。


福山
もっと余計なト書きとか、余計なと言うと失礼ですけど、たくさんあったりすることがままあるんです。ニュアンスを擬音語、擬態語とでもいいますか、そういった言葉で台本に書いてあったりする場合があるんですけど、そういう無駄な言葉による装飾というのがほとんどなくて、本当に必要なものだけがそこに置いてあるという台本でしたね。


司会
ありがとうございます。柴咲さんはいかがですか? 原作、台本を読んでの感想は。


柴咲
私は東野圭吾さんの原作「探偵ガリレオ」を前に読んでいたんですが、まず一言では言い表せない奥深さというか、一筋縄ではいかない人間模様だったり、人間心理描写みたいなものに圧倒的に引き込まれる作品だなと思っておりますし、あまり読み返すことは、小説はないんですけど、東野さんの作品、特に「ガリレオ」だったり「予知夢」だったりは、もう1回読んでみて、また新たな発見がしてみたいと思えるような作品だなと思っています。そこで、こういったお話をいただいて、その原作にはない内海薫という役を演じることになって、まず最初に脚本を読ませていただいたんですが、私も福山さんと同様、すごく潔い、簡潔な脚本だなと思ったのが、まず第一印象だったんですが、その分、言い方を変えればってことになりますけれども、余白というか余裕のある書き方だなと。なので、現場としては、例えば監督さんとしてはもしかしたら撮りやすい、余裕のある、描きやすい書き方だったのかなと、いま1話を見た感想ではそう思いました。


司会
行間を読む面白さとか、難しさとか、いろいろあるという。


柴咲
そうですね。演出で間ができたりして、つないで、ここは“てれこ(逆)”にしたりして、みたいなものができる書き方だったのかなと思います。


司会
ありがとうございます。品川さんはどんな印象を持たれましたか?


品川
僕も原作は結構前に。東野圭吾さんの小説好きで、たぶん出た当初に読んだと思うんですけど。
きっと、東野圭吾さんの(作品の)中でもドラマにしやすいのと、しにくいのがあると思うんですけど、中でもしにくいタイプだと思うんですね。科学とか、文章でチラッと出てて、実はこれがトリックに使われててっていうのを映像でパッと見せなきゃいけないので、それを台本にするときに、セリフで気を散らしといて、映像で撮っておいてみたいな、すごく綿密に台本にするときに変えたんだなと思いました。


司会
なるほど、難しさをまた超越して膨らませて、すごい作品に上がっているということもいえますね。


品川
そうですね。


司会
なるほど、ありがとうございます。真矢さんはいかがでしたでしょう。


真矢
本当にまったくもって皆さんと同じなんですけども、私も東野さんの本を読んでいて、いろんな本があると思うんですけど、すごく入りやすいというか、その街にすぐに自分が入れちゃう。たまに遠い本とかってあるんですけど、自分が入るまで時間がかかるとか。それがすごく早くて。
でも脚本を読ませていただいたときには、不思議とすごくシンプルなト書きがとられてるんだけども、映像にするにあたって、一番とてもシンプルという素敵なとらえ方をされていて、痛快でした、読んでいて。読み終わって「面白い」って一言言いました。


司会
ありがとうございます。では、ぜひ福田さんに、そのシンプルな台本に込めた思いを一言、いかがでしょうか。


福田
福山雅治、柴咲コウ ちょっと意外なんですね、いま聞いていて。あっそうかというふうに思ったんですけども、原作は確かに大変面白くて、読者としては面白いんですね。じゃ「これをドラマにしてください」って言われると、とても難しくて、困ってしまうし、ましてやそれが福山さんと、あと柴咲さんという女性の方が出られるのが、原作にはいないじゃないかというところから始まり、このままやると「怪奇大作戦」のようなといえば、言い方ですけど、こういうしっかりした役者さんが出られるにもかかわらず、漫画のような、何だこれというようなものにしては絶対いけないわけで、どうしたらいいのかというのは、実はすごく悩みました。悩んだというか分からなかったです、全然。これは何か発見をしなければ絶対できないというのがあって、そして最初に発見したことが、2人の掛け合い。第1話に関していえば、犬のウンチの会話なんですけど、あそこができたときに初めて「あ、こんな感じ」っていう。そこからスタッフ全員がこれだけは絶対カットしないでくれって言われて。「あ、こういう感じ」と、つまり理屈っぽくて、ユーモアがあって、お互いの関係やそういったものが出せるという、こういう会話がいつも、毎回毎回できればいいなというイメージ。
あとそれから内容に関していえば、本当にレーザーで人を殺せるのか、本当に殺せるんですかと。小説の中にはそう書いてありますけど、実際やるわけだから、そんなの無理って言われると話にならないので、そこで考えた結果、42回の殺人未遂というふうに、あの展開、シチュエーションを思いついたときは、本当に神様が教えてくれたというか、あれが思いついたと思いつかないのでは、まったく違う作品になったんだろうなという。あれによって子供っぽくなく、そしてでも、ファンタジーとか推理とか人間ドラマとか、いろんなものが加わった作品になるんじゃないかなと思いました。


司会
なるほど。


福田
あとは、その登場人物の方たちには、弓削さんにせよ、城ノ内さんにせよ、それぞれが出番の多少にかかわらず、印象深くなるようなキャラクターにしていくというのが、第1稿からできたわけではないので、なかなか難しかったんですけども。良い脚本というのは、キャラクターが立っていて、ストーリーが面白くて、現場がモメないという(笑)、そういうものがいいと思ってますので、役者の方々が気に入ってくださるもの、スタッフの方々が気持ちよく撮ってくださるものができたっていうことは、いい設計図ができたということで、僕は安心してます。まだまだこれから続きますけど。


司会
今後とも、期待させてください。ありがとうございました。
柴咲さん、犬のウンチに例えられちゃった感想を一言。いま、福田さんが図らずもおっしゃいましたけど。


柴咲
私自身が例えられたとは思ってないですけど。(会場笑) 内海薫が。


司会
失礼しました。


柴咲
そうなんですか、私?(会場笑)
すごく私、あそこ好きです。1話に関しては犬のウンチですけど、2話、3話とそういった湯川先生と薫の掛け合いはあるので、毎回楽しみにしていてほしいです。


司会
ありがとうございます。ほかにご質問のあります方は。


記者
福山さんと柴咲さんにお伺いしたいんですけども、クランクイン前にお二人にお話を伺ったときに、福山さんは柴咲さんのことを、日本女性特有のしとやかさと優しさがあるとおっしゃっていて、柴咲さんは福山さんをドラマの“チィ兄ちゃん”(「ひとつ屋根の下」'93年ほか フジ系)みたいな面と、ラブストーリーのイメージがあるとおっしゃっていたんですけど、撮影が進み1カ月ちょっと経ったいま、新しい発見などあれば教えてください。あと福山さんには、実際に原作者の東野圭吾さんにお会いされてると思うんですが、そのときの印象をちょっとお伺いできればと思います。


司会
2問ということですね。発見について、いままで思ってらした印象と、実際共演してらして、こんな違い、もしくはここは一緒の感覚とか、いろいろお感じになった点があると思いますが、まず福山さんからお願いできますか。


福山
なんとなくイメージしてた感じです。本当はすごく気遣いのできる、日本女性特有の優しさを持ち合わせた方なんではないかと。ラジオの方で何度か会ったことあったんです。非常にお若いにもかかわらず、気遣いのできるタイプだなと思っていた。現場でもそれはそうで。時々セリフの中で「すいません」と言うことがあるんですけど、その「すいません」という言葉の持っている、薫が発する感じっていうのが、本当に礼儀正しい感じのニュアンスを含んでいるなと思って。これは薫が発しているのか、ご本人が発しているのか、きっとご本人の持つ人間性がにじみでてるんだろうなと思って、すごいしっかりしている人なんだなという印象です。
で、しっかりしている人なんだなと思いながらも、ところ構わず現場で寝るっていうクセがありまして、人が全然いるのに、首が90度に傾いたまま寝てるわけですよ。そのギャップに時々驚きますけどね(笑)。「よだれは出ないんですか?」って聞いたら、「出ます」っておっしゃってましたんで。(会場笑) 周りのスタッフの方も、よだれかけをちゃんと用意しなきゃいけないんじゃないかと、たまにちょっと心配しております。


司会
それを受けて、柴咲さんいかがでしょうか(笑)。


柴咲
福山雅治、柴咲コウ いやあ、そうですか…。(会場笑)
私は、以前、本当に(メディアに)露出しているところで見る、感じる福山さんのイメージしかなかったんですが、撮影を重ねていって、枠がない人なんだなって感じました。勝手に私が思い込んで、福山さんってこういう人だって決め付けてただけなんだって思って、本当にいろいろな面を見させていただいてますし、まず1話出来上がったものを見て「完璧だ」と思ったので、現場で例えばセリフを間違えていようが、監督に指導されていようが、出来上がったものは完璧だという印象がすごく強かったのと、またそれに照らし合わせて、自分はもうちょっと頑張らなきゃいけないと反省する材料にもなっているところがあります。


司会
柴咲さん、どこでも寝られるというのが特技の一つでいらっしゃるっていうことなんですか? 寝不足でもあるし。


柴咲
そう、疲れてるんですね。(会場笑)
毎日毎日。すきを見て寝ておかないともたないんです。8時間押しっていうのがありましたから。(会場笑)
ちょっとこれは言っておきたいんですけど、西谷さんは朝の4時にダメ出しをします。(会場笑) 「全然ダメです」と。あれはとても強烈でしたが、愛のムチだと思っています。


司会
厳しい環境でお仕事していらっしゃるということですね。(会場笑) では東野圭吾さんについて、福山さん一言ご感想を。


福山
雑誌の対談で東野さんとはお会いしたんですけど、非常に印象的だったのは、この「ガリレオ」という作品、そして湯川学というものについてどうお考えですかということについて「僕自身があこがれた生き方の一つです」というふうに東野さんはおっしゃっていたんです。湯川学という人間が持つ好奇心旺盛な部分だったりとか、湯川学という人間が持つバランス感覚というか正義感ですかね、物事に対する誠実さだったりとか。それは東野さん自身のあこがれの生き方なんですっていうふうにおっしゃっていて。
でもそうおっしゃってる東野さんが、僕には湯川学に見えて、非常に話を伺っていても、理屈っぽいというふうには僕は思わなかったんですけど、話の組み立て方が非常にしっかりしていて、物事に対する探究心、もともと物理学を学んでいらしたりとか、そういった仕事をしていたりとか、もともとそういうことをやっていたということもあり、これは東野さんであり、東野さんのあこがれであるんだなということを、しかと伝えていただいたので、僕もそこで演じやすくなりましたし、一つの指針といいますか、こういうのが、東野さんっていうのが一つの湯川の核なんだな、というのを見て、演じやすくなりました。湯川学という役柄同様、東野さんも本当にチャーミングな方でしたね。


司会
そうですか。ありがとうございました。それでは最後の質問にさせていただきましょうか。


記者
品川さんが出演されている情報番組の「ハッケン!!」です。品川さん以外の出演者の方にお伺いしたいんですが、お笑い芸人というジャンルでドラマ出演されている品川さんをどう思われますか。


司会
それではまず福山さんお願いします。


福山
これは、ネタですか?(会場笑)


記者
ネタではありません。真面目な質問です。


福山
分かりました。真面目に、じゃあ答えさせていただきたいと思います。
芸人さんだからとかいうことは、芝居場に立ったときは何も関係ないことだと思うんです。芝居場というところに入ったからには、すべての人が役者さん、俳優である、演者であると。僕も違うフィールドで音楽をやったり、ラジオをやったりとかいろいろなことをやってますけど、でもここの芝居場に立ったときは、俺は音楽やってるからとかそういうこと一切持ち込んでるつもりはまったくなく、役者として何ができるかということで全力を尽くすつもりで、いつもいますから、品川さんが現場にいるから、何か面白いこと言ってよとも思わないし、記者会見でお笑いやってるから面白いこと言ってよというふうにとも思わないですし。同じ舞台に立ったら、一人の演劇人なんだと僕はとらえて、接していきたいと思っています。


柴咲
私も同様の意見なんですが、ただ一つ、見る方の先入観というのはぬぐい去れないところがあるのかなと思っていて、バラエティー番組でも、いまドラマみたいなのというか、ドラマを作るような企画がいっぱいあるじゃないですか。そういう目で、変な話“月9”じゃなくてもそうですけど、きちんとしたというか、大掛かりな、こういったお金のかかっているドラマと混同されることは果たしてどうなんだろうと、正直なところ懸念しているところはあったんですが、実際現場で一緒にお芝居させていただいて、まったくそんなのは感じませんし、実際1話出来上がったもの見ていただいても分かるとおり、そんなものみじんも感じないし。芸人さんだからとか、バラエティーやってる方だからっていうんで変に突出した部分は見えなくて、むしろこちら側が勉強することとか、腰の低さもそうですけど、たたずまいとかも。本当に学ばなきゃいけないなと思います。


真矢
大変真面目な方だなと思って、現場でご一緒させていただいてますが、きっと品川さんは大変頭の回転がよろしい方なんじゃないかなと思って。
普段コントとかされていて、面白いこと出してくださいっていうところはあると思うんですけども、全然違うところで戦ってらっしゃるような気がして、すごいなと思って私は見てますけども。一つひとつのとらえ方が。あと「笑っていいとも!」のときに、自分がしゃべらなくてはいけないところ、ドラマ陣として引くところっていうのをすごい感じたので、大変なお仕事選ばれてるんだなと思って感激してましたけど。


司会
どうですか品川さん、皆さんからエールを受けて。今後の抱負も含めて一言。


品川
本当にうれしいんですけど、うれしい反面、この質問が最後じゃまずいだろうという気持ちが大きいのと、「ハッケン!!」のスタッフにいち早く帰ってもらいたいですね(笑)。(会場笑) いや、本当にうれしいです。ありがたいです。ありがとうございます。


司会
ありがとうございます。ということで、よろしゅうございますかね。(会場笑) はい、それでは以上をもちまして、完成披露舞台あいさつならびに質疑応答を終了させていただきます。皆さま本日はお忙しい中、ありがとうございました。

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