薔薇のない花屋

フジ系

1月14日スタート 毎週月曜21:00-21:54

出演:香取慎吾、竹内結子、釈由美子、松田翔太、寺島進、池内淳子、三浦友和ほか
解説:幼い娘と暮らす花屋の男を取り巻く、さまざまな愛の形を描く物語。脚本は「ひとつ屋根の下」('93年ほか フジ系)の野島伸司。香取慎吾は父親役に初挑戦。

相関図  ドラマナビ


■場所:'07年12月18日(火) フジテレビ・湾岸スタジオ
■司会:平井理央(フジテレビ・アナウンサー)
■出席:香取慎吾、竹内結子、釈由美子、松田翔太、寺島進、池内淳子、三浦友和、野島伸司(脚本)、関卓也(プロデューサー)、稲田秀樹(プロデューサー)、中江功(演出)


司会
それでは早速ながら、皆さまをご紹介したいと思います。まず初めにフジテレビ連続ドラマ執筆は3年ぶり、「薔薇のない花屋」脚本家・野島伸司さんです。日本中の試聴者の心を野島伸司さんの織り成す一言ひと言で、しんまで深く温めてくださると思います。ごあいさつをお願いいたします。(会場拍手)


野島
皆さん、お久しぶりです。とにかく素晴らしいキャスティング、ちょっとないぐらいいいキャスティング。それは芝居の質とか、皆さん個人で持ってらっしゃる情緒みたいなものの種類は皆違うんで、僕はいろんな色のクレヨンをもらって楽しみながら書いて、あと最終回を残すだけです。イメージとしては「ニュー・シネマ・パラダイス」のような終わり方をしたいと思っているんですが、どうでしょうか?(笑)
まあ、特に何も言うことはないので、中江に代わります(笑)。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。それでは続きまして、プロデューサーをご紹介させていただきます。フジテレビドラマ制作センター、関卓也でございます。(会場拍手)
そして、共同テレビ、稲田秀樹でございます。(会場拍手)
さらに、演出をします中江功です。(会場拍手)
代表して、中江功よりごあいさつさせていただきます。


中江
この番組のおかげで「薔薇」という漢字が正確に書けるようになりました。中江でございます。
撮りはすでに入って2週間ぐらいですか、順調に押しておりまして。今回内容がいろいろ複雑な部分もちょっとございまして、内容に関しては話しづらい部分もありますので、個人的な話をさせていただきますと、個人的に野島さんと僕は何本かやらせていただいて、僕と野島さんが組むとどうも暗いドラマになりがちな印象なので、今回そうではないということを最初に申し上げておきたいなと思います。
あと、個人的には池内さんは僕の母と同い年でございまして、このお年でこんな素敵でチャーミングな方がいらっしゃるとうちの母にも教えてあげたいなと思っています。
三浦さんは個人的には中学のときに、三浦友和似だと言われて調子に乗っていましたが(笑)、ご本人にお会いしたので、きょうはそれをすべて撤回させていただきたいと思います。(会場笑) この年代まで素敵な男性を維持されるのは大変なご苦労ではないかと。個人的にはですね、寺島さんと同い年なんですけど、逆にいろんな苦労をされたんだろうなというような(笑)、個人的には必ずいつか仕事をしたいなと思っていた寺島さんと今回やらせていただくのをすごい楽しみにしています。
個人的にはですね、釈さんは唯一キャスティングがリアリティーないなと。というのは僕の子どもが行ってる小学校にこんなスタイルが良くてきれいな先生はおりません。いたら授業参観には毎回お父さんばかりなんじゃないかというような素敵な釈さんとお会いできて光栄でございます。個人的にはですね、お父さんとも仕事がしたかった松田翔太くん。今回はチャーミングでかわいくも元気のある、ちょっと違う面を出せるかなと。
個人的にはですね、3年ぶりぐらいですか。「プライド」('04年 フジ系)というドラマ以来、竹内さんの美しさに磨きがかかっておりまして、毎日、1回はモニターを見てあまりのきれいさに失神しております(笑)。とっても今回難しい役で、特に前半戦非常に演じづらい部分とかあって、すごい難しい役なんですけども、毎日話をしながら頑張ってやっていただいております。
あと、香取くんとは14年ぶりに仕事をすることになって、昔はかなり子どもでしたけど、今回は素晴らしい素敵な男性に変身しておりまして。最初ちょっと野島さんの本で香取くんでって、いったいどういう上がりだろうかっていう僕自身ちょっと不安はあったんですけども、少なくとも、当然バラエティーで見る香取慎吾でもなく、ママでも忍者でもウッキッキーでもない、普通の素敵な男性としての…かなりバラエティー色が強い人だろうとある意味思っていたのが、今回現場にいるとSMAPの一員であるとか、バラエティーをやっている香取慎吾がまったく見えなくて、役者として見ていて楽しいし、素敵な役になってると思います。
個人的にはですね、まだ始まったばかりですけど、僕はこれから何本も撮ろうが、好きなドラマベスト3に入るだろうとすでに確信しております。内容はちょっと言えないことが多々あるんですけども、とりあえず見ていただくと、この素晴らしいキャストの素晴らしさが分かると思います。どうかよろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。それでは続きまして、出演者の皆さまのご紹介に入りたいと思います。
まずは、困った人を見ると放ってはおけない男、娘と暮らすために必死でお金をためて、小さな花屋を開店します。「俺はいいんだ」が口ぐせのお人よしで、すべてにおいて、出しゃばることを好まないという汐見英治役、いままでとは一転、繊細な男性を演じます、香取慎吾さんです。香取さんごあいさつをお願いします。


香取
皆さんこんにちは。汐見英治役をやらせていただきます香取慎吾です。スピーカーですかね? 音声の方がちょっと調子悪くてすいません。(会場笑)
ちゃんとと思って席から立ったわりには、あんまりそういう感じじゃなさそうなので座ります(笑)。
そうですね、あのー…。
(主題歌流れる)
あ、音楽入れるんですか?(会場笑)
(主題歌消える)
音楽も入れるんだか入れないんだか、はっきりしなくてすいません。(会場笑)
あの…監督が好きなドラマベスト3に入ると言ってたのと同じように、僕も入ると思います。すごく好きな作品にこれはきっとなるなというのを撮影しながら、じわじわじわじわ感じています。しかし、放送が始まる前に、話せる内容がほとんどありません。(会場笑) もう1話を見ていただいて、1話の中でもビックリするようなことがいくつかあって、2話、3話と毎回毎回、ビックリするようなことが、話の展開がどんどん進んでいくと聞いて。そのー…お芝居に影響が出るんじゃないかと思い、2話ぐらいまでしかまだ読んでいません。2話も読んでいないまま、この間、2話の撮影が始まりそうになって(笑)、これはまずいと思い、2話を読んでみたら、2話の時点でなんかもうすごいことになってて。視聴者として見たいなと思うドラマだったんですけど、これをやらなきゃいけないとなると、結構撮影としても大変なシーンがありまして、順調に押してまして。(会場笑) 毎日眠ってない感じの中、寒さがひどく(笑)、ニュースで「きょうが一番寒いです」っていうのは、あれは、ちょっと間違えてるなと。僕の中ではきのうの夜中の1時半ごろが一番寒かったです。(会場笑)
期待…しててください、絶対見てください。僕も絶対見ます、このドラマ。ありがとうございます。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。続きまして、孤高の盲目の女性で、ある日花屋の前で雨宿りをしたことから、英治と出会います。歯に衣着せぬ言葉遣いと奔放で明るい性格で、英治や、英治の8歳になる娘、雫との距離を縮めていく白戸美桜(みおう)役、連続ドラマのヒロインは3年ぶりとなります、竹内結子さんです。(会場拍手)


竹内
竹内結子 こんにちは、竹内結子です。私も座ったままで失礼いたします。
今回、白戸美桜という女性の役をやらせていただくんですけども、確かに香取さんがおっしゃったように1話の段階でもいろんなことを秘密にしたままでないとお話できない部分がありまして、まずは皆さんに見ていただきたいと思います。
そして、撮影も確かに順調に押すことがありますが(笑)、この押していく空気の中で徐々にみんなのチームワークといいますか、息が合っていくこの感じが、やはりドラマならではの連帯感だなというものを感じています。皆さんに楽しんでいただけますよう、みんなで頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。


司会
ありがとうございました。続きまして、英治の娘、雫のクラス担任を務め、仕事熱心で雫の複雑な心に目を向け、正面から向き合おうとする中、英治と関わっていきます。やがて仕事を超えた関係が美桜をはじめ、周囲の人間たちとも生まれていく小野優貴役、初の小学校の先生役となります、釈由美子さんです。(会場拍手)


小学校の先生役をやらせてもらっています釈由美子です。
私のほうはまだ1、2話はそれほど出ていないので、皆さん、朝まで撮影してるって伺って、大変そうだなっていうふうに…お疲れさまです(笑)。いつもぬくぬくと小学校の中で撮影させてもらっているんですけども、初めての小学校の先生ということですが、本当に子どもたちが元気で、そういうパワーをいただいて楽しくやらせてもらっています。なるべく現場の空気に早く慣れるように、お日さまのような香取さんについていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。続きまして、勤めていたホストクラブで不祥事を起こし、英治に助けられ、英治の店に居候することとなるイマドキのチャラい男。(会場笑) その人懐っこいキャラクターで周囲にもなじみ、英治と美桜の関係を後押しするが、実は心の裏側に孤独を抱えているという工藤直哉役として、また新たな魅力を見せてくれるでしょう、松田翔太さんです。(会場拍手)


松田
よろしくお願いします。もう一言で言えば“チャラい男”と思われると思いますが、まだ言えない秘密がたくさんあって、そういう意味ではやりがいのある、いろんな陰を含んだ男を演じられるんじゃないかなあと思って、いま、すごく楽しみにしています。いま、まだ序盤の段階なので、これから監督含め皆さんと一緒に役を作り上げていきたいと思っています。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。続きまして、花屋の向かいにある喫茶店のマスター。英治が花屋を始める際に、「花屋をやりたい人に悪い人間はいないから」と赤の他人の英治の保証人になり、ハードボイルドを自認します。恋にはオクテ、釈さん演じる小野先生に一目ぼれしてしまう、そんな四条健吾を魅力的に演じてくださいます、寺島進さんです。(会場拍手)


寺島
寺島進 本日は、遠路はるばる埋め立て地まで橋を渡って(笑)、どうもありがとうございます。寺島進です。ハードボイルド自認してます。今回は、拳銃も散弾銃も刃物も出てきませんけど…あ、でも最後まで本を読んでないんで分かんないんですけど、いい感じで。本当に久しぶりにというか、大人なドラマだと思うので、最終話まで撮影無事に終わって、地震とかそういうのがなければいいなあと思ってます。このへん埋め立て地なので、液状化現象とか(笑)。最後まで無事に、クランクアップまで風邪もひかずに頑張り続けて、皆さんで最後、おいしい酒飲みたいなと思ってますんで、よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。続きまして、丘の上の家に住む老婦人、夫と死別し、子どもたちも独立して、孤独に暮らしています。花屋を志していた英治に、花についての基本的な知識を教えた人でもあります。料理が苦手でおっちょこちょい、そんなかわいらしい一面を持つ、菱田桂子役を素敵に演じてくださいます、池内淳子さんです。(会場拍手)


池内
きょうはお忙しいところを、こんなに大勢の方においでいただきまして、誠にありがとうございます。いまちょっとドキドキしておりますけれど…スタッフはもちろん、役者さんも混ぜて一番高齢者の役をやらせていただきます池内淳子でございます。
脚本をお書きくださっている野島さん、それから演出の中江さんがとても私の役を不思議な登場の仕方と、とてもきれいな登場の場をお作りくださいましたんで、いま、年がいもなくワクワク、ドキドキしております。この年齢になりますと、あまりワクワク、ドキドキっていうのはなくなってくるんですけれども、久しぶりにそんな感じをいま、抱いております。皆さんと一緒に最後まで風邪をひかず病気もせず、過ごしていきたいと思っておりますので、どうぞ最後までご覧くださいますように心からお願いいたします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。続きまして、東京でも有数の大病院の院長を務めます。その行動には謎が多く、英治に対してある感情を抱いていて、謎のアプローチを仕掛け、彼の本来の目的も謎に包まれている安西輝夫役、フジテレビの連続ドラマ出演は28年ぶりとなります、三浦友和さんです。(会場拍手)


三浦
よろしくお願いします。香取くん扮する英治をわけあって憎んで、憎んで、破滅させてやろうという大病院の院長を演じるんですが、なぜこんなに憎んでいるのかということとか、のちのち、その憎しみの変化とかですね、そういったことを楽しみに見ていただければと思っています。で、何話まであるか知りませんけども、香取くんと後半まで一切絡まないという珍しいドラマで…7話ぐらいで、初めて芝居するとアガっちゃうかもしれないので(笑)、よろしくお願いします。(会場笑) ありがとうございました。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。皆さまのお話を伺って、ますます興味がわいたというか、ぜひ早く見たいという気持ちにさせていただきましたが、ということで、ここからですね、出演者の方へ私からいくつか質問をさせていただきたいと思います。記者の皆さまには、後ほど質問の時間を設けておりますので、少々お待ちください。
では、出演者全員にお伺いします。「薔薇のない花屋」というドラマへのご出演が決まった際、ご自分の役どころを聞いてどう思われたかと、ご自身の役の魅力について教えてください。香取さんからお願いします。


香取
自分の役を聞いて…そうですね、僕と似ている部分がある英治くんだなと思ったんですけど、僕の似ている部分っていうのはあんまり…こう、あんまり皆さんには知られたくないような部分であったり、猿として「ウキーッ」って言ってる、明るく元気にいるときの僕の中にも、違う感情があったりする部分で、あんまり見せたくないというか、見せたことがないような部分が描かれちゃう感じが、心の中を見られる感じでちょっと嫌です。けど、そんな僕も知ってほしいなとちょっと思うので、うれしい部分もあるかなという感じです。


竹内
私はまず、役の設定を伺ったときに、私に務まるのだろうかと、いろいろなものを背負ってる人でもあるし、そこをどうやっていけばいいんだろうと、不安がまずよぎりまして、でも、もう楽しんじゃえばいいじゃん!と思って現場に入りました。そして実際に監督とお話をしながら美桜という女性を作っている最中でもありますし、私自身も明日の自分がどう転ぶのか、転がっていくのかが分からないというような状況に身を置くのもまた楽しいかなと思って演じています。


釈由美子 以前は学校の先生ということで、高校の先生役をやったことあるんですよ。そのときは生徒を翻弄(ほんろう)する役だったので、今回はセクシー封印で、“まいっちんぐマチコ先生”にならないようにっていうのを気をつけてやっています。皆さん、裏表、裏がある役が多いと思うんですけど、私の役はすごく正義感があって真っ直ぐな、一途な先生なので、こういう先生がいたらいいなって子どもたちに思ってもらえるような、優しい先生を頑張って演じたいと思っています。


松田
この役をもらって、監督とプロデューサーの方々とちょっと話す機会がありまして、そのときに松田翔太とかどうでもいいみたいな、そういうイメージをすべて変えてあげたいということだったので、それを楽しみにしてましたし、自分自身、チャラい男を、いわゆる“チャラ男”として演じるのではなくて、身近に「こういうヤツいるなー」みたいな、そんな男にしていきたいなと思っています。これから秘密がたくさんあるので、そこも含め、自分の中でもちょっと楽しみです。


寺島
この話いただいたとき、企画書かなんか読ませていただいたんですけど、物静かで寡黙というか、寡黙でカゲがあって…カゲっていっても天気の影じゃなくて心の陰なんですけど…すいません。(会場笑)
台本はまだ3、4話までしか読ませていただいてないんですけども、企画とはちょっとだいぶ、かけ離れてきちゃってるかなみたいな感じがしないでもないんですけども、でも魅力というとちょっとお人よしなところかな、なんて思っちゃったりして。あとは、まだ1日しか撮影をやってないので何とも言えないんですけど(笑)、これからちょっとウブな気持ちを忘れずに、精進して頑張っていきたいなと思っています(笑)。


池内
私はこの年齢になるまで、お役というのはほとんど完全無欠な女性が多かったんですね。いままで、お役をいただいてきて。今度珍しく、ものすごい欠点があるんです。それがとてもとてもうれしくて。ですから香取さんのなさる英治さんをはじめ、雫ちゃんとか皆さんとご一緒になりながら、皆さんのせりふの裏を考えながら、そしてその欠点をかわいいおばあちゃんと感じていただけるような作り方をできればいいなと思っております。これは理想でございますけれど。飽きないように作らせていただきたいと思っております。


三浦
三浦友和 この役というより、野島さんの世界に、まだもうひとつ入りきれていない自分がいて、ちょっとパニック状態に…まだ1日しか撮影をしてないんですが、なってまして。監督は何もアドバイスしてくれないし…。(会場笑) どうしていいか本当に分からない状態でいま、はい。(監督に)真剣に聞いてくださいね。で、撮るのがしつこくてですね(笑)。年上だから今度言ってやろうと思ってますが。(会場笑)
初めてこういう敵役みたいなことをやっているんで、楽しんでやっていきたいと思っています。


司会
ありがとうございます。続いての質問なのですが、今回、第1話の放送がまだということで、お話しづらい部分があるかと思うんですが、「薔薇のない花屋」の台本を読んで、一番印象に残ったシーン、または読んでみて特に魅力を感じたところはどういった部分でしょうか。お一人づつお答えください。


香取
印象に残った部分は…雫。雫ちゃんという僕の娘が、会見にも登場できないっていうところが、そこがすごく…印象に残ってます。(会場笑)
雫にもですね、やっぱりいろんな部分があるところも…雫こそ、本当に1話始まらないと登場できないんで。雫的にはちょっとひとりこう、省かれてるみたいな気持ちに、8歳の子なんですけど、すごく大人な女性なんで、「なんで私きょう行かなくていいの、会見に」みたいな。(会場笑)
それこそ、1話を見てもらったら。その後、きっと雫との雑誌の取材とか増えると思います。(会場笑) それも頑張ります。よろしくお願いします。


司会
1話までは秘密ということですね。ありがとうございます。続いては竹内さん、お願いします。


竹内
きょう…ではないですよね。いままでの一番の印象はですね、まず、私自身がときどき思うことなんですけど、こういうことも言ってしまえば楽なのになって思うことを飲み込んでしまうことってよくあるんですけど、そうやってひょっとしたら言わないままおいた言葉とかも、ポツッと言っている自分のキャラクターがあって、うらやましいなと思う反面、こうあれたら楽なのになと、そういう部分にすごくひかれました。


司会
ありがとうございます。続きまして釈さん、お願いします。


この話をいただいて台本を読んだときに、以前から野島さん作品がすごく大好きで、「ひとつ屋根の下」とかいろんな作品を拝見していて、自分もその世界に参加できることをすごく光栄に思っていまして。野島さんの作品っていうのは光と影の部分がすごく強くて、影の部分を照らしながら、でもその中で本当の愛情だったりとか、温かさっていうのをすごく実感できるので、そういうのを感じながら、お芝居していてすごく楽しいなと思います。
特に雫ちゃんと香取さんの親子愛が素晴らしくて、学校のシーンでも抱き合うシーン、抱っこするだけでも目頭が熱くなってしまったり、本読みでちょっと合わせているだけなのに、ウルってきちゃうぐらい本当に素晴らしいので、そこをぜひ見ていただきたいなと思います。


司会
ありがとうございます。続きまして松田さん、お願いします。


松田
松田翔太 僕の役が工藤直哉という男なんですけど、彼にはなぜか特殊な“直哉語”みたいなのがありまして、1話から抜粋しますと「ヘイヘイホー」っていうのが出てきたり。クスッとかあんまり大ウケはしない、なんか中途半端な彼の言葉があって。それが1話ごとにあるのかなあ、2話にもありますし。それをちょっと僕の中に入れるのがいま、大変です。すいません。(会場笑) でも、それを言うのが結構楽しみです(笑)。まだ、言ってません。


司会
「ヘイヘイホー」、はやるかもしれないですね。もしかしたら。


松田
そうですね…。(会場笑)


司会
ありがとうございます。すいません。さあ、続きまして寺島さん、お願いします。


寺島
印象の部分は、やっぱりこの作品でレイモンド・チャンドラーが出てくるところですかね。
感想はですね、さっきも大人のドラマになるんじゃないかっていうぐらい、最近なんかチャラチャラ、ビジュアル系のガキっぽいドラマもどっかで多かったりするんですけど、やっぱり目に見えないものっていうものは茶の間ですごくのぞきたいというか、感じたいという感じがあって、すべての登場人物の人が心の揺れ動きとかそういうのが凝縮されていて、なんかそのへんがとても楽しみですし、この作品を見てるお客さんがそういう心の動きを感じ取ってくれたらうれしいなと思います。


司会
ありがとうございます。続きまして池内さん、お願いします。


池内
池内淳子 せりふが全部長いせりふじゃなくて、短いせりふがあるんですね。その短いせりふの裏にいろんな意味が、おしまいまで読んでいくと入ってるんです。まだ撮ってないんですけど、2回目に私が1人で家を売って出ていくっていうところがあるんです。それをバス停まで英治さんたちに告げずに出ていく。あとから香取さんの役の英治さんと雫ちゃんが追いかけてきてくれるんです。それが6ページか7ページぐらいあるんです。決して長いせりふじゃないんですけど、実に理路整然じゃないんですね。日常茶飯事にあるようなしゃべり方が6ページから7ページぐらい続いているんですけど、これがとてもかわいらしくて、あったかくて、それで結局ほだされて自分の息子とは暮らしてないので、香取さん親子の英治さんと雫ちゃんと一緒に住むようになるんですけども、これはちょっとねえ、ウルウルきました。もうちょっと長ければ舞台にでも乗るんじゃないかなっていう感じでした。いずれ野島さんに本を書いていただいて、そして中江さんに演出していただく舞台もいいかなーなんてちょっと思いました(笑)。そんなところでございます。


司会
ありがとうございます。その舞台もぜひ拝見してみたいですが、さあ、最後になりました三浦さん、お願いします。


三浦
全体的に本当に野島ワールドと言っていい世界で、全体的に魅力的だと思います。それをどういう表現するかっていう挑戦になりますので、頑張りたいと思います。


司会
ありがとうございます。私からの最後の質問なんですが、会場でいま流れますでしょうか。主題歌がですね、山下達郎さんがフジテレビドラマのために初めて書き下ろしてくださいました「ずっと一緒さ」となります。ドラマの展開を暗示するようなこの素敵な主題歌を聞かれて、香取さん、感想を一言お伺いできますか?


香取
もう本当にドラマの撮影をしていて、ドラマにピッタリの歌で、最近はもう常にこの曲を口ずさんでいて、SMAPの新曲よりも詞を覚えてしまってまして。(会場笑) なんていい曲なんだろうと。この曲ばかり聴いていて、この間、SMAPの曲の撮影があったときに、サビとか歌えなくてですね。(会場笑) SMAPもいいんですよ(笑)。でも、本当に素晴らしいです。
僕が好きなところは、一番最初なんですけど、「抱きしめて~」の後の、「しじま~」っていうところなんです。(会場笑) “しじま”って何だろうって思ったら、“静寂”っていう意味だった。好きになりすぎて“しじま”を調べたんです、辞書で。調べるときに思い出せなくて、“しじみ”って。(会場笑) ちょっとネタっぽいんですけど、本当なんですよ。しじまっていうところ好きです。そこの歌い方が好きです。「しじま~」っていうところが好きです。(会場笑) 本当に好きだから、ちょっといっぱいしゃべりすぎて、すいません。


司会
ありがとうございます。本当に初めて聞いたのに懐かしい感じがしてしまう、そんな主題歌です。
ここで会場の皆さまからのご質問をお受けしたいと思います。なお、今回はドラマに関する質問のみに限らせていただきます。そして大変申し訳ないんですが、時間の都合上、1、2問に限らせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、ご質問のある方は挙手のうえ、マイクが来ましたら媒体名をお答えのうえ、ご質問ください。


記者
香取さんにお伺いいたします。初の父親役ということで、雫ちゃんとは撮影の合間等、どんなふうに過ごされていらっしゃるのでしょうか? また、抱きつかれたときの感想などもお聞かせください。


香取
いままでたくさんの子役さんたちとお仕事をさせていただきましたが、雫ちゃんはこれまた、いるんだなあ、こういう素晴らしい子役…子役じゃないんですよ、もう。女優さんでして。
本番をやりまして、カットかかって、「すいません、もう1本いきます」って言ったときに、僕の肩をポンポンポンと3回ぐらいたたきまして、もう1回、それがNGになったりしたときに、自分の位置から離れて僕のところまでわざわざ来て、「大丈夫大丈夫」。(会場笑) ハンパじゃないなと。実際ちょっと、せりふのこととかで、自分いま、うまくいかなかったなっていう表情をしたときに、それをチラッと見た雫が、わざわざ来て、「大丈夫大丈夫」って。「そうだね」って言ったら、「よしっ、頑張ろうー」みたいな。(会場笑)
彼女は本当に子役じゃないです。女優です。素晴らしい。


司会
ありがとうございます。もう1問くらい、もしございましたら。


記者
まだそんなに、撮影のほうに入られてない方もいらっしゃるようですけど、現場の雰囲気、皆さんどのように過ごされているのか、お聞かせいただけますでしょうか。よろしくお願いします。


香取
えー、撮影の方がまだ一緒になっていない方がいたりするんですが、僕はなんだか毎日撮影を朝から晩までやっているのに、まだ1日とか2日しかやっていないという方が結構いる感じがビックリしています(笑)。なんかずーっと僕はやり続けている感じがするんですけど。
現場では寒いんで、その寒さをどうしたらいいのかっていう話をしたりしてますね。もう21世紀で、外のロケとかで、もうちょっとすごい、すごい機能を持った機械とかないのかなっていう。(会場笑) スタッフの優しいおじさんが火をつけてくれて、火がついて、そこで温まるためのコートがついたらちょっと燃えちゃうみたいな。(会場笑) すごい原始的な形をいまだにとってるっていうのが、なんとかならないものかなと思って…います。


竹内
竹内結子 現場の空気とかですか…現場の過ごし方としては、香取さんがおっしゃったように、まずはどうやって体を温めるか、体が冷えないようにするかというところに始まりですね。昨日香取さんが、寒い寒い夜中の現場のために温かいものを差し入れしてくださっていて、この現場には薔薇はないけれども、愛はあるなと思いました。


香取
(ガッツポーズ・会場笑)


私は香取さんとはご一緒させてもらっているんですけど、メーンが小学校の先生ということで、子どもたち役の子たちばっかりなので、なるべく、本当の先生と思ってもらえるように、撮影以外でもコミュニケーションとろうと思って話しかけたりしていて、ちょうどいまの時期ですとクリスマスが近いので「サンタさんに何をお願いしたの?」って話しかけながら、みんなワーっと「ポケモーン」とか言ったりしてるんですけど、最後に真顔で「サンタさんって本当にいると思ってるの?」って言ったら泣き出しちゃって(笑)、嫌な先生にならないようにちょっとそれは気をつけたいなと思います。(会場笑) すいませんでした。


松田
やっぱり雫ちゃんがかわいくて、すごく女優さんらしくて、撮影が始まるとすごく集中してってなっちゃうんですけど、合間合間だと「いまカタカナの練習してるんだ」とか言ってて「どういうことやってるの」って言ったら、“ソ”と“ン”が同じになっちゃって書けないとか。お母さんがいて、1個間違いがあったんだけど、それが面白かったんですよって話をしてて、それが“タルタルソース”を“タハタハソース”って書いちゃったっていう(笑)。あ、やっぱりかわいらしいところもあるんだなっていう感じです。


司会
ありがとうございます。そして、まだ1日の撮影という寺島さん、撮影現場の雰囲気を教えてください。


寺島
押してると思うんで…まあ、この湾岸スタジオで1日だけ撮影をやったんですけど、禁煙がすごくて、NO SMOKING、NO SMOKING、どこもNO SMOKINGなんで、松田翔太連れて喫煙所でたばこ吸ってたぐらいで、それでちょっと松田翔太とコミュニケーションをとらせていただいたぐらいですね。(会場笑)


司会
ありがとうございます。池内さん、お願いします。


池内
いま、禁煙の話が出ましたけども、たばこの臭いが本当にしなかったんですね。うれしかったです。ごめんなさいね。(会場笑) すいません、本当にそうだったんです(笑)。
それからいろいろスタッフの方とか演出の方の皆さんが、高齢者だと思ってかばってくださるんですけども、それは本当にありがたいんですけど、やっぱりある程度は自立しないといけないと思うので(笑)、助けていただくときにはちょっとこう、なりますので、そうでないときには(笑)、自立させてください、お願いいたします。まだ2日間だったんですけど、とてもいい組に初めて入れていただきまして、違和感なく入れさせていただいたので、とても感謝しています。ありがとうございます。


司会
ありがとうございます。三浦さん、お願いします。


三浦
僕はまだ1日で竹内さんとしかなくてですね。現場の雰囲気、まだよく分かりません。逆に緊張して、新しいスタジオだし、竹内さんはキツイし。


竹内
(手を振って否定・会場笑)


三浦
で、監督は何も言ってくれないし(笑)。あの…お願いします。(会場笑)


司会
ありがとうございました。ご質問のほう以上でよろしいでしょうか。それでは、1月14日(月)放送開始になります「薔薇のない花屋」をぜひ、よろしくお願いいたします。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.television.co.jp/mova/mt-tb.cgi/3255

カレンダー

2010年02月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28