セレブと貧乏太郎

フジ系

10月14日スタート 毎週火曜21:00-21:54

出演:上戸彩、上地雄輔、国仲涼子、柏原崇、山下真司、風間杜夫ほか
解説:世間知らずのセレブなお嬢様と、ワーキングプアで超ビンボーな青年。地位も価値観も全く違う2人が繰り広げるラブコメディー。

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■場所:'08年10月6日(月) 東京・台場
■出席:上戸彩、上地雄輔、清水優哉、北村燦來、小林海人、国仲涼子、若村麻由美、山下真司、風間杜夫、徳永友一(脚本)、後藤博幸(企画)、成河広明(企画)、土屋健(プロデューサー)


司会
それでは、出演者のお話を伺う前に、制作スタッフのごあいさつをさせていただきます。
まず、この企画を担当しましたのは、フジテレビ編成部の後藤博幸、同じくフジテレビ編成部の成河広明です。ドラマの企画意図について、代表して後藤がお話させていただきます。


後藤
フジテレビ編成部の後藤と申します。本日はお忙しい中、こんなにたくさんの方にお集まりいただき、心より感謝を申し上げます。
金持ちと貧乏人の話をやろうと思って始まったこの企画なんですけども、どんな企画もそうだと思うんですけど、ある段階まではこの企画でよかったんだろうかと悩む時期などがあるんですね。いつもそうなんですけど、ちょっとしたことでそれが吹っ切れて、スイッチが入る。今回は何だったんだろうと思ってさっき考えていたんですけど、最近特に皆さんもお気づきかもしれませんが、コンビニエンスストアの雑誌コーナーに、セレブなんとかとか、何とかセレブっていうハリウッド女優の武勇伝とかファッションを扱った雑誌がたくさん並んでいるかと思います。一方、ワーキングプアだとか格差社会だとかっていう文庫本が同じくコンビニに並んでたりするんですね。
ここ数カ月、それが目立ってきて、たまたま8月の初めか7月の下旬かちょっと忘れたんですけど、コンビニに行って、だいたい向かって右側に女性の雑誌が並んでいて、そのド真ん中にセレブなんとかっていう雑誌が置いてあって、ふと見たら、セレブの雑誌の間に働く貧困層という本が重なっていたんですね。ちょうど「セレブと働く貧困層」というタイトルに見えて、これでもう勝ったと思いました。その瞬間、自分の中でスイッチが入って、今は全く迷っていません。必ず当たると思っています。
撮影の方も順調で、ここ2、3日、朝まで会議してるんですけども、出演者の方々のキャラクターを存分に生かしていただいた芝居がすごく生きていて、本当におそらくオンエア直前までいいものにしようと、たぶんスタッフが粘って編集に励んでいくと思います。また、いきものがかりさんの素晴らしい主題歌、そしてSafariiさんの素晴らしい挿入歌をいただき、トータルで間違いなく素晴らしいドラマに仕上がると思っています。
明るくて、笑えて、ちょっと泣ける、今クール一番の話題作にしていきたいと思っていますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。(会場拍手)


司会
続きまして、共同テレビ土屋健プロデューサーより、ドラマの内容についてご説明させていただきます。


土屋P
共同テレビ土屋です。よろしくお願いいたします。
「セレブと貧乏太郎」、今、後藤さんの方から紹介がありましたように、非常に分かりやすい金持ちと貧乏人、突き抜けたお話になっています。そしてお金があるのか、お金がないのかに関わらず、幸せは別のところにあるんだよというメッセージをぜひ伝えていきたいと思っています。
本日、残念ながら監督が仕上げで、撮影の後、また編集所の方に入っています。僕らもちょっと見始めているんですけど、大変楽しい出来上がりになっています。ぜひ、楽しみにしてください。そして素晴らしいキャスト、きょうはわざわざ役衣装で出ていただきました。ご覧になっていただけるように、大変一目で分かりやすいキャラクターになっています。このキャラクターがブラウン管の中で、跳んだりはねたり暴れまくります。ぜひ楽しみにしてください。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、脚本を担当します徳永友一さんより、一言ごあいさつさせていただきます。


徳永
脚本の徳永です。よろしくお願いいたします。
今回ですね、セレブと貧乏人という対極な世界をどう作っていくか、打ち合わせで、本当に非常に頭を悩ませながら作っていって、打ち合わせの中で出てくるアイデアが非常にスタッフの皆さん、キャストの皆さんの撮影現場をのぞかせていただいたときに、間違ってなかったと。非常に楽しくて今までにないようなパワフルなかつ、得体の知れない力を感じる、そんなドラマになっていると思います。
今回火曜9時、このドラマを見て元気になれた、またあしたも頑張ろうというふうに思っていただける、そんなドラマにしたいと思っております。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
それでは出演者の皆さまに、ドラマにかける意気込みをお話していただきたく思います。
まずは父は世界のホテル王、母は日本人初のオスカー女優、欲しい物は何でも手に入る、何不自由ない環境で育ったため我慢することを知らない自由奔放な超セレブ。自身がファッションプロデュースをする会社「ラブ・アリス」の広告塔として、類まれなファッションセンスと抜群の知名度を生かし活躍する美田園アリスを演じられます、主演の上戸彩さんです。


上戸
皆さんきょうは天気があまりよくない中、足を運んでいただいてありがとうございます。
今回はセレブ役ということで、私自身、中身はどちらかというと太郎寄りで、本当にセレブとはかけ離れているんですけども、今回は多い日は1日で10回ぐらい、頭の先、ウィッグからツメの先までチップを変えて、たくさんオシャレをさせていただいています。
今までにないぐらいナルシストになりきってみようかなと思っていますので、皆さんチャンネルを変えずに全衣装、全スタイルを楽しんでいただきながら、お金では手に入らない愛を皆さんに見つけていただきたいなと思います。本当にありがとうございます。(会場拍手)


司会
いろいろなファッションには初挑戦といわれる上戸彩さん、上地さんとも初共演ということで印象はいかがですか。


上戸
そうですね…あの…(笑)。すごい似たような空気感を持っている方だなあと思っていて、人間観察をする必要もないくらい、本当に考えていることが似ているような気がしているんですが、気のせいなのかなと最近思っているきょうこの頃です。(会場笑)
仲良くなれるように頑張ります。ねっ。


上地
はい(笑)。


司会
ありがとうございます。そして、5年前に妻を亡くしてから古びた一軒家で子供たち3人と何とか食いつなぐ日々を送っている超貧乏な男。ワーキングプアの境遇に悲観することなくポジティブに生き、アリスの孤独な一面を埋める存在になっていく佐藤太郎を演じられます上地雄輔さん、意気込みをお願いします。


上地
はい。そういう役をやります。(会場笑)
えー、本人も結構そういう感じの人間なんですが、さらに佐藤太郎という役は、強く、心が満たされている人間だと思うので、その強さが皆さんのあこがれになるような男になりたいと思って演じています。最後までお見逃しなく。上戸彩さん、仲良くしてください。これからも、よろしくお願いします。
あ! きょうは誠にありがとうございました。(会場笑) それを先に言うの忘れたんで。(会場拍手)


司会
そして、上地さん演じる太郎の3人の子供たちをご紹介します。名前を呼ばれたら元気に「はい!」と言ってからあいさつしてください。
まずは佐藤家の長男。小学校2年生の一郎くんを演じる清水優哉くん。


清水
はい!


司会
続いて佐藤家の長女、小学校1年生の花子ちゃんを演じる北村燦來(さんご)ちゃん。


北村
はい!


司会
そして佐藤家の二男、幼稚園に通う二郎くんを演じる小林海人くん。


小林
はい!


司会
はい、ありがとうございます。皆さん元気で本当に可愛らしいですね。
そして続きまして…。(会場笑)


上地
すいません、さっき楽屋であいさつを練習したので、1人ずついいですか? ちょっとだけ…。


司会
はい、そうですね。お願いします。(会場笑)


清水
佐藤一郎役の清水優哉です。3カ月間頑張っていくので、よろしくお願いします。(会場拍手)


北村
佐藤花子役の北村燦來です。監督に怒鳴られてもこの3カ月頑張りますので(会場笑)、よろしくお願いします!(会場拍手)


小林
佐藤二郎役の小林海人です。よろしくお願いします。
3カ月間、監督に怒鳴られても、静かに待っていますから(会場笑)、よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ありがとうございました。続きまして、近所に住む太郎に思いを寄せる、太郎の幼なじみ。デザイナーになる夢を持ちアリスの会社の派遣社員として働いている安田幸子を演じられます国仲涼子さん、一言お願いします。


国仲
安田幸子役の国仲涼子です。
きょうはこういうワンピースを着ているんですけど、幸子はどちらかというと貧乏寄りです。なので、この作品を通して私も幸子も、セレブのエキスをいっぱい吸い取っていきたいなと思っています(笑)。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
そしてアリスの実母が病死した数年後、後妻として美田園家に入ったアリスの継母。美田園グループ内で確固たる地位を築き、後藤田とアリスをどうにかして結婚させることを目論む美田園真紀子を演じられます、若村麻由美さんお願いします。


若村
皆さんこんにちは、若村麻由美です。
今回はこのお子たちと若いみんなを盛り立てて頑張る継母役なんですけれども、盛り立ててというか、牛耳ろうと思って戦いを挑んで嵐を巻き起こし、その末にどうなるかというところが見どころでしょうか。
ただ、私事ですが、最近、時代を超えてセレブの役が多いので、本当は貧乏太郎の母ちゃんがやりたかったなあ。(会場笑) でも、登場人物にないんですよね。ちょっとそのへんのご両親がどうなっているのか私は存じ上げないんですけれども、今回この「セレブと貧乏太郎」を踏み台にして、将来、肝っ玉母ちゃんになりたいなと思っています(笑)。
よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、太郎や商店街の仲間が集まる大衆食堂「だるま」を一人で切り盛りする幸子の父・安田啓一を演じられます山下真司さん、お願いいたします。


山下
恥ずかしがり屋なので、座ったままで勘弁してください。
あの、意気込みはすごくあります。ことしでなんと僕も30周年を迎えるという、あっという間の30年でした。そこで今回はそのキャリアとカンフィデンス、経験と自信ですね。それプラス、なんと、シェイム。分かります? シェイム。羞恥心です。(会場笑) これを加味して、上地くん、現場で本当に面白いアドリブをいつもありがとうね。彼も本当に頑張ってくれているんで、今回は本当にいいドラマになると思います。
皆さまお気づきかと思いますが、主役の2人の名前を見てください。上戸さんと上地くんという、両方とも“上”がつくという。視聴率はこれで上々じゃないかと! ちょっと無理押しですね…。(会場笑) あんまりウケなかったのが良かったなと。
でも、本当に監督もすごいイイ感じで僕らを引っ張っていってくれてるので、本当にきっといい、素晴らしい、楽しいドラマになると思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
最後になりました。アリスの秘書、自由奔放なアリスに手を焼いているが、アリスを温かく見守る父親的存在である郡司康夫を演じられます風間杜夫さん、よろしくお願いします。


風間
皆さま、本日はお忙しい中、ようこそおいでくださいました。私のためにこんなに集まっていただけて、アハハハ。(会場笑)
今、山下先輩が非常にいいことをおっしゃいまして、我々世代としては本当に、脇を固めるということで、意気込みもいっぱいでございますが。まあ、アリスの父親代わりということで、本当にアリスが眼に入れても痛くないほどかわいいんですね。3歳のころからずっと側にいる執事でございます。まあ、育ちが育ちなもんでね、一般社会に出るといろいろな問題を起こします。そのたびにハラハラするんですけれども、彼女が間違った道に行かないように、私の経験を生かして指導していきたいと思っています。
そんなわけで、絶対これは話題を呼ぶ楽しいドラマになると確信しております。どうか皆さま宣伝の方、よろしくお願いします。ありがとうございました。


司会
それではここで私の方から代表質問を1問させていただきたいと思います。
これまでの人生の中で、私いま贅沢をしているなと思った瞬間、そして、私って貧乏かも、貧乏性かもと思った瞬間についてそれぞれお伺いしたいと思います。


上戸
そうですね、贅沢をしているなと思うときは、事務所の社長さんだったり、あとはプロデューサーの方とご飯を食べにいったときとかに、メニューを見ないでご飯を食べることができたときは贅沢だなって思います。
けど、貧乏だなあって思うのは、家の冷蔵庫を開けてこれ大丈夫かなっていうよく分からない食べ物は、とりあえず食べてみてから(会場笑)、いけるかいけないかっていうのを判断するところは…日付を見ずに食べるところは貧乏性だなと思います。


司会
上戸さんからは意外なエピソードが飛び出しました。続きまして上地さん、よろしくお願いします。


上地
なんだろう。後輩の松坂(大輔)とご飯を食べに行っているときに、どうせおごられると思って値段を見ないで頼んでいるときが贅沢だと思うのと、貧乏だなって思うときは、それ以外の後輩とご飯を食べにいくときは、店を僕が選ぶところ。(会場笑) が、貧乏だなと思います(笑)。


国仲
贅沢だなと思ったのはつい最近なんですけど、フォアグラをたべたとき、すごくかみ締めながら(笑)、セレブだなあ私と思いながら食べました(笑)。フォアグラとかキャビアとか、年に1、2回食べるか食べないかなので、ほんとにかみ締めながら食べました。
あと、貧乏だなって思うのは、ちょっと彩ちゃんと似てるんですけど、冷蔵庫の中に入っているものをまず私はニオイをかいで、臭かったら処分するとか(笑)、そのぐらいですね。すいません(笑)。


若村
ちょっと考えが間に合わなかったんですけど、贅沢だなと思ったのは新幹線のグリーン車に乗せてもらったとき。それから貧乏だなって思ったのは、自由席で立って帰ったとき。(会場笑)


山下
そうですね、贅沢だと思うのはやっぱり、レストランでシャンペンを頼むときかな。ご馳走してもらうことの方が多いんですけど、それでもやっぱり贅沢だなと思いますね。
貧乏だなと思うのはお風呂を入れてて、いっぱいにしちゃって、入るとザーって流れるじゃないですか。うわっ、もったいないことしたなって。(会場笑) 湯水のように使うってこのことかなと思うのが、なんかオレってすごい貧乏だなと思いますね。そんな感じです。


風間
贅沢だなと感じるのは、僕はこの歳になりますといろんなところでごちそうになる機会があるんですよね、地方なんか行きましても。大変なお料理を目の前にしまして、酒が好きなものですから、酒飲みっていうのはあんまり食わないんですね。本当に郷土の自慢の料理や贅沢なものを出してくださるんですが、結局、酒の方で、ちょっとしか箸をつけないということで、こんなもの食べられない人がいっぱいいるのにと思って、そのとき自分は贅沢しているなということを反省しております。
あと、貧乏の経験というのはたくさんありまして、僕は若いころ、大竹まことと斉木しげると3人で住んでたんですけれども、祐天寺のボロアパートで。なんで貧乏かというと働かないからなんですよね。(会場笑) 3人ともバイトしないだけなんですけども。で、大竹もおれも実家が東京なもんで、家から米だけは盗んでくるんですが、おかずを買う金がないんです。それで、マヨネーズをかけて3食食ってたという、そういう時代がありました。
今もマヨネーズをかけて食べることもあるんですけども、今はマヨネーズ以外に3品ぐらいおかずがあります。大変、贅沢になったなと思っておりますけれども。斉木しげるはまだマヨネーズで食ってるらしいですね(笑)。かわいそうです。(会場笑)


司会
それでは記者の皆さまからご質問をお受けしたいと思います。質問のある方いらっしゃいますか。


記者
男性陣はアリスのキャラクター、女性陣は太郎のキャラクターが好みかどうか教えてください。


上戸
太郎ですか? 太郎はすごくタイプです。やっぱり私もお金で買えない素晴らしいものはたくさん、家族だったり友達だったりファンの皆さんにいただいていると思うので、それを決して忘れたくないなという思いから、太郎みたいな人と一緒にいれたらそういう部分を大事にできるんじゃないかなと思います。


上地
アリスは人としては好きですけど、女性としてはタイプではないかもしれません。感謝の気持ちとかを知らずに育ってしまったかわいそうな子なので、それをこの歳になって修正できるかなと思うと不安なので。
なんかリアルな話になってきましたけども(笑)、そんな感じです。


国仲
私も太郎のキャラクターはとても好きです。あいさつとか、例えばいちいち言わなくちゃいけないという、そのいちいちを、太郎ちゃんはすごく大事にする方だなって思うので。それでいちいちこんなこと言わなくっちゃいけないの、っていうそういう気持ちってすごく大事だと思うんですね。
例えばあいさつだとか、1話で「『ありがとう』っていったことがあるか?」って太郎ちゃんのセリフがあるんですけど、そういうのってすごく大事なんじゃないかなって私は思いました。言わなくても分かるんじゃないかっていうふうに考える方もいらっしゃると思うんですけど、言葉に出して言うことって大事だと思うので、太郎ちゃんの考えはとても好きですね。


若村
太郎さんは、正直で、素直で、自信を持って貧乏なところが大好きです。


上地
ドキドキしてるんですけど。(会場笑)


若村
アリスはやっぱり奔放でワガママなんだけど、それを、受け止めてあげたいなと思わせる可愛さがあって。それはやっぱり上戸さんがやっているからなんですけど、そのへんが、普通に見れば、常識的な人は太郎の価値観の方がいいに決まってるって分かるんですけど、上戸さんがアリスをやることにやって、アリスもかわいいじゃんって絶対に思ってもらえるので、セレブと貧乏のパワーゲームというか、そのへんが結構見どころになってくるんではないかと思います。


山下
本当に最近、親子の情っていうのが希薄になっているので、太郎みたいに子供3人を男手1つで育てるなんてのは本当に昔話になりそうな雰囲気なんですけども、ドラマを見ながらそういったことがなんか思い出されるような、そんな感じで皆さんに見ていただきたいと思います。
本当にこういう世の中になってきましたけども、だからこそ、こういうホットなドラマがやっぱり今必要なんじゃないかと思います。ちょっとまともなことを言いましたね。じゃあ、風間先輩、よろしくお願いします。(会場笑)


風間
僕はやっぱり太郎っていうのは貧乏を社会やなんか人のせいにしていないところがいいですね。
今、格差社会っていうんですか。若い人もニートだの引きこもりだのっていって、それで、派遣社員もご苦労も多いと思いますけども、そんなような苦労を社会のせいにして、とんでもないことを犯してしまうというような時代で、とっても辛いんですけれども、貧乏をきちっと引き受けて決して他人のせいにしないっていうところが潔いっていうか、たぶん、太郎の魅力だと思いますね。
あと、彩ちゃんのやっているアリスっていうお嬢様、これは確かにね、そういう育ちだからしょうがない。物を知らない。でも、きちっと教えてあげれば分かる子なんですね。とっても素直で頭のいい子で。あとファッションセンスっていうのはこういう社会で生きたからこそ磨かれたセンスで。そこのところをぜひ評価していただきたいと私、心から思っております。(会場笑)


記者
1話で卵かけご飯が印象的な形で登場しますが、これまで皆さんが思い出に残っている食べ物がございましたら、エピソードと合わせて教えてください。


上戸
私は食べることが大好きなので、すべての今まで食べてきたものや味は覚えているんですけども。そうですね、昔はやっぱりあまりお金がなかったので、納豆に卵を入れていっぱい泡立つぐらいかき混ぜて、家族4人で分けたりとか、量を増やすためにいろいろ工夫をしてたのを覚えています。お父さんごめんなさい。(会場笑)


上地
僕、とある番組でそこで1週間過ごすっていう企画だったんですけど、そこでみんなが家族で芋をふかして口に含んでペッて吐いて、1日置いて腐らせて雨水と混ぜて飲むっていうそういう生活をしたんですが、それがもう印象的すぎて、それからもう何でも食べられるようになりました。(会場笑)


国仲
やっぱりお母さんのおにぎりとかは思い出深いですね、はい。いつも学生のときもおにぎりを作ってくれたし、今、実家に帰ってもおにぎりを作ってくれるし、おにぎりが一番かな。


若村
ふわふわのフレンチトースト。真紀子的にはそんな感じ。麻由美的には卵かけご飯ですね。
ちょっと卵かけご飯にはこだわりがありまして。スーパーで買うような10個100円台の卵のときには、卵かけご飯用の醤油を使います。で、貧乏太郎の家にある産みたてのような卵が手に入ったときには、生醤油をかけます。以上です。(会場笑)


山下
僕はやっぱり幼稚園のときに食べたおにぎりかな。本当にこれが一番うまいなと思って、そういううまさにまだあまり出合ったことがないですよね。
それから卵かけご飯は本当に子供のころ毎日のように普通に食べてました。太郎くんと同じように自宅に、にわとりが2羽いまして、本当に朝、僕が取りにいって、それを卵かけご飯にして食べてました。で、卵を産まなくなると、今度それをオヤジが絞めて、鶏がらスープと鶏肉になるんですけど、なかなかそれ、ちょっと食べてもあまりおいしく感じなくて。(会場笑)
そんな時代でした。


風間
私の食べ物の思い出といいますと、先ほどのマヨネーズライスもあるんですが、父も母も、僕は姉がひとりいるんですが、子供のころです。スキヤキをやりますと、最初に、ラードを引きますね、あの脂身の争奪戦があるんです、うちは。あれがスキヤキがいい頃合いになってくると、脂身がキツネ色になりまして。それをオヤジがしらたきの陰に隠したりね、豆腐の陰に隠したりするのを見つけて…。(会場笑)
脂身好きというのは、うちの家系でございます。


司会
ありがとうございました。ではお時間の都合上、質疑応答はここまでとさせていただきます。

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