官僚たちの夏

TBS系

7月5日スタート 毎週日曜21:00-21:54

出演:佐藤浩市、堺雅人、高橋克実、高橋克典、船越英一郎、北大路欣也ほか
解説:昭和30年代の通商産業省を舞台に、戦後の日本を高度経済成長期へと導いた官僚たちの奮闘を描く。

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■日時:'09年6月29日(月) 東京都内
■司会:蓮見孝之(TBS・アナウンサー)
■出席:佐藤浩市、堺雅人、高橋克実、佐野史郎、西村雅彦、杉本哲太、吹石一恵、田中圭、床嶋佳子、村川絵梨、高橋克典、船越英一郎、北大路欣也、橋本裕志(脚本)、貴島誠一郎(制作統括)、伊佐野英樹(プロデューサー)、真木明(プロデューサー)、平野俊一(ディレクター)


司会
それではまず始めに、このドラマの制作を手掛けますTBSテレビ制作統括の貴島誠一郎から、このドラマの見どころを含めて、あいさつをさせていただきます。


貴島
本日はありがとうございます。ひと言申し上げますと、このドラマはテレビ及びテレビドラマへの挑戦、チャレンジャーのドラマだと思ってやっております。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きましてこのドラマの脚本を手掛けます、橋本裕志さんから、このドラマの見どころを含めてあいさつをいたします。


橋本
橋本でございます。ひと言で言うと、男たちの志と夢が満ちている熱いドラマで、そしてまた葛藤と孤独の中を、男たちが必死に歩き続ける切ないドラマです。強いエネルギーをお送りできると思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、このドラマのプロデューサーを務めます、TBSテレビの伊佐野英樹より、このドラマの見どころを含めてあいさつをさせていただきます。


伊佐野P
見どころをひとつだけ。城山三郎さんの原作をいただいて、10話の連続ドラマにしております。前半、割と橋本さんに脚色で加えていただいた部分がいくつかございます。
例えば、自動車産業がゼロからスタートして乗用車を作る話、それからテレビ放送普及のために東京タワーができて、テレビを売ろうとする話。それから後には、公害問題に直面して通産省ががくぜんとする話。等々ありまして、これは昭和30年代の話なんですけれども、現在、平成21年に結構シンクロしている部分がありまして、自動車の話でいえば、先週末トヨタの新社長が会見で、どん底からのスタートだと、また一から出直しだというような発言をなさって、自動車産業がまた新たにスタートするとか。地デジ普及目指して新東京タワーができる、それからオリンピックもまた同じようなタイミングで招致をしようとしているとか。
それから公害問題にしても環境問題と名前を変えてCO2を削減しましょうといえば、経団連がそれに物言いをつけるといったようなやりとりも、昭和30年代と非常に同じような事が、ドラマの中で描かれていることが、今の時代にもまた繰り返されているような形でですね。これ昭和30年代の話ですけれども、現代に通じるものになってますので、その辺もお楽しみいただければと思っております。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして番組プロデューサーの真木明からごあいさつをさせていただきます。


真木P
私、このドラマに参加する前は、皆さんと同じ取材記者をやってまして、官僚の不祥事なんかも追っかけてました。そしてこのドラマでは当時、どんな事があったのか、取材や調査を担当してきたのですが、さまざまな汗というか、そういう今までニュースやドキュメンタリーではなかなか描くことができなかった、ある意味での真実が描けているのではないかと思います。もう大人が見る番組はない、つまらないというようなことは言わせないつもりで頑張っていますので、よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きましてこの番組のチーフディレクター、平野俊一からごあいさつをさせていただきます。


平野
皆さん、本日はありがとうございます。
このドラマは昭和30年代高度経済成長期を描いたドラマで、時代物というよりは、いまに通じるものが多々、要素としてある、そういう内容なのですが、ここに並んでいらっしゃるキャストの皆さんの一つひとつの演技、そして表情、それらすべてが時代の情熱、そして熱気、熱さ、それから思いみたいなもの、すべてをいまの視聴者にストレートに伝える。そして、時には重く、時には熱く伝える、いい作品に仕上がってきていると思います。
ご期待ください。本日はありがとうございます。(会場拍手)


司会
これはあくまで補足なんですけれども、通常こういったドラマの記者発表というのは、弊社の社員は1名か2名、立ち会わせていただくということがほとんどなんですが、本日は4名がこの会場に駆けつけました。これもTBSが相当このドラマに力を入れているということの表れ、意気込みでございますので、どうぞご注目ください。
そして、なんといってもこのドラマの注目度、期待度が高まるのは、こちらにいらっしゃるキャスト、出演者の皆さんの存在感だと思われますが、お待たせしました、ここからは「官僚たちの夏」の出演者の皆さまのご紹介、そしてごあいさつに移らせていただきます。
まず、強いリーダーシップで己の信じた道をまい進し、国内産業保護派として、国家産業発展のためなら政治家にも臆することなく立ち向かう姿勢を貫く、信念の男。周囲からミスター通産省と呼ばれる、このドラマの中心人物、風越信吾役を演じる佐藤浩市さんです。お願いします。


佐藤
本日はありがとうございます。佐藤浩市です。昨今にはないドラマを作っているなというのは、我々、現場で実感しております。
どういうドラマができますか、オンエアが始まってからその審判が下るので、ちょっとドキドキしていますが、本当に力強いドラマで、大人の鑑賞にたえるドラマですので、見ていただきたいと思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、風越と同様、己の信念を曲げず、まるで蒸気機関車のように突き進む通産官僚。優れた行動力、そしてあきらめない粘り強さで風越と共に国内産業保護のために働く、庭野貴久役の堺雅人さんです、お願いします。


堺です。本当に重厚な、あまりに重厚な周りの共演者の方々と一緒に、毎日、毎回、毎シーン、気合いを入れて撮影をしております。
先ほどダイジェストを見させていただきましたが、本当になんか鳥肌が立つくらい非常に勢いのある作品になったなとあらためて実感しております。どうぞよろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、明るく大らかな性格で周囲を和ませる半面、いざとなれば体を張って国内産業を守ろうとする、情に熱い男、風越派三銃士のひとり、鮎川光太郎役の高橋克実さんです。お願いします。


高橋克実
鮎川光太郎役をやらせていただきます、高橋克実です。いま2分半のダイジェストを、隣の控えの間の方で見ましたけども、自分が出ているにもかかわらず、来週からぜひ見たいというような気持ちにさせるものでした。
本当に、絶対そういう期待を裏切らないドラマと信じておりますので、ぜひ、日曜日の9時はよろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、鋭い観点を持ち、物おじしない取材態度で通産行政報道に切り込む新聞記者、西丸賢治役の佐野史郎さんです。お願いします。


佐野
経済新聞の記者ということで、官僚ではございませんが、一番多く、もしかしたら皆さんと顔を合わせているのではないかなと思います。
昭和30年生まれの私としましては、まさにこの舞台となっている昭和30年代は、子どもの頃の記憶そのものでございまして、並々ならぬ思い出があります。子どものころ、テレビが初めて来た日、洗濯機が初めて来た日、冷蔵庫が初めて来た日、うれしそうにしていた大人たちの顔が忘れられません。そんな大人たちを見て、かっこいいなとあこがれたものです。その昭和30年代の大人の役を、もう一度その時代を生きられるというのは、役者冥利に尽きると思っております。
演じるのも見るのも楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。(会場拍手)


司会
続きまして、国内産業保護を目指し、日本経済を発展させるという風越の考えに理解を示し、後に次官となる、通産官僚の丸尾要役の西村雅彦さんです。よろしくお願いします。


西村
西村雅彦です。頑張ってまいりたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げます。(会場拍手)


司会
続きまして、西洋カミソリと称されるほど経済理論にたけた切れ者で、同期の鮎川とは別の角度から、産業行政の将来を見据え、風越からも期待される男、牧順三役を演じる杉本哲太さんです。お願いします。


杉本
今回、国際経済に明るい官僚の役をやらせていただいてます。自分と役とのギャップを少しでも埋めるように撮影に臨んでおります。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、男性中心で築かれていた当時の官僚社会において、風越の英断で通産省初の女性キャリアとして採用された官僚、山本真役の吹石一恵さんです。お願いします。


吹石
吹石一恵です。わたしも先ほどダイジェスト版を見て、自分が出ているにもかかわらず、すごくドキドキしました。
昭和30年代というのは、自分の両親が生まれて育った時代ですので、自分のルーツみたいなものを感じながらひょっとしたら見るドラマかもしれないなと、さっきふと思いました。大人の方はもちろん、同年代の方にもそういう思いで見ていただけたらなと思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、風越ら国内産業保護派の立場に身を置くのですが、後に通商派である片山泰介(高橋克典)の考え方に傾倒する一面を見せる、若手官僚御影大樹役の田中圭さんです。お願いします。


田中
田中圭です。役と一緒に毎日毎日、日々大先輩たちに囲まれて勉強している毎日です。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、夫を深い愛情で支えながら、夫の同僚やその家族に対しても温かな気配りをする、良妻賢母な風越の妻、風越道子役の床嶋佳子さんです。お願いします。


床嶋
風越道子役をやらせていただきます、床嶋佳子です。今回この台本を初めていただいて、キャストの方々の名前を見た時、あまりにも豪華なキャストで、このキャストの中に参加できるんだなということで、大変光栄に思いました。
とにかく男性の闘いの話がほとんどですので、風越家だけがやわらかな風が、夫を見守る優しい目線みたいなものが表現できたらいいなと思って演じております。どうぞよろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、明るく素直な性格で、母の道子と同様、豪胆な父を敬愛する風越の娘、貴子役の村川絵梨さんです。お願いします。


村川
風越貴子役をやらせていただきます、村川絵梨です。本当に素晴らしい大先輩の皆さんと、こういった素晴らしい作品をやらせていただくのは本当に光栄で、すごく緊張しているんですけども、時代の変化と共に娘として成長していければいいなと思っています。
明るく元気に頑張ります。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
さて、ここまでごあいさつを頂戴した皆さんは、主人公の風越信吾にどちらかというと親しい立場にいる役柄の人たちでしたが、ここからごあいさつをしていただくお三方は、風越に大きく立ちはだかる強敵となる方々です。
まずは小学校から東大を卒業するまでに二度飛び級をした秀才中の秀才。国際経済に明るく、風越ら国内産業保護派と対抗する国際通商派の片山泰介役の高橋克典さんです。お願いします。


高橋克典
片山をやらせていただきます、高橋克典です。秀才中の秀才と言われる度に、役に対するプレッシャーが増えていくばかりですが(笑)、国内産業派に対して国際通商派、われわれの中で、一番若くてですね、このエピソードに対してちょっと別の角度から別の空気でアプローチできたらいいなと思っております。頑張ります。ひとつよろしくお願いします。(会場拍手)


司会
将来の事務次官候補として、同期の風越と常に比較されている存在。日本の成長と飛躍を考えているのですが、国際競争が企業を育てるという持論から、国際通商派として常に風越と意見が対立する玉木博文役の船越英一郎さんです。お願いします。


船越
きょうはありがとうございます。船越英一郎でございます。
国内派はたくさんいらっしゃる。風越派はこんなにいる。そしてわれわれはたった3人でございます。(会場笑) でも、目指す頂は一緒です。豊かな日本を作りたいという思いは一歩も引けをとらない3人だと自負しております。
本当に大人たちの熱いドラマです。この真夏に皆さん、熱い演技を繰り広げております。その中で私は静かに熱い男を演じております。ほとんどのシーン、苦悩しております。(会場笑) でもその苦悩の果てに、今日のこの飛躍的な発展がある、そしていま日本が抱えている苦しい状況、ここをたくましく生き抜いていくためのヒントがたくさん隠されているドラマです。
どうぞご期待いただければと思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
最後に風越をはじめとする官僚たちの前に大きく立ちはだかる、この方のご紹介であります。
自身も大蔵省の官僚出身で、現在は与党最大派閥を率いる大物政治家。政治家への転身を勧めるほど風越を評価しているのですが、通産行政においては風越と袂を分かつ考え方をする立場になる、池内信人役の北大路欣也さんです。お願いします。


北大路
私は昭和18年生まれです。ですから、多少この時代の実感をもっている一人でございます。
ある首相の「バカヤロー解散」というのがありました。小学校の時に「バカヤロー!」というのがはやりました。何が何だかわからず、わたしたちは物まねをしていたんですが、この池内さんもそれに負けず自己主張の強い、また頑固な人物であります。主人公に対抗はしておりますけれど、思いはひとつです。やはり日本のためにということで、頑張っております。
皆さんのすごい情熱に吹っ飛ばされないように、足を踏ん張って最後まで頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
ご覧の豪華なキャスト、出演者の皆さんでドラマ「官僚たちの夏」をお送りしてまいりますので、どうぞご期待ください。
そしてこの豪華なキャストの皆さんの紹介の後で大変はなはだ恐縮ではございますが、わたしの上司であります、安住紳一郎アナウンサーが、このドラマのナレーションを務めさせていただきます。そちらにもどうぞご注目いただけたらと思います。
それではここで質疑応答に移らせていただきます。ご質問のある方は挙手をお願いいたします。


記者
国内産業保護派と国際通商派の方にお伺いしたいのですが、熱い男たちのドラマということで、それぞれご自身の役柄にある熱さの特徴を教えてください。


佐藤
通商派と保護派、結局、目指すところは日本が豊かになるということなので、ゴールは一緒なんですけど、ただその道行きが違うというか、そういう中で闘っているわけです。
特徴と言いましても難しいんですけど…ただ、日本を再建、再構築したいという思いの中でひた走る、突っ走っていく、だからそうすると、決して功だけじゃなく、それは足元を踏み外された部分の罪もあるのではないかと。そういうことを肝に命じて、すべてが正しいわけではない中にも、やはり日本が豊かになる道はこれしかないと思って進んでいく。そこら辺をうまく、バランスの悪さみたいのが中盤で出たりしますので、そういうところがうまく出ればいいなと思います。特徴という話でなくてすみません。


官僚のキャストの中で僕はわりかし若い方なので、はつらつというか、がむしゃらというか、頭で考えるよりも先に足を動かしたり体を動かすっていうようなところで、熱さを表現できればなと個人的に考えております。


高橋克実
鮎川はセリフの中にもあるんですが、潤滑油というあだ名がついているシーンがあるんですが、国際派に対しては相当攻撃的だったりする場合もありますし。潤滑油というには攻めまくったりとか、別に支離滅裂な性格ではないんですが(笑)、潤滑油というあだ名はありますけれども、その潤滑の仕方があまり滑らかではないという。(会場笑) そういうふうに捉えています。


司会
それでは今度は国際通商派にあたります高橋克典さん、お願いします。


高橋克典
僕の片山という役は、モデルになっているのは、ゆくゆくは万博を作る人ですね。非常に明確な答えを持っていて、国際通商派として非常に合理的な男で、無駄のない、そしてともすれば人間味がないんじゃないかと、非常に極端な、ちょっと過激な思想を持っている男ですね。
だから玉木さんは、ずっと苦悩しているんですけれども、その人間味というものを持ち併せながらどうするかということで苦悩されているんですけど、それを実は裏でたきつけている、はっきりとした思想でたきつけているのがこの片山ではないかなと思っております。


船越
その通りです。たきつけられてます。
私はですね、国際派といいながらも実は根っこの部分では風越さんと同じように、人情に熱かったりするんですけど、でも決断を迫られる立場にいる以上、どうしても苦渋の決断をしなければいけないという場面がとっても多い男でございます。ただ、信念がその情を押し殺してでもこの決断をさせているんだと。その信念の強さをきちんと演じられればと思っております。


北大路
池内さんは、大酒飲みですね。(会場笑)
めちゃくちゃですね。想像しただけでびっくりします。庭野さんに夜付き合えって言って、朝まで飲ませますからね。そして、無定量、無裁量に働けと平気で言います。そして、所得倍増。すごいことを言ってしまう人だと思います。
でも、多分その時の官僚の皆さんはすごかったんだと思いますね。そういうことを発してもびびらないし、それを超えて働くような官僚の皆さんだったと感じております。
だからその乱暴な言葉かも知れないけれど、そういう言葉をどんどん発して、しかしそれに屈せず、官僚たちはすごいなと思っています。


記者
このドラマは熱い男たちの闘いということですが、これまでの撮影で、それぞれ皆さん思わず熱くなってしまったシーンがありましたら、教えていただければと。


佐藤
いや、常にです。本当に。
玉木さんともかなりやり合いますし、池内大臣にも向かっていくんで。もうどこっていうか、常にです。熱いです。自分で見返して嫌になるくらい熱いです。(会場笑)
それくらいやっております。


最初に申し上げたように、大先輩に囲まれてのお芝居になりますので、楽しみもありますが、緊張もしていますし、何より、官僚役なので特殊なセリフがものすごく多くてですね。
ほんとに早口言葉なのかなというぐらいものすごく言いにくい言葉がいっぱいあるので、共演者との闘いはもちろん、自分との闘い、自分の滑舌との闘いも見逃せないポイントとして見ていただければなと思います(笑)。


高橋克実
印象に残るシーン…2話の12シーンですね。(会場笑)
7月5日の翌週の放送ですけれども、その2話の12シーンで、わたしNGを10回出しました。(会場笑)
2話の12シーン。必見です。


佐野
そうですね、僕もどのシーンも、常にいっぱいいっぱいなんですけれども。
初日かな? 撮影初日はロケから入りまして、ちょっとダイジェスト版にも入っておりましたけど、都電が走ってます。そこを風越と2人で、脇で話をするわけですけど、実際はCG合成なので都電はないんですけど、ない都電に向かって「来ましたよ」なんて2人が向かっていくところが、ああ始まったんだなっていう実感をすごく感じた、印象深いシーンでした。


西村
普段使わない言葉をかまずに言える……こと(笑)。


司会
西村さん、おっしゃってる本人が笑わないでください。(会場笑)


西村
ナイスな突っ込みありがとうございます。(会場笑) ありがとうございます。それに尽きます。


杉本
アツイといえば、建物が暑いんですよ。(会場笑) 時代が時代だけにロケ先でお邪魔するところがですね、空調が効かないところがほとんどでございまして、ほんとに暑い思いでやってると。
ただその分、雰囲気のいいところでやっているので、仕上がりが楽しみですけど。はい。


吹石
わたしもその空調の効かない建物の中で、ちょっと片山さんとかを追っかけて抗議しに行くシーンが2話かなんかであったんですけど、たくさんの男性の方にすごいもみくちゃにされたんですね。
で監督に、「あんまりもみくちゃにされると危ないから、吹石さん無理だと思ったら追いかけなくていいよ」って言われたんですけど、「鮎川さん越しに抜けてるんだけどね、ちなみに」って言われたんで、絶対最後までついていってやろうと。
もみくちゃになりながら、終わった後気付いたら足が傷だらけになっていたんですけど。必死についていきました。その時の自分がいまのところは一番熱かったと思います。以上。


田中
そうですね、通産省が業者の人に責められたりとか、通産省内部で記者の人たちと、とにかく大人数で意見の言い合いとかなったときに、やっぱり役の中でもエリートなんですけど下っ端なので、率先して先輩を守りにいったりとか、中に入ろうとする人たちを止めにいったりするんですけど、日ごろの運動不足がたたってか、カットごとに腕の筋肉がプルプルプルプルいいだすとかですね。ああいうシーンがすごく熱が入るんですけど、終わった後に1日終わったかのような疲れがあります。


床嶋
わたしは通産省のシーンはなくて、風越家だけなんですけども、初日に風越家のセットに入った時に大変興奮しました。
まず、ちょっとタイムスリップしたというか、洗濯機が手で回して絞る洗濯機だったり、炊飯器が新しくきてたりとか、あとテレビが来た日もこんなふうに興奮したんだろうなと、ちょっと記憶にうっすらあるんですけど、あの観音開きのテレビがあったりとか、そういう物を見ただけでもとても興奮しました。


村川
家電に対しての熱さがすごくて、わたしは娘なので、お父さんがテレビを買ってきてくれたりすると、ほんとにもう「キャー」って言って大喜びしているシーンは熱くなりました。


高橋克典
スポットでも使われていた、国内産業派の皆さんに囲まれてワーワー言われるシーンがあったんですけども、それ初日だったんですが、あの、どうもこう、大勢の人に囲まれてワーワーワーワー文句言われるとですね、いままでちょっと別の役をやり過ぎて、どうもやっつけたくなっちゃう。(会場笑)
放送的に手が出ないように気を付けようと思います。知的に頑張りたいと思います。(会場笑)


船越
皆さん異口同音におっしゃっておりますが、ほんとにセリフが大変でございますね。これだけキャリアのあるメンバーがそろっている中、ワンシーン終わると、全員がお互いを称えあうために拍手をしあう。(会場笑)
それが起こらないシーンはひとつもないということは、すべてのシーンが熱いのではないかというふうに思っております。
これからもこのシステムは続いていくんだろうと思います。称えあいながら頑張りたいと思います。


北大路
とても私は新鮮な思いで現場に立っております。皆さんの強烈な波動を受けながら、この池内をやっております。
私は台北、ようするに外圧に対しての何かを背負っております。僕は少年時代、進駐軍でMPがジープで走ってた、その時代をこの目で見てますから、アメリカっていう言葉が出てくる時、台北っていう言葉が出てくる時、安保という時も大学生でしたから、そういう時の思いがワッと、いろいろわいてきます。
ですから、自分の少年、青年時代がだんだん、いま埋まっていくような、そんな感じです。


司会
出演者の皆さまありがとうございました。この辺で質疑応答は打ち切らせていただきます。

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