Mother

日本テレビ系

4月14日スタート 毎週水曜22:00-22:54

出演:松雪泰子、山本耕史、酒井若菜、倉科カナ、高畑淳子、田中裕子ほか
解説:現代に生きる女性たちの「母性」をテーマにしたヒューマンドラマ。教え子を誘拐し母として生きようとする小学校教諭の運命を描く。

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■日時:'10年4月6日(木) 汐留・日本テレビ
■出席:松雪泰子、山本耕史、酒井若菜、倉科カナ、芦田愛菜、次屋尚(プロデューサー)


次屋P
日本テレビの次屋でございます。
連続ドラマの不調が取りざたされている昨今ではございますけれども、昨年の秋に脚本家の坂元裕二さんと、とにかく品質が高い、内容が濃く深い、そして何よりも作り手の志の高いドラマを作り、この4月、水曜ドラマで放送しようと。そういう覚悟、決心でこの作品を企画立案し、本日を迎えました。
そのわれわれの趣旨に賛同していただきまして、素晴らしいキャスト・スタッフを集めることができました。松雪泰子さんが12年ぶりに、連続ドラマの主演をなさいます。最近では、映画、舞台の方でご活躍しておりまして、連続ドラマの主演をやることをなかなか重荷に思っていらっしゃったようなんですけれども、われわれの趣旨に賛同いただき、キャスティングさせていただきました。それから監督には、最近映画の方で活躍しておりました水田伸生監督を迎えまして、そのほか、数々のキャスト・スタッフ、われわれの趣旨に賛同いただきまして、クオリティーの高い作品を作り上げるのに、十分なスタッフ・キャストが集まったという次第でございます。
内容的にはきょうお配りしております資料に書いてある通りでございまして、テーマは“母性”。といいましても、この母性という言葉で能書きをたれて、説教する気はまったくございませんで、このドラマの中で松雪さん演じる奈緒という主人公の心情、行動、思いというものを感じながら、何か見ていただいてる女性が「女っていいな」「女に生まれてきてよかったな」って、いまいろんなことで悩んでらっしゃる方がいらっしゃると思いますけれども、何かこのドラマの中で、女性というものの素晴らしさを感じとってもらえればと思っています。
男性はですね、僕も含めてそうなのかもしれませんけど、例えば「女心が分かんねえな」って言ってる男性がこのドラマを見て、「ああ女にはかなわねえな、すごいな」ということを何か感じ取ってもらえたらなと思ってます。
こういう場でこういうことを言うのはあれなんですが、実は、ちょっと自信があるんです。この番組。ちょっと自信がある、っていう言い方をするっていうことは、実はかなり自信があるっていうことでして(笑)。このドラマ、とにかく、われわれが最初に考え、目指したもの、ほぼ100%に近い出来上がりになっていると思っております。とにかく1人でも多くの方にこのドラマを見ていただいて、何かを感じ取ってもらいたいと。そのためにも、視聴者の皆さんに1人でも多く届けられるように、ぜひお力添えをいただきたいと思っております。
この後、キャストの皆さんをご紹介しますけれども、みんな渾身込めて、最高の作品が上がりました。その表情をご覧いただければと思います。水曜ドラマ「Mother」をよろしくお願いいたします。


司会
去年は「アイシテル~海容~」を手掛けました、次屋プロデューサーからのあいさつでした。
それでは、ご出演の皆さまにご登場いただきましょう。皆さん、拍手でお迎えください。(会場拍手)

それでは、出演者の皆さまから一言ずつごあいさつをいただきたいと存じます。まずは、小学校教師で、虐待を受けていた教え子を衝動的に誘拐し、彼女の母親になる決意をする、鈴原奈緒役の松雪泰子さん、お願いいたします。


松雪
先ほど次屋プロデューサーがおっしゃったように、上質な、大人の見ごたえあるドラマを作りたいということで最初にお話をいただきまして、それに私も心から賛同いたしました。
今回、1話を撮りきって、本当に今までにない、新しいテレビドラマが生まれたんじゃないかなと思っています。これからまだまだ最後まで、今回の作品は大きく母性がテーマということですので、とても難しいテーマだなと感じておりますし、この作品で奈緒というキャラクターを演じる中で、母性というものを感じて表現していきたいと、そして新たな発見があるんじゃないかなと思っています。
本当に多くの女性たちに届けたいドラマです。女性だけではなく、男性の方もなんですけれども、きっとたくさんのことを感じていただけると思います。きょうはありがとうございます。(会場拍手)


司会
次に、奈緒の行動を不審に思い、奈緒と怜南をどんどん追い詰めていく記者、藤吉駿輔役を演じられます、山本耕史さんお願いいたします。


山本
山本耕史です。
テーマはものすごく重厚というか、重い、見ごたえのあるテーマだと思うんですけれども、なんとなく見た方も、何か見終わった後に、何らかのメッセージが残る作品だと思って参加させていただいてます。
寒い北海道ロケから始まったんですけれども、本当に順調に乗り切って、とってもいい雰囲気と、話とはうらはらに和気あいあいという部分もたくさんあって、とってもいい現場だと思っています。きっといいドラマになると思うので、皆さんぜひ、よろしくお願いします。(会場拍手)


司会
続きまして、奈緒の妹で鈴原家三姉妹の次女。とても打算的で、やっとのことでお金持ちとの結婚にこぎつける、鈴原芽衣役の酒井若菜さん、お願いいたします。


酒井
鈴原芽衣を演じさせていただきます、酒井若菜です。
このドラマは皆さんがおっしゃっているとおり、母性をテーマにしているので、女性が女性として生まれてきたことを誇りに思えるような、そんなパワーがある作品だと思います。脚本の坂元さんはもともとすごく好きなんですが、女性が意思を持ったときに発する言葉、そういうところがとても説得力があって好きなので、女性に共感を得られるのではないかなと思います。
すごく厚みのある、深みのある作品ですので、ぜひ多くの方にご覧いただけるとうれしいです。(会場拍手)


司会
芽衣と同じく奈緒の妹で、鈴原家三姉妹の三女。三姉妹の中でムードメーカー的な役割、鈴原果歩役の倉科カナさん、お願いいたします。


倉科
鈴原果歩役の倉科カナです。
テーマは母性ということで、私自身まだ22歳で、母性というとまだ発掘できていないところもあるので、今回の役は果歩ちゃんと一緒に、その部分も探り探りやっていきたいなと思っています。一生懸命演じさせていただきますので、ぜひご覧ください。(会場拍手)


司会
それでは最後に、奈緒の教え子で虐待を受けていた母親のもとを離れ、鈴原継美として奈緒と一緒に行動することになります。道木怜南役の芦田愛菜ちゃん、お願いいたします。マイクが大きく感じます。


芦田
道木怜南役の芦田愛菜です。よろしくお願いします。


司会
………はい。よろしくお願いします。ほかに何か言う予定はあったかな。


芦田
ないです。(会場笑)


司会
ないです。5歳です。(会場笑)
また後で、質疑応答のところでもお話を伺いたいと思います。
それでは、まずは僭越ながら私の方からいくつか質問をさせていただきたいと存じます。まずは皆さまそれぞれの役どころ、そしてその役を演じられてのご感想を順番にお願いしてもよろしいでしょうか。


松雪
そうですね。奈緒という女性は、非常に人との関わりがとても苦手な人間で、子供のころにある過去がありまして、それがトラウマとなって、割と心を閉ざしているといいますか。だからすごく不器用ですし。一見とてもドライに見えてしまうような人間なんですけど、それが怜南ちゃんと出会うことによって、心に変化が現れ、閉ざしていたものが溶かされていき、そして自分でも思っていなかった、愛情や、母性や、感情があふれ出てくるという感じで、とてもすごく、心理描写も丁寧に、本当に繊細に表現しないといけない役ですので、そういう意味ではすごく今回、難しいなと感じております。
坂元さんの本も、そういう意味では役者にとってはハードルが高いといいますか(笑)、素晴らしい本なだけに。どう表現していくのがベストなのか、いつもいろんなプラン、アイディアを考えて現場に臨んでいます。ただ、水田監督が本当に素晴らしい監督で、私たちが進むべき道を常に示してくださいますし、スタッフ・キャストの皆さんも本当に素晴らしくて、それに助けられながら演じております。


山本
僕の役は記者ということで、お2人を追っていくというか。こういう問題になかなか目を背けがちな時代というか、そういうことが起こっていることすら、気づいてないことの方が多いと思うんですけど、僕のやっている役は、とてもある意味残酷なんですけど、すごい千里眼を持ってというか。さっき追い詰めるとおっしゃいましたけど、これからどういうふうになっていくのか、僕自身もそこは楽しみなんです。
人とちょっと違う目線で、ミステリアスにというか見つめている。だから彼がどういう考えを持ってというところが、いまいちまだ分かりづらい、という役なんですけれども。何を考えているのか分からないとか、ミステリアスに見えない人ほど、そういう部分があるんじゃないかなと僕は思っているので、なるべく、ミステリアスに演じないようにとか、とても親しみやすく接してくる、人と関わるときに一番気をつけないといけないところをうまく演じられればなと思ってやっています。


酒井
私の役は、本当に打算的なんですけれど、その根底には奈緒姉さんとの確執が小さい時からあるので、たぶん奈緒さんみたいにはなりたくないとか、反面教師にしている部分が彼女の中には根付いているんだと思うんですよね。それで、すごく口が立つ子だし、あけすけに話すんですけど、本当に言わなきゃいけないこととか、本当に言いたいことは実は全然言えていなくて、表現の仕方が違うけれど、やっぱり奈緒と同じように不器用なところは彼女にもあるんですね。
そんな彼女が妊娠をして、母性をやっと抱けるか、となったときに、とあることが起こって、彼女はいったいどういうふうに生きていくのか、そして姉との溝をどう埋めていくのかという、演じていて難しい役なんですけれども。すごく今後が楽しみです。


倉科
私は母がとても大好きで、22歳という若さで、とてもエネルギッシュでパワフルで。もしかしたら、3人の中で、一番器用に生きているかもしれないなと思っているんですけれども。
よく雑誌とかで「Mother」の記事が載ってたりして、私の役柄が一言書いてあるとすると、一番ノーマルな役みたいな感じに書いてあるので。本当に大学を卒業して、就職して、普通に生きてきて、お母さんがとても大好きで。そういう役です。これからどうなって、その子が揺らいでいったりするのか、とても楽しみです。


司会
いまのところは真っすぐな感じなんだけれど、いろいろあるんだろうな、ということですね。


倉科
はい。


司会
それでは、愛菜ちゃん、どんな役ですか。……というのは難しいかもしれないので、皆さんと一緒に撮影していて、楽しいですか。


芦田
楽しいです。


司会
どんなときが楽しいですか。


芦田
撮影していることが楽しいです。


司会
もう、これはね。天職といいますか。(会場笑) 次屋プロデューサーいわく、天才ということですので。演じていると楽しいということですね。


芦田
はい!


司会
演じているときとご飯食べているときと、どっちが楽しいかな。


芦田
…ふふっ。


司会
あれ、迷っちゃうんですね。(会場笑)
そこは迷っちゃったんだ。でも楽しくてしょうがないということですね。


芦田
はい。


司会
松雪さんどうなんですか。いつも笑顔で演じているんですか。


松雪
ほんとに。ね、よくおしゃべりしてるんですよね。本当にお芝居することが楽しくて仕方がないという感じで。


司会
天才という感じがしますか。


松雪
たくさんのミラクルが起きています。はい。


司会
それをドラマの中でたくさん見ることができるということですね。
ちなみに松雪さん、この後第1話の試写会もあるんですけど、見どころをお願いします。


松雪
見どころ…難しいですね。全て、ですけれども、映像的なクオリティーも本当に高い作品ですし、そういう意味では、テレビドラマとはもしかしたら思えないほど、すごく質の高い作品です。
1時間半、すべてのシーンを見逃さず、じっくりと見ていただけるとうれしいです。


司会
ありがとうございます。それではご来場の記者の皆さまからも質問を受け付けたいと思います。


記者
室蘭ロケでの思い出を教えてください。


松雪
思い出ですか…。カレーラーメンがおいしかったこととか(笑)。(会場笑)


司会
何度か召し上がったんですか。


松雪
一度行きまして。もう一度行こうとしましたらちょっとお店が閉まっておりまして、残念だったなあと。


司会
リピートしたいようなおいしいお店だったんですね。


松雪
はい、おいしかったです。


司会
へえ、かなり気になりますけれども。では山本さん。


山本
そうですね。本当に痛いくらいの寒さと…あとは、夜中に行ったスナックですかね。(会場笑)


司会
飲食つながりといいますか。


山本
やっぱりこう割といろいろ、にぎやかにあるところじゃないので。撮影が終わった後、結構開いている店が少ないんですよ。だから、何か探したら、スナックだったんですね。


記者
そのスナックにはきれいな女性はいたんですか(笑)。


山本
相当、いましたね。(会場笑)


記者
ありがとうございます。


司会
それでは酒井さん。


酒井
私は室蘭に行っていないので…。


司会
これは失礼いたしました。では倉科さん。


倉科
私は撮影の合間に雪だるまを作りました(笑)。今回ちょっと余裕があったので、大きいのを2つ、マネジャーと2人で作りました。それがすごい思い出です。


司会
なかなかこちらではそういうシチュエーションもないですからね。では愛菜ちゃん、室蘭はどうでしたか。


芦田
寒かったです。(会場笑)


司会
どのくらい寒かったかな。


芦田
マイナス1度くらい。(会場笑)


司会
ちゃんと具体的に覚えているんですね。ありがとうございます。
それでは、お時間の都合もありますので、このあたりでインタビューは終了とさせていただきます。

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