RadioheadとMTVが反人身取引のためにタッグを結成!

MTV Networks JapanおよびMTVジャパンは、MTVネットワークス・インターナショナルとMTVヨーロッパ財団がアメリカ合衆国国際開発庁(USAID)と協力して実施する反人身取引キャンペーン「MTV EXITキャンペーン」のために、イギリス出身の世界的人気ロックバンド、Radiohead(写真)とコラボレーションして制作したミュージック・ビデオを日本国内で放送すると発表した。
「MTV EXITキャンペーン」とは、人身取引の撲滅と啓蒙活動を目的に、'07年秋から日本を含むアジア太平洋地域全体で開始されたもの。この趣旨や活動に賛同したRadioheadが楽曲「All I Need」(アルバム『In Rainbows』収録)をMTV側に提供した。
今回のミュージックビデオは、MTVチャンネルを通じて約5億6千万世帯に届けられる。ビデオでは先進国の裕福な家庭に育つ子どもと、人身取引の被害者である長時間労働を強いられている子どもの日常が、画面を2つに分けて対照的に描かれる。撮影は、映画「イングリッシュ・ペイシェント」や「コールドマウンテン」などの撮影を手掛けたジョン・シールが担当した。
コラボレーションにあたり、Radioheadの中心人物でありヴォーカルのトム・ヨークは、「MTVが人身取引という問題に取り組むのは素晴らしいことだね。このミュージックビデオは力強い作品だし、人身取引を背景に“All I Need”に込めた気持ちが全ての人に届くことを祈っているよ。僕らバンドのメンバーもこの歌とミュージックビデオを通して、人身取引という問題を世界中の人に知ってもらう助けになることを誇りに思うしね」と前向きな姿勢でコメントした。
MTVネットワークスの副会長でもあるビル・ローディ氏は、「われわれは、視覚に訴えるこのキャンペーンを通じて人身取引への認知が高まることを期待しています。人身取引は、自由、平等、尊厳といった人間の基本的権利を踏みにじる犯罪です。われわれMTVは、MTV EXITやその他のMTVのプロジェクトを通じて、こうした権利を支持し、視聴者に対する啓蒙活動を続けていきます」と断固たる決意でキャンペーンを継続していくことをアピールした。
また、本キャンペーンはミュージックビデオにとどまらず、5月5日からスタートしたRadioheadの北アメリカ・ヨーロッパ・アジアツアーでも展開。ツアー会場ではMTVと協力する反人身取引活動の団体が関連のパンフレットなどを配布し、来場したファンなどの関心も高めていく考えだ。









