映画「山桜」初日舞台あいさつで、田中麗奈&東山紀之が「美しい自然と心のつながり」をアピール
映画「山桜」が31日に初日を迎え、主演の田中麗奈と東山紀之、篠原哲雄監督が都内で舞台あいさつを行った。
本作は、庄内・海坂藩を舞台にした藤沢周平の短編小説が原作。江戸時代後期、不幸な結婚生活を送る女性・野江(田中)が、ある運命的な出会いを経て、絶望的だった人生に光明を見いだしていく姿を描く。
つらい日々に耐える芯の強いヒロインを演じた田中は、時代劇初挑戦。茶道や着付けは以前からけいこしていたものの、今回は「とにかく気持ちでぶつかった」と体当たりで臨んだそう。そして、「この作品は、“幸せへのまわり道”がテーマです。野江は、困難な状況や不幸にさいなまれながらも、自分の歩んできた道は、ただのまわり道だったと気付いていきます。観ていただいた方が、自分の人生はこういうことだったのかというような発見をしていただけたら、すごくうれしいです」と見どころを力強くアピールした。
一方、正義感と誠実さに満ちた武士・弥一郎をりりしく演じた東山は、「日本の自然と人間の心と…そういう美しさがたくさん詰まった映画です。台本をいただいたときに、“美しさ”と“手塚弥一郎の生きざま”とに共感致しました。(今作を)やらせていただくことは、自分の生きざまにも影響を与えてくれるのではないかと思いました。みなさんにも観ていただいて、人間の心や結び付きの美しさを思いつつ、家族とか恋人とかと接してもらえると、僕らとしてはやった甲斐があり、幸せに思います」と作品の魅力を率直に語った。
また、時代劇の演出を初めて手掛けた篠原監督は、「時代劇と言いましても、藤沢文学は現代にも通じるものがあります。その点を大事につくり上げました」と感慨深げな様子。
さらに、この日は全国公開初日を祝し、人間国宝の和紙職人、九代目・岩野市兵衛さん作の手すき和紙に印刷された映画「山桜」のポスターもお披露目された。世界にたった2枚という貴重なポスターを目の当たりにし、3人は大感激していた。
映画「山桜」
テアトルタイムズスクエアほかにて全国公開中









