阿部寛が「自分の家族を思い浮かべる作品」と絶賛! 是枝裕和監督最新作「歩いても 歩いても」舞台あいさつ

6月28日(土)より公開される映画「歩いても 歩いても」の舞台あいさつ付きプレミア試写会が24日、都内で行われ、是枝裕和監督のほか、出演者の阿部寛、夏川結衣、YOU、樹木希林が出席した。
本作は、15年前に他界した長男の命日に久しぶりに顔をそろえた一家の、ある夏の1日をたどったホームドラマ。15年前に亡くなった兄の命日、横山良多(阿部)は妻と息子を連れて久しぶりに実家に帰省した。開業医だった父・恭平(原田芳雄)にいつも兄と比べられ、そりの合わない良多は、失業中ということもあって気が重い。そんな中、良多の姉・ちなみ(YOU)も実家を訪れる。
当日は、舞台上に映画の一場面をほうふつとさせる茶の間のセットが組まれ、5人の登壇者が食卓を囲んで座る形で進行した。主演を務めた阿部は、「是枝監督の作品はいつもあこがれを持って観ていました。今回は久しぶりに普通の男性の役だったということもあり、楽しく演じることができました」と本作に出演できた喜びを告白。
一方、YOUは「男性陣がすごく小っちゃくなっていた反面、女性たちはのびのびしていました」と撮影現場の様子を披露。また、母・とし子を演じた樹木との共演について、「とても器の大きな方で、素人の私の演技を受け止めてくれました」と感謝を口にした。
それを聞いた樹木は、「こう見えて彼女(YOU)はこの家族で一番頭がいいんですよ。チャーミングだしねえ」とコメント。大女優の恐れ多い(!?)言葉に恐縮したのか、YOUは「これ、いじめですか?」とテレながらツッこみ、笑いを誘った。
また、樹木は、是枝監督の演出ぶりを「是枝監督の作品に出た役者はみんなうまく見えてしまう」と絶賛。そのほめ言葉にYOUと同様、「現場ではいつもみんなに“楽しい悪口”を言われていたので居心地が悪いです。そのことも含めて現場は温かい“ホーム”のようでした」とテレくさそうな表情を浮かべた是枝監督だったが、「自分の母親の死という小さなところからこの映画を作り始めましたが、映画を観た何人もの方から、“あれは自分の母のようだった”と多くの共感をいただきました」としんみりと告白。阿部も、「きっと皆さんもこの映画を観ると、自分のご家族のことを思い浮かべると思います」と作品をPRした。
映画「歩いても 歩いても」
6月28日(土)より、シネカノン有楽町1丁目、渋谷アミューズCQN、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会












