「崖の上のポニョ」会見で鈴木敏夫プロデューサーが宮崎駿監督の現状と海外展開について報告

7月19日(土)より公開される宮崎駿監督の最新作「崖の上のポニョ」の完成報告会見が7日、都内で行われ、鈴木敏夫プロデューサーが出席した。
「ハウルの動く城」('04年)以来となる宮崎作品として注目される中、最近まで情報の多くが非公開とされてきた「崖の上のポニョ」。鈴木プロデューサーは「6月23日に宮さん(宮崎監督)を含めたメーンスタッフ10人くらいでゼロ号試写を行いました。通常はこの段階で色や音の問題が出るんですが、今回はこちらが肩透かしを食うくらい何もなかったんです。見終わった直後、『これは傑作である』と言いました。そんな言葉を使ったのは初めてですね。宮さんも本当にうれしそうでした」と作品の出来に自信をのぞかせた。
しかし、その一方で宮崎監督の現状について触れ「別の試写会で子どもたちからあまり反応がなかったんです。それを気にして宮さんは今、ちょっと落ち込んでいます。ただ、監督というのは公開当日まで不安のほうが先に立つものですからね。じっと待っているだけだと考え過ぎちゃうんですよ。だから、本当は予定になかったのですが、明日から始まる福岡、大阪、名古屋、札幌の試写会には彼にも同行してもらおうと思ってます」と話し、さらに「公開初日には、山口智子さんをはじめとする声優陣とともに、宮崎駿も舞台あいさつに登場します」と報告した。
また、海外での展開について聞かれた鈴木プロデューサーは「ある映画祭への正式出品は決まっていますが、映画祭側から公式に発表されるまでは言えません。公開については北米に力を入れようと思っています。10年来の友人である映画プロデューサー、キャサリン・ケネディーとその夫であるフランク・マーシャルにお願いしてあります。先日お会いしたジョージ・ルーカス監督が『あの2人に任せれば大丈夫』と太鼓判を押してくれました」とハリウッドの大物プロデューサーの協力を取り付けたことを発表した。
映画「崖の上のポニョ」
7月19日(土)より、全国東宝系にてロードショー












