村上春樹の大ベストセラー「ノルウェイの森」ついに映画化!

'87年に刊行されて以来、国内発行累計部数870万部を誇り、36言語に翻訳されている村上春樹のベストセラー小説「ノルウェイの森」が映画化されることが分かった。
監督を務めるのは、デビュー作「青いパパイヤの香り」('93年)がカンヌ国際映画祭カメラ・ドール賞(新人監督賞)を受賞、第2作「シクロ」('95年)がベネチア国際映画祭グランプリを受賞するなど、世界中の注目を集めるトラン・アン・ユン(写真)。フランス人のトラン監督は、パリでフランス語版の原作を読み、日本人キャストでの映画化を思い立ったという。
これまで「『ノルウェイの森』は自分にとっても特別な作品であり、映像化は無条件にOKというわけにはいかない」と映画化を断り続けてきた村上だったが、「トラン監督の作品は好きなので、とにかく会ってみようと思いました」と前向きな姿勢を示し、交渉がスタート。それから4年間かけて今回の映画化に至ったそうだ。
トラン監督は「『ノルウェイの森』は、青春の満たされない渇望、過激な主張、死の選択、大人に向かう道程など、誰もがたどる人生の経験を描いた作品です。力強く繊細であり、激しさと優雅さとが混沌としていて、官能的かつ詩情にあふれています。つまり映画化するための数多くの幅広い題材を内包しているのです」とコメント。また、「私がこの作品を映画化したいと直感したことが、原作の素晴らしさと豊かさの正当な評価につながると信じています」と意気込みを語った。
トラン監督は新作「I Come with Rain」で木村拓哉を起用しているだけに、今後発表される日本人キャストにも注目が集まる。映画は'09年2月にクランクインし、'10年の公開を目指す。
映画「ノルウェイの森」
'10年全国東宝系ロードショー予定
(C)zoom studio









