映画監督・行定勲が映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」について語る!

公開中のアニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」のトークイベントが20日、都内で行われ、脚本を担当した伊藤ちひろと脚本監修を務めた映画監督の行定勲、石井朋彦プロデューサーが出席した。
この作品は、森博嗣の同名小説を、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」('95年)などを手掛けた押井守監督が映像化したもの。思春期の姿のまま永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる子供たちが、戦闘機のパイロットとして戦いながら自らの過酷な運命に立ち向かっていくというストーリーだ。
石井プロデューサーは「本作のテーマの1つが究極の恋愛映画を作ることでした。その立役者が伊藤さんと行定さんです」と2人を紹介。行定監督がメガホンを取り、伊藤が脚本を担当した映画「春の雪」('05年)を見た押井監督が“今、こんな恋愛を描ける人がいるのか”と感銘を受けたことが起用のきっかけだと明かした石井プロデューサーは、「いま作られている多くの恋愛映画は、男の子と女の子が出会って結ばれるまでの駆け引きを描いている。でも、本当の恋愛はその後に始まるというのが押井監督の考えで、『春の雪』はまさにそこを描いていたんです」と語った。
一方、行定監督は「自分自身では恋愛映画ではなく、すべて人と人の関わりを描いてきたつもりです。この作品も人と人とのぶつかり合いを描くものなので、通じるものがあるのかもと思いました」とコメント。
また、石井プロデューサーは「主人公は物語の大半を人との関わりを避けていますが、最後に変化を見せます。押井監督は製作現場の若い人たちに、“人と関わることを怖れるな。傷つくぐらい関わらないと人生は変わらない”と言いながら映画を作っていました」と会場の若い観客に語り掛けるように押井監督のメッセージを紹介した。
映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
全国公開中









