佐藤江梨子が八嶋智人とのキスシーンで感じた戸惑いとは!? 映画「秋深き」初日舞台あいさつ

映画「秋深き」の初日舞台あいさつが8日、都内で行われ、主演の八嶋智人、佐藤江梨子、池田敏春監督が出席した。
本作は「夫婦善哉」で知られる昭和の文豪・織田作之助の短編を基にした、“日本一の純情夫婦”が奏でる、おかしくも悲しいまでに美しいラブストーリー。中学校教師の寺田悟(八嶋)は先輩に連れて行かれた大阪・北新地のクラブで、ホステスの川尻一代(佐藤)に一目ぼれする。酒も飲めないのに熱心にクラブに通う寺田の一途さに、一代もまんざらではない様子。ある晩、寺田は意を決して一代にプロポーズし、彼女もその申し出を受け入れる。そんなふうにして2人の新婚生活が始まるが、寺田は次第に一代の訳ありの過去が気になり始める。
本作が初主演となる八嶋は「怖い監督と聞いていたけれど、僕がオドオドしていたからか、とても優しかったです(笑)。現場に入ったら、隣にはこんな美しい人(佐藤)がいるし、撮影が始まると(主役である)プレッシャーを忘れましたね。いろんな空気に助けられました」と撮影時を振り返った。
また佐藤は、八嶋の相手役を演じた感想について「最初、キスシーンがあると聞いて、あの、背がこう…」と身長差のある八嶋を上からチラリと見るしぐさを見せ、会場を沸かせた後「でも本当に優しくて、まじめな方で、お芝居もすごく勉強になりました」と笑顔でコメントした。
また、日活で活躍し、性や暴力をテーマとする作品を多く手掛けてきた池田監督が、今回は路線を変え、純愛や人情をテーマに選んだ。その理由について池田監督は「今って、親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したり、そんな時代ですよね。何でだろうって思った時に、“男はつらいよ”の寅さんが亡くなってから、そうなったような気がしたのね。だから俺は俺なりの“寅さん”を撮ってみようと思ったの」と本作に込めた思いを語った。さらにお得意の激しいラブシーンがない理由について聞かれると、「家族連れで見に来てほしかったのね。寅さんもラブシーン、ないでしょ」と恥ずかしげに笑顔を見せた。
さらに、役者と飲みに行くことがめったにない池田監督と、八嶋が一緒に飲みに行ったというエピソードも披露。寺田の父を演じた渋谷天外と池田監督の3人で、朝まで飲んだという八嶋は、「すみません、監督も僕も完全に二日酔いで撮ったシーンが映画の前半にあります」と告白しつつ、「でも、それがすごくうまく画に出ていますので、それを見つける楽しみもありますね」とうまくフォロー(?)し、客席にアピールした。
映画「秋深き」
シネマスクエアとうきゅう、梅田ピカデリーほかにて公開中。全国順次公開













