ハードなアクションをこなしたジェームズ・ボンドの“慰め”とは?

映画「007/慰めの報酬」の来日記者会見が25日、都内で行われ、主演のダニエル・クレイグ、ボンド・ガールのオルガ・キュリレンコ、マーク・フォースター監督、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが出席した。
本作は“007”シリーズの第22作で、北米で公開されるや否や、7040万ドルを稼ぎ出し、シリーズ最高の北米オープニング記録を打ち出したスパイ・アクション。物語は前作「007/カジノ・ロワイヤル」('06年)のエンディングの1時間後から始まる。ジェームズ・ボンド(クレイグ)は初めて愛した女性ベスパーを失い、怒りと悲しみに震えていた。彼は彼女を背後で操っていた組織の黒幕を探るため、偶然知り合ったカミーユ(キュリレンコ)を通じて、組織の幹部ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)に接近していく。
“007”シリーズの主演2作目となるクレイグは、本作におけるボンドをどのように解釈したか、と質問され「これは決してボンドが復讐(ふくしゅう)を求める話ではありません。“真実”を突き詰めていく物語だと思います。そして前作で彼が愛した女を、果たして自分は本当に愛していたのか、という自分自身を見いだす話でもあります」と前作以上にボンド役に入り込んだよう。
一方、家族を殺された復讐(ふくしゅう)に燃えるカミーユ役のキュリレンコは、劇中の激しいアクション・シーンについて「今回、アクションをやるのは初めてで、たくさんできたあざは私の誇りです。人生の中で初めて6カ月間、毎日トレーニングを積んだので、今はスタントウーマンと女優を両方できると、そのぐらいに思っています」と自信をのぞかせた。
本作のタイトルにちなみ「過酷な撮影中の“慰め”は何だったか?」と聞かれたクレイグは「撮影で行ったパナマの美しいビーチと、映画の撮影を終える、というのが非常に慰めになりました」と返答。キュリレンコは「体中が痛くて本当に大変でした。ですから、慰めというより、撮影が終わった瞬間本当にホッとしましたし、達成感がありました。もう1回やってもいいくらいに楽しかった」と慰めがなくても充実していた様子。
また、フォースター監督は「僕は、興行成績が良いことが慰め」とコメントし、「バーバラは、ダニエルがシャツを脱いだシーンが一番の慰めでしょ?」と女性プロデューサーのブロッコリへジョークを飛ばし、会場を沸かせた。
最後にクレイグは「アクション満載の感情をゆさぶる映画です。これこそ“ボンドの神髄”と胸を張って言えます。1月24日をお楽しみに」とPRした。
映画「007/慰めの報酬」
'09年1月24日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー












