モデルとなった園長も泣いた! 映画“旭山動物園物語”西田敏行大役に感無量

映画「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」の完成披露チャリティー試写会が27日、都内で行われ、出演者の西田敏行、中村靖日、前田愛、萬田久子、平泉成、塩見三省、岸部一徳、柄本明、旭山動物園園長の小菅正夫氏が出席した。
本作は幾度もの廃園の危機を乗り越え、年間300万人を超える来場者数を記録するまでに成長した、北海道旭川市にある旭山動物園の実話を基に映画化した感動ドラマで、マキノ雅彦(津川雅彦)監督の第3作。旭山動物園園長の滝沢(西田)は、年々来場者が減り続ける動物園を立ち直らせるべく、人付き合いが苦手で昆虫が大好きな新人飼育係の吉田(中村)や、ベテラン飼育員たちと共に、日々奔走する。園への予算を渋る市や、突然のゴリラの死、そしてエキノコックス感染の発覚という危機に遭いながらも、彼らは動物たちを信じ、夢をあきらめることなく努力を続ける。そしてそれは、やがて大きな実を結ぶことになる。
本試写会には、秋篠宮同妃両殿下も臨席され、岩下志麻、浅丘ルリ子ら芸能人も多数参加。舞台あいさつの前には、同園のある“雪国”旭川市をイメージし、ステージ上に出来たドライアイスのカーペットに雪が舞うという演出も見られ、会場は大いに沸いた。
動物園の園長を演じた西田は「園長の目を通して、動物たちの命の輝き、そしてそれをもっともっと輝かせようと努力する、人間たちの無限の可能性を知りました。本当に素晴らしい役を頂いたなと実感しております」と感慨深げ。
そのモデルとなった旭山動物園の小菅園長は「本当に、よくこの映画が出来たなぁというのが第一印象です。そして、わたしと西田さんは体型も似ているので、見ているとどっちがどっちか分からなくなっていく。そのうちに自分と重ねて映画の中に入ってしまって、最後は涙々でした」と、西田の演技と映画の出来栄えに、感激した様子だった。
また、特別ゲストとして本作の主題歌「夢になりたい」を手掛けた谷村新司も駆け付け、小菅園長へ花束を贈呈。主題歌について谷村は「(映画の中に)同じ歌が2回出てきます。1回目は、西田さんが楽しそうに歌っています。もう1回はぼくが、ちょっと悲しそうに歌っています。同じ歌に聞こえないかもしれません。でも、伝えているメッセージは同じで“あなたの夢に、自分たちがなりたい”。その思いを皆さんに感じとってもらえたらと思います」と歌に込めた思いを語った。
また、体調を崩し本日は欠席となったマキノ監督に向けて、西田は「マキノ雅彦監督の努力が本当に今日、報われた感じがします。この晴れ晴れしい完成披露試写会のこの感動を、このままマキノ監督、あなたにお伝えします。本当にありがとうございます。お疲れさまでした」と感謝とねぎらいのメッセージを送った。
映画「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」
2月7日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
配給:角川映画
(C)2009『旭山動物園物語』製作委員会











