放送中止のアニメ「ヘタリア」がネットで1週間20万視聴の爆発的人気!

CS放送のアニメ専門チャンネル「キッズステーション」で放送が予定されていながらも、直前で放送中止となった話題のアニメ「ヘタリアAxis Powers」が現在、「アニメイトTV」と携帯サイト(モバイルアニメイト)で配信中。同ウェブサイトは1週間で20万視聴を突破、モバイルアニメイトでも、1週間で6万視聴を突破し、アクセス過多で回線がパンクするほどの大人気となっていることが分かった。そこで、このたび、主人公を演じる声優・浪川大輔と監督を務めるボブ白旗氏に話を聞いた。
同作は、累計ヒット数5000万件を超える日丸屋秀和のWEBコミックをアニメ化したもの。「イタリア」「ドイツ」「日本」「イギリス」「アメリカ」「フランス」など、世界の国々を擬人化し、日丸屋の考える国民性をそれぞれの性格に当てはめた“ヘタ”レなキャラクターが、世界史のエピソードや国民性にちなんだやりとりを繰り広げる1話約5分のショートギャグアニメ。“砂漠でパスタをゆでるイタリア”、“戦艦の中になぜかアイスクリーム製造機があるアメリカ”など、思わず笑ってしまうエピソードが盛り込まれている。
今回アニメ化するに当たり、白旗氏は「原作が4コマ漫画なので、これをどうやってアニメにするんだろう、と悩みまして…。“どんどん積み重ねていくしかない”と考えて、5分間の中に何本も“ネタ”を入れる形にしました。WEB漫画なので、話の途中からでも読めたりするんですよ。その感覚も取り入れたかった」とこだわりを語る。その試行錯誤の結果、ネタを凝縮した濃密なショートアニメが完成。「バラエティー番組みたいなアニメになったらいいな、と思っています。原作が好きな人でも、いろんなことが起きていろんな展開になっているので、びっくり箱みたいになっています」とPRした。
浪川が演じるのは、戦は弱いが、パスタと女の子をこよなく愛する陽気で憎めない主人公・イタリア。浪川は監督の話す、“1話の中にいくつものネタが入っている”という珍しい設定について、「演じていると息がゼーゼーしてくるんですよ。凝縮された5分なので、見ている方も『お、おなかいっぱいだ…』ってなると思います」と、短い時間の中でも全力を注いでいる。
登場人物はみな、イタリアに負けないくらい個性的。これまで、映画「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカーの吹き替えや、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」のアルフレッド・イズルハの声優などで活躍する浪川でさえ、「みんな人の話を聞かないし、テンションの高いキャラばかり(笑)。イタリアはせこせこしているキャラではないので、周りのキャラクターの激しさに巻き込まれないように気を付けました」と、苦労も多い。
また、今作で浪川は主題歌「まるかいて地球」も担当。マーチの曲調の中に、せりふやラップがちりばめられた異色作(!?)に仕上がっている。「この漫画の世界観そのまんまの歌なんです。1回聴くと残る歌なんですよ。聴き過ぎるとたまにイラッとするのも狙いだと思うんですけど(笑)」と、本編だけでなく、音楽にもこのアニメにハマってしまう要因がありそうだ。
アニメ「ヘタリア Axis Powers 」
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