宮崎あおいも絶賛! 花の一瞬の表情をとらえた写真集がブーム

“今、話題の花々”を撮り下ろした写真集「Telomere(テロメア)」がひそかな人気を呼んでいる。この話題の花々とは、東京・赤坂サカスのTBSライブハウス「赤坂BRITZ」の壁に飾られているもの。オブジェの仕掛け人は、BOφWYや布袋寅泰のビジュアルワークを支えてきたディレクター、フォトグラファーの永石勝氏だ。
永石氏と彼の事務所である「トリプル・オー」は、600種類に及ぶ花々を押し花にして1つずつ透明のアクリルケースの中に入れていき、“巨大な花の壁”を作ってしまった。来場者や関係者の間で称賛の声が上がり、瞬く間に話題が広がっていった。「赤坂BRITZ」には発表当時から問い合わせが殺到しているという。そこで、アクリルの中に入れられた花たちの撮影を、急きょ、永石氏自ら敢行。今回、その花々を厳選して1冊の本に仕上げた。
女優・宮崎あおいも「花にこんな表情があるなんて、永石さんの作品に出会うまで知りませんでした。正面も横顔も後ろ姿もはかなくて美しい」と絶賛する。
タイトルの「テロメア」とは、遺伝子の最小単位で、命をつかさどる細胞の核を成す言葉。分子生物学者の福岡伸一氏は同書の中で、「透明の中で眠ったように時間のたつのを忘れた花の1枚ずつが、永遠の命と錯覚するような色を保ってずっとあなたの横にいてくれます」と説明している。
【プロフィール】
永石勝(ながいし・かつ)
ディレクター、フォトグラファー。'58年福岡生まれ。デザイン、ディレクター会社「トリプル・オー」主宰。キリン、パルコほか多数の広告、BOφWY、矢沢永吉、COMPLEX、チェッカーズなどの音楽ビジュアル、舞台美術、CM、装丁、プロダクトなどを手掛ける。'01年からシアターコクーン オーチャードホール宣伝美術監督。写真集に「UNDERSUMMER」「イ・ビョンホン写真集 LBH MEETS LBH」などがある。
写真集「Telomere(テロメア)」
発売中 3500円(税込) 木楽舎









