「ドロップ」で初の長編映画監督に挑んだ品川ヒロシが成宮寛貴&水嶋ヒロに演技指導

品川ヒロシ原作のベストセラー小説・コミックを、品川自らが映像化した青春エンターテインメント映画「ドロップ」が3月20日(金・祝)から全国で公開される。同作で、初めて長編映画監督に挑んだ品川に、映画に懸ける思いやこだわりについて聞いた。
「ドロップ」は、お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が、品川ヒロシ名義で'06年に出版した自伝的小説が原作。'07年には、「クローズ」「WORST」の作者で、品川も敬愛する不良漫画のカリスマ・高橋ヒロシがキャラクターデザイン、高橋のまな弟子の鈴木大が作画を務めて漫画化。現在も「月刊少年チャンピオン」(秋田書店)に連載され、多くの若者の支持を集めている。さらにことし、成宮寛貴、水嶋ヒロら旬の若手実力派俳優や、芸人仲間らお笑い勢の豪華キャストを迎え、品川自身の監督・脚本によって満を持しての映画化となった。
人気・実力共にトップクラスのキャストを迎えて映像化された本作。自身の分身ともいえる、口が達者でお調子者だが憎めない信濃川ヒロシを演じるのは、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する成宮。セクシーな存在感を封印して新境地に挑んだ成宮について、品川は「全シーンに出ていて、ずーっとしゃべっているので大変だったと思います。ツッコミがやたら多いし、長ゼリフも多いし。しかも僕は『もっと速く!』と、そこにスピードを要求したので(笑)。でも成宮くんは、見事にこなしてくれました」と絶賛した。
一方、甘い美ぼうと驚異的な強さを誇る“極悪非道なカリスマ不良”井口達也を演じたのは「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」('07年、フジ系)などでブレークした正統派イケメン俳優・水嶋。水嶋も品川の想像を上回る達也像を生み出したそうで「ヒロくんが作ってきたお芝居を見て、『あ、達也はこれだな』と思ったので、そのまま突っ走りました。日本の不良というより、外国映画の“悪くて格好いいやつ”みたいな雰囲気。ヒロくんには、自分で作った達也に一気に持っていくパワーがありましたね」とこちらも賛辞を惜しまない。
そんな2人が、ほぼスタントなしの体当たりで挑んだアクションシーンは本作の見どころの1つ。自他共に認めるアクション・マニアである品川のこだわりが具現化されており、「カンフー映画ではないので、殺陣になり過ぎると逆にリアリティーがないから、ケンカっぽく見えるように途中で1個フェイントを入れたり…。格好良さとリアリティー、どっちも大事にしたつもりです」と出来上がりに自信を見せる。
また、お笑い芸人の品川らしい、テンポの良いリズミカルな掛け合いも映画ならではの魅力。カメラの長回しを多用し、一連の流れの中でリアルな掛け合いを演出した。「長回し自体はそんなに斬新じゃないと思うんですよ。1シーン1カットの映画はいっぱいあるし。だけど、得てしてそういうのって静かな、セリフの少ない映画だったりするんですよね。でも『ドロップ』は、まるで編集したばりに掛け合いのテンポを速くしているので、それはもう…僕は編集がラクになるのでむしろ良かったんですけど、役者さんが大変だったと思います」と笑いながら撮影時を振り返った。
このインタビューの模様は3月6日(金)発売の「ドロップ 公式ビジュアルブック」にて完全収録。同著では、劇中のシーン写真やオフショットのほか、成宮、水嶋両者の撮り下ろしグラビア&インタビューや、綾部祐二(ピース)、若月徹(若月)、波岡一喜による爆笑座談会も掲載している。
映画「ドロップ」
3月20日(金・祝)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
(C)2009「ドロップ」製作委員会
撮影/佐藤学
「ドロップ 公式ビジュアルブック」
3月6日(金)発売 1995円(税込)
角川マーケティング
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