INTRODUCTION『きまぐれロボット』─The Capricious Robot─
星新一。
今活躍するクリエイターたちの原点である。
みんな星さんのSFを読んで、大きくなった。
そして今、
没後10年を迎える2007年12月に、
奇想天外で心が温まる
最高のクリスマス・プレゼントをお届けします。
それが本企画「きまぐれロボット」です。
映像化不可能と言われた星ワールドに、
世界的映像作家となった辻川幸一郎が挑戦。
彼もまさに、星新一を読んで大きくなった新鋭クリエイターの代表です。
そして脚本は、『オー!マイキー』『殺し屋1』などの奇抜でオリジナルな世界観により脚光を浴びる佐藤佐吉。
角川文庫刊の「きまぐれロボット」に収録されている
5ページの短編「きまぐれロボット」を原作にしています。
テーマはモノと人、街と人、人と人との“コミュニケーション”。
ロボットとの関わりあいの中で見えてきた、他人と向き合うことや気持ちを伝えること。
その関係を通して見える私たち人間の姿…
「奇想天外な着想の中に浮かび上がる、深い悲しみに裏打ちされた人間そのものの感情」という星ワールドに内在する深いテーマにも迫りたいと考えています。
無機質なものが紡ぎ出す奇抜ながらも優しい世界。
そんな辻川幸一郎オリジナルな映像美を駆使し、
人間味あふれる作品として製作を開始します。
見る者を驚かせ、幸せにする作品を目指して。
