富士にF1がやってきた!雌伏する日本勢に注目
「日本のファンは、日本のチームを応援するからね。やっぱり日本勢が頑張らないと、盛り上がらないよね」
今季のF1開幕前のインタビューで、スーパーアグリの鈴木亜久里代表が言っていたことばです。佐藤琢磨を擁するスーパーアグリ、今季第11戦からスパイカーで参戦する山本左近、そしてコンストラクター(製造者)のトヨタとホンダが参戦した今季も終盤。日本グランプリの時点で、トップ争いをしているのは残念ながら日本勢ではなく、不仲でも注目(?)されているマクラーレンのフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトン。そして、フェラーリのキミ・ライコネン、フェリペ・マッサでした。
時間をかけて力をつけた名門チームの壁はやはり高い! ということになるわけですが、日本勢の中で奮闘しているといえばどうしてもスーパーアグリを挙げてしまいます。
昨年、資金も設備も人材も、「なにもない状態」(亜久里代表)でF1の世界に乗り込んだスーパーアグリ。他チームとのあまりの力の差に、ドライバーのスーパーライセンス剥奪など、さまざまな試練がふりかかり続けてきました。それでもコツコツと、問題を解決し、2年目の今季は第6戦で佐藤琢磨が入賞(6位)する〝快挙〟。ゼロからすこしずつ力をつけてくる課程は、ストーリーとして面白く、奮闘ぶりを見るに付け応援したくなります。
もちろん、シーズン終盤、30年ぶりにF1が開催されるこの富士スピードウェイで、スーパーアグリなどの日本勢がいきなりトップ争いをすることは難しいでしょう。でも、30年前、ここで大会が行われたときは日本勢の影はなく、しかし、そのゼロからの積み重ねでその9年後にはウィリアムズ・ホンダが年間王者に。その後、ホンダはエンジン供給で6年連続の年間王者に輝きます。
再び世界を震撼させるために、雌伏する日本勢。富士では、もし勝てなくても、彼らの魂を感じてみたいですね。
F1世界選手権第15戦「日本グランプリ」
~静岡・富士スピードウェイ
予選
9/29土 昼1.50-3.26 フジ系
決勝
9/30日 昼1.10-3.15 フジ系
ザテレビジョン携帯サイト