岡田ジャパン出陣! FWの新しい核に注目

 イビチャ・オシム監督の急病から2カ月。今週末のキリンチャレンジカップから、ついに新生日本代表「岡田ジャパン」が始動します。

 

  監督が代わるということは、チームが大きく変わるときでもあります。「オシム監督のチームをベースにする」と名言している岡田武史新監督ですが、練習や、選手選考ではすでに「岡田カラー」が見え始めていました。

 

  記者が特に気になっていたのは、FWの選出でした。「決定力不足」という評価がずーっと付きまとっている日本代表において、現在でも絶対的なFWといわれるのは高原直泰以外にいません。しかし、FWというのは、FWの仕事を果たせば、すなわち得点を挙げれば、次の日のスポーツ紙の一面を飾る、わかりやすく一躍スターになれる存在でもあります。岡田監督がそのスター候補生に挙げるのは誰なのか…。その最初の答えがこの水曜に発表されました。

 

 高原直泰(浦和)、播戸竜二(G大阪)、巻誠一郎(千葉)、前田遼一(磐田)、大久保嘉人(神戸)、矢野貴章(新潟)。これは、キリンチャレンジカップ代表のFWの面子です。これまでの流れからすれば、順当なメンバー。それではこの中から、高原に次ぐエースとなるのは誰か?

 

 サッカーを盛り上げる、という点を考えると、期待したいのは大久保です。なんとしてもゴールに向かう、という気迫を前面に押し出すタイプ。以前スペインリーグのマジョルカに移籍したときも、「2試合に1点はとってみせる!」と宣言し、実際にすばらしい活躍をしました。日本選手があまり見せることのない、〝強気さ〟が大久保の魅力です。

 

 三浦知良中山雅史久保竜彦…。記憶に残っている代表FWというのは、代表の看板にふさわしい、突出したキャラクターの持ち主でした。現代表で今一番、記憶に残る存在になれそうなのが個性が際立つ大久保なんじゃないかな、と思うのです。ぜひ代表に定着して、大暴れをしてほしいものです。(K)

 

サッカー・キリンチャレンジカップ

「日本×チリ」

1/26土 夜7.03-9.14 フジ系

「日本×ボスニア・ヘルツェゴビナ」

1/30水 夜7.11-9.19 TBS系 

朝青龍復活で初場所は「土俵」が盛り上がる!

 時津風部屋での集団暴行疑惑、朝青龍の夏巡業〝サボり〟事件、さらに一部の「八百長」報道まで…。「土俵外」でばかり騒がれてきてしまった昨年後半の大相撲。相撲ファンは嘆かわしい気持ちですごしたのではないでしょうか。

 

  13日からの大相撲初場所では、2場所の謹慎があけた横綱・朝青龍が戻ってきます。メディアは重箱の隅をつつくように、朝青龍の「反省していない態度」を指摘していますが、けいこが始まるとブランクを感じさせない引き締まった筋肉を披露。8日のけいこ総見では、もう一人の横綱・白鵬に5勝2敗と、強さがまったく衰えていないことを見せ付けました。

 

 記者の世代(30代デス)は、スポーツの中で、相撲がものすごく好き!という人はサッカーや野球に比べるとそんなに多くありません。それでも、自分のまわりでは、数々の格闘技がある中で「相撲最強説」というのがまことしやかにささやかれ、それを固く信じていたりする、国技・相撲へのシンパシーをなんとなく持っているところがありました。

 

 だから、'03年の大みそか、大相撲の元横綱・が「K-1 Dynamite!!」であっさり1ラウンドKOされ、リングにべったりと倒れこんだ映像には、たいへんな衝撃を受けました。力士って、弱かったのか…? というショックは、長いこと消えませんでした。

 

 その後、ブレイクしたのが朝青龍です。大きさが武器の曙と違って、スピードや技術を兼ね備えていて、「朝青龍ならやっぱり最強なんじゃないか…」と思わせる、朝青龍はそういう横綱だったのです。まあ、少なくとも記者にとっては。だから、去年の騒動はともかく、帰ってきた朝青龍がやっぱり強かったことはうれしいことでした。

 

 初場所の最大の注目は、〝ひとり横綱〟だった2場所で更にパワーアップした22歳の白鵬と、朝青龍との対決です。久々に「土俵」が大きく騒がれる場所になる、期待がもてそうです。(K)

 

大相撲初場所

 1/13日~2/3日 昼3.15-夜6.00ほか NHK総合、BS1

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