ラミレスが初体験する〝アウエーの神宮〟

プロ野球人気の低迷が叫ばれておりますが、やはりプロ野球が行われていない時期は寂しいもので、開幕がとても待ち遠しいものです。20日にはすでにパ・リーグが開幕し、25日にはメジャーリーグも日本で開幕しました。そして28日にはいよいよセ・リーグも開幕し、いよいよ本格的な球春が訪れます。

 

ことしのセ・リーグですが、注目はやはり巨人です。アンチファンからの批判が多いことは承知の上ですが、先発の柱・グライジンガー投手、クリーンナップを担うラミレス選手、そしてストッパーのクルーン投手と、チームの中心になる選手が3人も加わった巨人はどうしても注目してしまいます。

 

ただ、もちろん〝巨人に注目〟というだけで、決して〝巨人が優勝〟とはいえないのがプロ野球の面白いところ。特に巨人をのぞく5球団は例年以上に巨人戦を意識し、先発ローテーションも巨人を中心に考えてくるだけに、開幕でつまずけば巨人といえども厳しいシーズンになることが予想されます。

 

その巨人の開幕戦は、昨年までグライジンガー投手、ラミレス選手が所属した東京ヤクルト。「週刊ザテレビジョン」の12号でセ・リーグ開幕を紹介した際にも触れましたが、東京ヤクルトにとっては、外国人選手とはいえ投打の柱を取られたわけですから、因縁の相手といっても過言ではありません。

 

当然、緊張感のある試合になることは間違いないと思いますが、個人的には神宮のファンが二人をどう迎えるのかを楽しみにしています。特にラミレス選手は、東京ヤクルトに7年間在籍しての巨人移籍。チームの主軸として活躍しただけでなく、キャラクターも人気があり、ファンからとても愛された選手でした。

 

中日ファンだった記者は、幼いころ、落合博満・現中日ドラゴンズ監督が巨人のユニホームを着ている姿を見て、テレビ画面に向かって激しい野次を飛ばしたことを覚えています。果たしてラミレス選手がライバル球団のユニホームを着て登場したとき、神宮のファンは一体どんな反応を見せるのでしょうか。(O)

 

プロ野球セ・リーグ開幕戦

「東京ヤクルト×巨人」

3/28金 夜7.03-8.54 フジ系

「中日×広島」

3/28金 夜6.05-9.30 BS1

身近な好青年・高橋大輔が世界を驚かす

 いやはや、フィギュアスケートの人気は衰えることを知りません。

 

  スターがズラリとそろった女子は、安藤美姫浅田真央が人気・実力ともに盤石。ザテレビジョンでいつもすてきな記事を書いてくれる青嶋ひろのさんも、今季の世界チャンピオンは「美姫ちゃん、真央ちゃんと韓国の(キム)ヨナちゃんの誰かで間違いない!」と太鼓判です。

 

 今季、そこに輪をかけて盛り上がりそうなのは、男子の髙橋大輔が2月の四大陸選手権で男子シングル史上最高得点で優勝し、世界トップの実力をつけつつあるからです。青嶋さんいわく「男子は65%、金メダルは髙橋くんでいけそう!」とのこと。そう、来週の世界フィギュアスケート選手権は、日本人としては男女の両方でヒートアップしなきゃいけない、それはそれは忙しい大会になりそうなです。

 

 時の人になった(なる?)髙橋のインタビューは、19水発売のザテレビジョンをお楽しみに! 恋バナなんかも、がっつり聞いてきてしまいました。

 

 写真撮影では、イスの背もたれに手をかけたり、ヒザに顔をうずめたり、いろんなポーズを取ってもらうたびに「えー、ホントですか!? すごい、僕、はずかしいですよ~」と笑顔満点の無邪気っぷり。少年の雰囲気もたっぷりの好青年で、リンクの上で華麗な演技を見せる、あのスターがこの人なのか~、としばしあっけにとられてしまうほど。

 

  しかし、まもなく、この青年が、世界を驚かせてくれるのです。日本で開催された昨年以上に、今季の世界選手権は見逃してはいけません。(K)

 

 2008世界フィギュアスケート選手権

「アイスダンス」ほか

3/19水夜1.35-2.30 フジ系

「女子シングル・ショートプログラム」

3/20木夜7.04-8.54 フジ系

「女子シングル・フリー」

3/21金夜7.04-9.09 フジ系

「男子シングル・ショートプログラム」

 3/22土昼1.30-3.26 フジ系

「男子シングル・フリー」

3/22土夜11.10-1.10 フジ系

「エキシビション」

3/24月昼2.07-3.54 フジ系

Qちゃんが演出する〝名古屋の奇跡〟

 Qちゃんこと高橋尚子は、なにかとドラマチックな選手です。 2000年のシドニー五輪金メダル、2001年のベルリンマラソンでの世界新記録(当時)で頂点へ。しかしその後調子をおとすと、日本の厚い選手層にも阻まれ、2003年にはアテネ五輪代表から落選。

 

 失意の抜けきれぬ中、2005年に、恩師の小出義雄監督のもとから〝独立〟します。その数ヶ月後、東京国際女子マラソンに挑むことになりますが、調子はあがらず、しかも大会直前に足の故障を自ら公表。

 

 この「故障を公表」っていうのが、衝撃的でした。普通、スポーツ選手は試合前に自分の弱点を明かすようなことはしません。「惨敗したときの布石なのではないか」など、さまざまな憶測が飛び交いました。

 

 ところが当日、走り出してみると惨敗どころか圧巻のスパートで快勝! 以前競り負けているエチオピアのエルフィネッシュ・アレムも突き放し、「オセロの黒がぜんぶ白になりました!」と無邪気な笑顔。こちらはド肝を抜かれたのを覚えています。

 

 その後、2006年の東京国際では、土佐礼子に敗退。五輪へのチャレンジは、どのようにするのか注目を集めていましたが、ラストチャンスになる名古屋国際に照準をあわせてきました。

 

  35歳という年齢に、坂本直子原裕美子ら強力なライバル。1年半走ってないことによる不安の声…。〝残り1枠〟となった北京五輪出場権へは、壁は高い状態です。でも、こういう時こそ、こっちを驚かせてくれるのが高橋尚子。

  

 五輪代表への基準は、現在野口みずき、土佐礼子につづいての候補になっている森本友の記録・2時間25分34秒を上回っての優勝。Qちゃんが、またドラマを演出してくれることはあるのでしょうか。(K)

 

 2008名古屋国際女子マラソン

 

3/9日 昼0.00-2.55 フジ系

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