プロ野球09 セ・リーグ順位予想②
12球団の戦力分析、そして順位予想。記者Kと共に更新してきたプロ野球ブログも一応、今回でひと区切り。最後は記者Oのセ・リーグ順位予想です。 キャンプの話題がスポーツ新聞をにぎわせはじめ、開幕まで心躍らせるファンの方も多いと思います。ことしはWBCもあるので、いつもより少し早く、野球を楽しむことができそうです。本誌週刊ザテレビジョンでもWBC情報を掲載予定なので、そちらもご期待ください。
さて、それでは順位予想ですが…
①東京ヤクルト
②巨人
③阪神
④中日
⑤広島
⑥横浜
ここ数年、セ・リーグは中日、阪神の2強時代が続き、巨人が07年、08年を連覇し、3強という形が定着していました。ですが、ことしは勢力図が少し変わってくると予想しました。戦力的にみれば、巨人がV9以来となる3連覇を達成、となるのですが、それではやっぱり面白みがありません。なので、あえて東京ヤクルトの優勝と大胆予想をしてみました。
昨年は、高田繁新監督のもと、5位に沈んでしまったヤクルトですが、09年に飛躍するための1年だったと考えます。高田監督は北海道日本ハムでGMを努めていたころから、積極的に若手を抜擢するチーム作りを行ってきました。昨年もルーキーだった由規や3年目の村中恭平らにうまく経験を積ませ、07年のドラ1右腕・増渕竜義や新人の赤川克紀らも控えており、若手に楽しみな選手が多いのです。そして、石川雅規、館山昌平、李恵践など、脂ののった“アラサー”の投手も多く、先発投手陣の層が厚い。リリーフ陣には林昌勇、五十嵐亮太、押本健彦に、さらに石井弘寿、バレットなど昨年計算できなかった選手も加わり、さらに盤石に。バランスのとれた投手陣がうまく機能し、野村克也監督のもと、黄金時代を築いた90年代の強いヤクルトが戻ってくると予想します。
2位に予想した巨人ももちろん優勝候補です。戦力分析にもあったようにM・中村が加わったリリーフ陣は12球団一。その上、小笠原道大、ラミレス、イ・スンヨプ、阿部慎之助が並ぶ重量打線は他球団にとってはことしも脅威となります。長年の課題だった走力面も坂本勇人、鈴木尚広らの台頭で解消され、3連覇の可能性も十分にあると思います。
そのヤクルト、巨人を追うのが阪神。昨年前半戦を独走したことを考えると、ことしも戦力的には十分優勝争いが可能。ただ、下柳剛、矢野輝弘、金本智憲ら主力選手の高齢化が少し気になります。また、真弓明信新監督の手腕も未知数ですが、02年の巨人・原辰徳監督、04年の中日・落合博満監督、08年の西武・渡辺久信監督など、近年は1年目の監督が、就任即リーグ優勝を果たしているので、真弓監督にも期待したいと思います。
4位~6位は上位3チームに比べるとやや選手層が薄いと感じます。中でもことし、主力が3人抜けた中日はどうしても評価が低くなってしまいます。中日ファンの記者Oの主観的予想は優勝ですが、冷静に考えればことしは我慢が必要。ただ、もともと投手陣のいいチームで、中田賢一、朝倉健太、吉見一起の3本柱がそろって結果を残せば、上位進出も見えてきます。ヤクルト同様、若手選手が台頭すれば優勝争いも…。個人的には大いに期待しています。
広島、横浜については、野手陣は上位チームにひけをとらない戦力がそろいつつあると感じます。ただ、やはり弱いのが投手陣。上位に進出するためには、2ケタ投手が3人は欲しいのですが…。広島はルイス、横浜は三浦大輔に続く2番手、3番手の投手が昨年のように大きく負け越すようだとことしも厳しい戦いになると思われます。ただ、上位チームとの戦力差は確実に詰まっている印象も受けます。広島、横浜の2チームが強くなるとセ・リーグはさらに面白くなるので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
[最優秀防御率]石川雅規(ヤ)
[最多勝利]内海哲也(巨)
[最多セーブ]林昌勇(ヤ)
[首位打者]青木宣親(ヤ)
[本塁打王]ラミレス(巨)
[打点王]村田修一(横)
[盗塁王]荒木雅博(中)
個人タイトルは、優勝予想チームのヤクルトから3人。石川が昨年に続いて防御率のタイトルを獲得し、林がセーブ王に輝くと予想します。また、.344、.321、.346、.347と毎年ハイレベルなアベレージを残している青木が首位打者の本命なのは、誰もが認めるところだと思います。ヤクルト投打の主力が期待どおりの活躍をして優勝、というのが記者Oの予想です。
最多勝には、上原浩治が移籍し、エースとしての自覚がさらに強くなる内海を推します。12勝、14勝、12勝と3年連続2ケタ勝利を挙げていますが、ひと皮むけて、さらに勝ち星を伸ばすんじゃないかと。本塁打王に予想したラミレスをはじめ、巨人の強力打線も内海の最多勝を後押し要因の一つです。 打点王、盗塁王はBクラス予想をしてしまった2チームから。村田は3年連続本塁打王も懸かっていますが、昨年最下位に沈んだことから、チームバッティングの意識が高まるんじゃないかと。
盗塁王は荒木。昨年、打率.243、出塁率.292と1番打者としてはひどい数字でしたが、それでも盗塁数は32。けがの完治は絶対条件ですが、出塁率が上昇すれば、赤星憲広以上の結果を残すと予想します。
最後の予想はちょっと長くなってしまいましたが、記者KとOの予想はいかがでしたか? かなり個人的な感情も入ってしまいましたが、プロ野球ファンの皆さんが、このブログをネタに、少しでも野球を楽しめるようだとうれしいです。(O)
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