日本サッカーの未来はJリーグで占う!
世間はWBCで盛り上がっていますが、そんな中、開幕を迎えようとしているのがサッカー・Jリーグです。
'93年にリーグがスタートして17年目のシーズン。J1、J2とも18チームがそろい、欧州をめざせばいろんな面でまだまだですが、リーグとして第一段階の〝成熟〟にたどりついた感があります。
G大阪に、鹿島、浦和、名古屋、F東京など、強豪クラブといえるチームも固まってきました。人口が多く、資金が集まりやすい大都市の名前が続く中、異色なのが2年連続リーグ覇者の鹿島アントラーズの存在です。
ホームタウンの茨城県鹿嶋市の人口は約6万5000人。東京や大阪と比べるべくもないですが、それをものともしない熱いファンと一貫したプロのチーム運営で、強豪の地位を保ってきた鹿島。今季も個性的な選手がバランスよくそろい、優勝候補の筆頭です。
日本代表でも人気のイケメンサイドバック、内田篤人。リーグ戦とACL、日本代表の試合と、でずっぱりだった昨季は、「日程がキツイ…」と弱音がもれたり、国際試合でのフィジカルの強い相手に対応できない場面が目立ったりもしました。
ところがところが、ことし2月の富士ゼロックススーパーカップ。宿敵G大阪を3-0で鹿島が圧倒した試合での内田は、冴えまくっていました。テレビ画面でもわかる、攻撃のキモのタイミングで前線に出てくる運動量とセンス、鋭いクロス…。
すさまじい勢いで成長を続ける20歳をささえているのは、トップチームだから得られる経験値。そして、小笠原満男らが引き継いできた〝王者〟鹿島のメンタリティー、基礎体力づくりを重んじるオリベイラ監督のゆるぎない指導によるものでしょう。
代表を中心に日本サッカーに漂う「伸び悩み」の停滞感。それを打ち破る芽は、ベースになっているJリーグからみつけるのが王道。今の鹿島など、いくつかのチームには、明るい未来へのヒントが隠れていそうです。鹿島の初戦は、同じく優勝候補の浦和。いきなり全開の、アツい戦いでサッカーの季節がはじまります。(K)
サッカー・Jリーグ開幕戦
「鹿島アントラーズ×浦和レッズ」
~茨城・カシマサッカースタジアム
3/7土 昼3.55-夜6.00 NHK総合
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