五輪で考えさせられた、スポーツの面白さ

〝鳥の巣〟を赤く照らし続けた聖火が消え、北京オリンピックが終わりました。

 

  日本の金メダル数は9個。前回アテネ大会の16個には及びませんでしたが、そのアテネ組が予想以上の奮闘を見せ、日本選手団としては健闘といえる結果だったと思います。全体で一番金メダルをとったのは、中国でなんと51個。アメリカの36個を大きく超えて、開催国としての努力の成果を見せ付けました。

 

  北島康介の世界新や、ソフトボールの金メダルなど、今回の五輪のいくつかの山場では編集部も大いに盛り上がりました。そんなとき、何人か必ず、一切興味を示さず仕事を続けている人、というのがいます。実際には興味はなくとも、こういうときは流されるのが日本人。仕事を続けたのはある意味立派(?)、とも思いつつ、そこまでスポーツに興味がないのはなんなのよ?と聞いてみると「他人がやっているスポーツに、そこまで興味があるのはなんなのよ?」と逆に聞かれます。

 

  そう言われると、それってなんなんだろう? という気にもなります。日本選手がメダルをとったりひいきのチームが優勝したところで具体的なメリットがあるわけでもなく、音楽や美術のように感動で心をふるわせるというのもちょっと説得力に欠けます。スポーツは、なにが私たちの琴線に響くのでしょうか。

 

  記者Kが、これまで観た五輪でいちばん好きな場面は、バルセロナ五輪。女子マラソンで有森裕子の有名な「給水事件」です。ロシアのエゴロワとトップ争いをしていた有森は、給水のボトルを投げ捨てず、わざわざエゴロワの後ろに下がり、道のはしにかがんで置いたのです。

 

  プレーとしては明らかなタイムロス。しかし、前の給水でボトルを投げ捨てたとき、ボトルが壊れたような音をたてたのを聞いた有森は投げ捨てませんでした。チームメートが用意してくれたボトルを粗末にしないことライバルであるエゴロワにそれが当たらないようにという気遣い。有森は、勝敗の価値観を超えて、自分の美意識に従った。だからこそ、それは勝ち以上にいいプレーとして記憶に残るのです。

 

  記者Kが考えるスポーツの魅力というのは、おそらくそういうことなんじゃないかな、と思います。スポーツをするのは機械ではなく、人間。だからこそ、競技のひとつひとつにはドラマがこめられていて、そこが見る人の心をゆさぶるのでしょう。

 

 青春時代の自由を犠牲にした共同生活の成果を存分に見せた新体操日本代表、日本の柔道精神にこだわり一本勝ちにこだわった谷本歩実、祖国への恩返しのために記録を気にかけなかったウサイン・ボルト、バトンパスにテクニックの粋を集めることで脚力の不利を見事に埋めた男子400mリレー日本代表…。今回の五輪でも感動したのは、選手の美意識を感じるとき、そして、そこにドラマを感じるときでした。

 

 スタートも終わりも、メダルの数の話を書いてしまった今回の五輪のブログですが、本当に見たいのはメダルの数よりもこういうことなんだな、と再確認。4年後、ロンドンのプレビュー記事をつくるときは、人間にもっともっとクローズアップしたいと思います(K)。

悔しさを胸にWBCまで

昨日の話になってしまいますが

陸上男子400mリレーで日本は見事に銅メダルを獲得しました!

 期待されていた陸上ですが、野口みずき選手の棄権をはじめ

明るい話題が少なかった中で、

今回のメダルは本当に価値のあるものになったのではないでしょうか?

 

さて、名残惜しい気持ちが尽きませんが、

北京オリンピックもいよいよ残すところ明日一日になりました。

 本来であれば、今日はこのブログに熱いメッセージを書いて

明日の最終日へとつなげたかったのですが…

 

残念ながら、記者がもっとも応援していた野球日本代表はアメリカに敗れ、

金メダルどころか銅メダルにも届かない結果で終わりました。

 

今回の結果について、特に中日ファンである記者にとっては

とてもツライ結果になりましたが、

それでも記者はまだ日本の野球は世界トップレベルだと信じています。

 

 というのも、各国同じ条件で行われている以上言い訳にしかなりませんが、

今回の大会ではストライクゾーンの設定があまりにもひどすぎました

 大きい小さいなどの話ではありません。

大きかろうが小さかろうが一定のストライクゾーンで判定してもらえれば、

日本も対処できたと思うのですがあまりにもバラバラで。

日本の投手は特にコントロールで勝負するピッチャーが多く

特にきわどい外角のアウトローへのストレートは生命線だったりします。

本日の試合も川上投手が打たれてしまいましたが

きわどい判定にリズムを狂わされてしまったのが一番の要因だと思われます。

あくまでも言い訳ですが、素人目にみても、あまりにもひどいジャッジ

日本とストライクゾーンが違うというのならまだ納得もできるのですが…。

 

そんなわけで今回はけが人が多かったことやジャッジの問題も含め、

メダルが取れなかったのは「仕方がない」という側面もなくはないと思います。

いろいろと言い訳をしたい気持ちもよくわかります。

 

ですが、日本はWBCで世界一に輝いた国です。

来年に行われるWBCで再び世界一を手にするためにも

「仕方がない」で終わらせず今回の反省を生かし、

次につなげてもらいたいものです。

批判も含め、いろいろと書きたいところですが

次のWBC開催時、反省が生かされていないのであれば

そのときに声を大にして書きたいと思います。

それまでは悔しい気持ちを胸に、ペナントレースに注目していきます。

明日の主な競技
男子陸上マラソン
女子新体操団体決勝

頂点ならず! 迫力負けした野球の現実

ロンドン五輪からは実施競技から外されることが決定しており、「最後に金メダルを!」と壮絶な決意で戦いに挑んでいた野球日本代表。みなさんご存知の通り、きょうの準決勝で韓国に敗れ、金メダルの夢はついえました。

 

まだ銅メダルの可能性が残ってはいますが、そもそもメジャーリーガーの出場しない野球で、トップレベルの力をもっているのは世界で3、4カ国程度。決勝に進出できなかった時点で、健闘というには厳しい結果、といえるでしょう。

 

長年のライバル、韓国は、明らかに迫力がありました。4番を打っていたのは、今季巨人で主に2軍生活をしているイ・スンヨプですが、プロ野球で見る彼とは全然違う勝負強さ。星野ジャパンも、絶対に負けられない試合に、相当な覚悟をもって挑んでいるのが感じられましたが、ここはそれを上回ったスンヨプの精神力とパワーをたたえるべきでしょう。

 

言い訳をするならば、日本球界は、松井秀喜、城島健司、井口資仁、福留孝介と、名だたる長距離砲はメジャーに行っており、五輪に参加できません。必然的に、緻密さと守りの野球で五輪に挑むことになったわけですが、どうにも迫力負け、という結果になってしまいました。4番の新井貴浩はすばらしい選手ですが、プロ野球ファンではない人はどれだけその名を知っていたでしょう? いろいろな意見があるかとは思いますが、記者Kには、もう少し華やかさがほしかったな、という印象がどうしてもありました。

 

小さい頃から触れている日本人にはなかなか気づきにくいですが、野球は、ルールの難しいスポーツです。五輪の野球中継を見ていても、巧みな戦術よりも、とりあえず球が遠くまで飛ぶ単なるセンターフライで、中国人の観客は歓声を上げていました。たくさんの魅力がある野球ですが、まずはやっぱり迫力! 知らない人にはそれで訴えないといけないのかもしれません。日本の緻密な野球の魅力がどれだけ分かってもらえたかどうか…。

 

迫力のあるプレーができるのは、やはりメジャーリーガー。野球を世界に広めるためには、彼らのプレーを世界に見せたかった…。ひとりの野球好きとして、そんな寂しさの残る、五輪でした。(K)

 

明日の主な競技

野球3位決定戦

シンクロナイズドスイミング チーム決勝

陸上 男子1600mリレー決勝

有終の美を飾ったソフトに、続け!星野ジャパン

北京オリンピックも終盤。

残すところ、あとわずかとなりました。

 

 そんな中、今日は注目の競技が二つありました。

まずは女子サッカー。 男子サッカーは残念な結果に終わってしまいましたが、

女子は3位決定戦でメダルを懸けて戦うことに。

悲願のメダル獲得へあと1勝に迫っていたのですが、

残念ながら強豪ドイツに0-2で敗れてしまいました。

それでも過去最高の成績を残したのですから

胸を張って帰国してもらいたいものです。

 

そして、もう一つの注目競技が女子ソフトボール!

ソフトボールはページシステムといって

敗者復活戦を含む変則的なトーナメントで戦います。

 日本は予選を2位で通過したので、メダルはすでに確定。

昨日は準決勝を予選1位のアメリカと争い4-1で敗れました。

同日夜にダブルヘッダーで行われた3位決定戦にまわり、

4位決定戦を勝ち上がってきたオーストラリアと対戦。

勝者が再び決勝でアメリカと対戦するのですが、

ここで延長の末、4-3で勝利します。 決勝へとコマを進めた日本ですが、

これまでアメリカとの対戦は予選、準決勝ともに敗れています。

予選では大差でのコールド負け。最強アメリカの壁は高く強いのです。

それでも悲願の金メダル獲得へ、日本はエースの上野由岐子選手にすべてをたくします。

 上野選手は2試合ともに延長となった前日のダブルヘッダーを

一人で投げぬき318球も投げていました

 その上野選手が今日のアメリカ戦も先発。

過酷な条件の中、最終的には前日とあわせて413球

一人で投げぬく驚異的な力を見せます。

結果はご存知のとおり1-3で悲願の金メダル獲得!

はじめて強豪アメリカの壁を乗り越えて見せました。

 

 今大会が正式種目としては最後の大会

 有終の美を飾ったソフトボールに続き

同じ最後の大会となる野球でも星野ジャパンの勝利を期待します!

明日の主な競技
新体操予選 個人・団体
野球準決勝「日本×韓国」「アメリカ×キューバ」
陸上男子400mリレー決勝

今夜はコーチング

 日本代表のシンクロナイズドスイミングの練習は、厳しいことで有名です。記者Kも見学したことがありますが、起きている時間の半分以上、足のつかないプールの中にいる選手たちに、コーチからの容赦のない怒声が飛び、緊張感ではりつめていました。

 

 そのベースを作ったのが、井村雅代コーチ。シドニーオリンピック、アテネオリンピックでの、チーム・デュエット銀メダルなど、輝かしい成績を残します。日本は、ロシア、スペインとともに、世界3強の一角を占めるようになりました。

 

  井村コーチは、アテネを最後に日本代表のコーチを勇退。中国代表のコーチに招かれます。アテネ以後の日本は、デュエットの立花・武田コンビが引退したこともあり、立て直しとなりますが、なんとか3強の地位を保っていました。一方、井村コーチが就任した中国は急成長。もとより運動能力の高い選手が集まっていたこともあり、06年12月のアジア大会では、ついに日本を破ります。日本は一気に、世界大会でのメダルが危うい位置まで追い込まれました。

 

 井村コーチを「日本を裏切った!」という論調で語るのはナンセンス。サッカーの代表監督の例を挙げるまでもなく、指導者の国際交流は当たり前の時代です。「日本のコーチングの優秀さを、世界に広めなければならない」。井村コーチの目的は明確。指導者も、選手と同じように、世界の舞台で戦っているのです。

 

  中国のコーチになってから、日本代表について、厳しいコメントをためらわない井村コーチ。それは、いやおうなしに日本代表を鼓舞し、中国の追い上げは世界3強の地位でどこか落ち着いてしまっていた日本に危機感をもたらせました。

 

 そして今日、鈴木絵美子、原田早穂組の、ロシア、スペインに次ぐデュエット銅メダル獲得。「新しいものをやらないと、勝てないと思った」(金子チームリーダー)という、工夫と努力が結晶した、すばらしい演技をもたらしたのは、井村コーチの影響もある、ということもできるのかもしれません。

 

  22日(金)には、チームでの演技も始まります。そこでも、ライバルは中国。日本選手たちは再び、成長を見せることができるのでしょうか。(K)

 

 明日の主な競技

ソフトボール決勝

陸上男子400mリレー予選

新体操団体予選前半

選手の成長が財産になる

星野ジャパンが中国をコールドで破り、見事に決勝トーナメント進出を決めました。 

それにしてもダルビッシュ選手温存してますね。

明日のアメリカ戦で登板するんでしょうか?

 

 さて、ここではどうしてもメダルを取った選手についてばかり書いてしまいますが

今日は惜しくもメダルが取れなかった女子バレーボールについて書きたいと思います。

 

 というのも本誌「週刊ザテレビジョン」の一連の特集記事で

バレーボールのページを多く担当していたので

記者にとっては思い入れが深い競技だからなのです。

 

 正直、今回は本当にメダルもいけると思っていたのですが

残念ながら、本日準々決勝でブラジルに敗れて終戦。

やはり世界ランク1位のブラジルの壁は簡単ではありませんでした。

 

 今回は予選で4位だったため、予選1位のブラジルと初戦で対戦することになりましたが、

日本がメダルをとるためには、やはり予選でなんとしても3位以上に入らなければいけませんでした。

 今日の結果のようにまだまだ世界トップと比べると実力差がはっきり出てしまう以上

やはり予選での戦い方が重要だったように思います。

 

それでも5年もの長期にわたって代表を率いた柳本監督は

 

「選手の成長が財産になった」と語っています。

 

 オリンピックのような大きな舞台で世界のトップと対戦できることは

選手たちにとって本当に大きな経験になるのだろうと思います。

 

「最高の12人がコートに立ってくれた」

 

4年後のロンドン五輪で、〝最高の12人〟のうち

何人が残っているのかわかりませんが、

この経験がきっと今後生きてくることは間違いないと思います。

 

 悔しさを胸に、4年後、さらに成長した選手たちを見たいものです。

明日の主な競技
女子ソフトボール準決勝「日本×アメリカ」
女子 ソフトボール 3位決定戦
野球予選「日本×アメリカ」
男子陸上200m決勝

ジャマイカの稲妻が見せるもうひとつの五輪の価値

先日、居酒屋で聞こえてきたオジサンの声。「ジャマイカの選手って、短距離めちゃくちゃ速いよな~! アフリカの大草原を小さい頃から走って暮らしてきた選手には、日本人なんて敵わないよ~」

 

オジサンは二つ間違えてます。ジャマイカはアフリカじゃなくて、キューバの南、カリブ海に浮かぶ島国で、日本の県ひとつ分くらいの小さな領土はほぼ山岳地帯。大草原はほとんどありません。

 

しかし、ジャマイカの選手の異常な速さは事実。男子100mでは、「稲妻」ことウサイン・ボルトが終盤横を気にして「流し」ながらの世界新記録9秒69で圧勝!女子100mは、シェリーアン・フレイザーらが金、銀、銅を独占してしまいました。

 

ベン・ジョンソンドノバン・ベーリーアサファ・パウエルといった一時代を築いた短距離選手は、ジャマイカ出身。 基本的な運動能力の高さに、国を挙げての強化サポートシステムも充実してもいますが、それにしたってすごい顔ぶれ。足の速い選手を生む、レゲエの国の神秘というのも、なかなか興味深いです。

 

これまでのジャマイカ出身の選手は、欧米の学校に進学し、そのまま外国籍をとってしまう流れが主流でした。ところが、パウエルやボルトは、ジャマイカに貢献することにこだわっているのが特徴。ボルトが今回、世界記録がかかっていながらも最後、左右を確認するような走りをしたのも「記録よりも金メダルが大事だったんだ」って断言してしまうほど。とかく、大国のメダル祭りになりがちな五輪で、小さな国のこういうエピソード、すごく大事な気がします。

 

そんなボルトの本職は、実は100mじゃなくて、200m。今日行われた予選で、日本のエース・末續慎吾は差を見せ付けられて敗退しましたが、ボルトは難なく決勝進出しました。

 

男子200m決勝は、20日(水)。 どんな稲妻が見られるのか、今から楽しみですね。もちろん末續に代わって決勝進出した日本期待の高平慎士にも、日本人だってなかなかやる、ってところを見せてほしいです!(K)

 

明日の主な競技

トランポリン 男子個人決勝

陸上 女子走り幅跳び予選

野球予選「日本×中国」 

中身が濃い銅メダル

夏の甲子園、準決勝では大阪桐蔭と横浜、常葉菊川と浦添商が対戦。

大阪桐蔭と常葉菊川が9-4で勝利し、決勝へと進出しました。

オリンピックに負けず夏の高校野球も楽しみです。

 

というわけでオリンピックの話。

本日は記者のもっとも気になる野球がお休みなので女子レスリングの話です。

 17日の48kg級と55kg級で伊調千春選手と吉田沙保里選手がメダルを獲得しましたが、

 18日は63kg級に伊調馨選手が、72kg級には浜口京子選手が登場しました。

結果は伊調選手が見事金メダルを獲得、浜口選手も銅メダルを獲得

日本の女子レスリングは4選手すべてがメダルを手にする期待どおりの結果となりました。

 

そんな中、印象的だったのは浜口選手のコメント。

 「アテネよりも中身が濃い銅メダル」

 

 結果だけを見れば、アテネと同じ銅メダルです。

どうしても結果だけで判断してしまいがちですが

アスリートの皆さんはその間の4年に、

さまざまな苦労、努力を背負っているわけです。

これはスポーツの世界に限らずいえることだと思いますが、

過程よりも結果が大切なことはとてもたくさんあります。

しかし、その一方で結果よりも過程が大切なときだってある。

 

 つい結果ばかりにとらわれてしまいますが

ときには結果よりも、自分のしてきた事を振り返ってみてもいいような気がします。

 4年に一度くらいは。

陸上男子200m予選
野球予選「カナダ×日本」
サッカー女子準決勝「日本×アメリカ」
シンクロナイズドスイミング女子デュエットテクニカルルーティン

日本選手団に欲しい新風候補はトランポリン男子!

 記者Kの少年時代は、ファミコンの黎明期でした。一時代を築いたのがスーパーマリオ。今思えばなんてことのないゲームなんですが、Bボタンを押したままジャンプすると(わからない方すいません…)、何十メートル(推定)もの上空にポーンとジャンプをし、空中を我がものに、身をひるがえし、敵をやっつける、あの経験したことのない爽快感、信じられない世界。それが少年の心をとらえたのでしょう。

 

  五輪のスターたちの演技も、そういうところがあるのかもしれません。と、いうわけで強引に五輪の話。レスリング女子55kg級、大本命の吉田沙保里が金メダルをとり、これで日本の金メダルは7個となりました。メダル数は国別ランキングで6位。アテネ五輪のペースには及ばないまでも、日本選手団、健闘してくれているといえるでしょう。

 

  ちょっと気がかりなのは、金メダル7個のうち、柔道男子100kg超級の石井慧をのぞいて、すべてアテネと同じ人が同じ競技でとったメダルである、ということ。将来を考えるともう少し新星の活躍が見たい中で、記者Kがひそかに期待していたのがトランポリン男子のイケメンコンビ、上山容弘外村哲也でした。

 

 トランポリンの公開練習を取材しに行ったのが、五輪本番も間近な7月下旬。実は記者の目的は、女子の美少女選手・廣田遥だったのですが、国立トレーニングセンターの練習場に入った瞬間、目を奪われたのがまさに実際にトランポリンを飛んでいた上山・外村の演技でした。

 

 遊園地で見るトランポリンとは別世界。はじめてみる五輪選手のトランポリンは、ポーン、と遥か上空に舞ったかと思うと、無重力空間にでもいるかのように左右前後に回転し、自在にポーズをとってみせる、まさに少年時代に初めて見たスーパーマリオを思い出させる「信じられない世界」だったのです。

 

  上山・外村は、実は世界ランキング1位と5位の超実力派。幼い頃から互いに知っていて仲もよい二人は、どちらもさわやかなイケメンという、なんだかできすぎなくらい最強な二人。事前の報道の注目度は思ったほど高くなかったのですが、そんなわけでかなり気になっていました。

 

  きょう行われたのが、その予選。かたずをのんで見守っていて、まあ正直、微妙な優劣の差というのは分かるところまでたどり着けなかったのですが、世界ランキング1位の上山が予選落ち。外村は全体の5位で、なんとか19日の決勝へと駒をすすめました。上山についてはちょっと残念な結果です。

 

  合同取材のとき、練習着の着替えで上半身裸になったときに腰にタオルを巻いた姿でおどけてみせたり、インタビューでは「僕らマイナー競技なので、(トレーニングセンターの)食堂でほかの競技の人たちと会うと緊張しちゃって(笑)」などと軽快なトークで記者たちに笑いを巻き起こしていた二人。

 

 このスター性がブレークするためには、あとは勝つだけ、です。19日の外村の演技、期待しながら、そしてわくわくしながら、見守りたいですね。そして、女性のみなさん、外村は、北京五輪の日本選手団でもトップを争うイケメンなので、ぜひお見逃しなく!(K)

 

明日の主な競技

女子マラソン

陸上 男子ハンマー投げ決勝

レスリング女子63kg級、女子72kg級

陸上 男子走り高跳び予選

自分の信念を貫いて獲った金メダル

先日、「日本五輪野球代表の顔」といったダルビッシュ有投手が丸刈りで登場し、周囲をあ然とさせました。

 

 さて、連日オリンピックの報道が続く中、いよいよ柔道が最終日を迎えました。最終日に登場するのは、最重量級である女子78kg超級の塚田真希選手と男子100kg超級の石井慧選手。世界最強の称号を得られるのが最重量級であり、それだけに、日本柔道の顔ともなる階級。 塚田、石井両選手ともに金メダル候補として注目でしたが、今回はこれまでなかなか結果を出せていない男子柔道の石井選手について。

 

 ここまで日本の男子は、内柴選手のメダルが1つだけ。過去最低の成績が確定してしまった状況の中、石井選手は1回戦からアグレッシブに戦います。 先日、谷本選手の話を引き合いにして記者Kがこのブログに書いたように日本柔道らしい4試合連続での〝一本勝ち〟ですが、迎えた決勝戦では世界の主流となっているポイントを確実に奪う柔道に切り替えます。 リスクを犯さずに、相手より確実に積極性を見せる優勢勝ち。

 

 石井選手は試合後

「決勝戦の戦い方が自分の柔道。冒険せずに勝てばいい」

「美しい一本や芸術性が大事ならば採点競技をやればいい」

と言い放ちました。 

 

 「一本を取る柔道」は人々の心をつかむすばらしい姿勢だと思います。 しかし、あくまでも自分の信念に従って金メダルという結果にこだわった石井選手の姿勢もまたオリンピックの舞台で輝いていたように思うのは記者だけでしょうか。

 

明日の主な競技

陸上

女子ソフトボール予選「中国×日本」

女子レスリングフリースタイル48kg級

女子レスリングフリースタイル55kg級

男子野球予選「日本×韓国」

冨田の思いを継いだ19歳内村の「美しい銀」

12日に行われた体操男子団体銀メダルを獲得した日本ですが、この結果は、'06年からの新ルールにあわせて「大技」を磨いてきた王者・中国との差を、やはり確認する結果になってしまいました。

 

難度の高い技の得点が増えた'06年のルール改正は、ミスがなく美しい演技を得意とする日本の体操にとって、大きな壁になりました。それまでしのぎを削ってきた中国には、完全に差をつけられてしまいます。

 

その新ルールが実施された当時、これまでのスタイルを維持するか、大技を求める方向転換を図るか、日本体操の分岐点にあった時期に、記者Kは、日本のエース・冨田洋之にインタビューをしました。

 

「体操は、日常ではありえない動きをしている競技。人間はこんなに動けるんだという迫力、表現の美しさをみなさんに感じ取ってもらえたい」というそのときの冨田の言葉は、ルールがどうであれ、美しい体操は捨てないのだという、力強い宣言に聞こえました。

 

その後も圧倒的な存在であり続けた冨田。彼ならば、美しさにこだわりながら、オリンピックの個人総合でメダルを取ってくれるハズ…! その期待は絶えることはありませんでした。

 

そして迎えた今日の、体操男子個人総合。日本は、ロサンゼルス五輪以来24年ぶりのメダルを獲得します。しかし、銀メダルを高らかにかかげたのは、エース・冨田ではなく、19歳の新鋭・内村航平だったのです。

 

金メダルを獲得した中国の楊威が豪快な演技でトップを独走する中、内村の展開したのはあくまでミスのない演技。それは、次々に小さなミスを重ねるライバルたちに比べて、たしかに美しい流れといえるものでした。自らは大きなミスで4位に終わった冨田ですが、彼が引っ張ってきた日本体操チームには確実に美しさのこだわりが根付いていたのです。

 

今回での引退もうわさされる27歳の冨田。これからは、「4年後は金メダルをとります!」と高らかに語った内村が引っ張っていくのでしょう。王者・中国をしのいでの4年後の栄光、それを実現する鍵は、日本ならではの美しい演技へのこだわりで、差をつけること。…なんてうまくいくのか分かりませんが、記者はぜひ、そういう体操での栄冠を見たい!と思います。(K)

 

 

明日の主な競技 陸上

男子ハンマー投げ予選 陸上

男子400mハードル予選

柔道女子78kg超級、男子100kg超級

ソフトボール予選「日本×アメリカ」

バレーボール女子予選「日本×キューバ」

五輪代表チームの顔はダルビッシュ!

北京オリンピックはどの競技も楽しみなのですが、記者が一番好きなスポーツは野球

当然、星野ジャパンの結果が最も気になります。

 

 正式種目としては北京が最後となる野球は

〝最低でも金メダル〟を目標に悲願の金メダル獲得を狙います。

 当然、予選突破は当たり前なのですが

ただそうはいっても油断は禁物で、

予選、特に初戦の戦い方はとても重要となります。

しかも相手は金メダルの最大のライバルであるキューバ

星野ジャパンが誰を先発させ、どんな戦い方を見せてくれるのか楽しみでした。

 

 そのキューバ戦、

星野監督は、先発投手にダルビッシュ有選手を起用しました。

 

 少し話はそれますが、代表チームには顔となる選手がいることが多いと思います。

アテネ五輪は松坂大輔選手のチームだったし

WBCはイチロー選手がチームの顔になっていました。

そういった意味では今回の北京五輪代表の顔となる選手は

間違いなくダルビッシュ選手です。

 

星野監督がそのダルビッシュ選手を初戦のキューバ戦に先発させたのは

「エースを中心にして金メダルを取る!」ということの意思表示だったようにも思いました。

 ただ、結果論で言えば2-4でキューバに完敗したことで

この起用は裏目に出た気がします。

 

本誌「週刊ザテレビジョン」の33号(8/12発売号)の

P22でも紹介していますが、SMAPの中居正広さんは

 「エースのダルビッシュでキューバに負けるとダメージが大きい」と指摘しています。

 

 記者自身もきょうの敗戦のショックは大きく

今回の代表チーム内でのダルビッシュ選手の存在は

それほど大きいのだなぁと改めて考えさせられてしまったわけです。

 

 もちろん、まだ初戦が終わったばかりです。

金メダルの可能性がついえたわけでもないし

星野監督が明日の台湾戦からチームを立て直してくれることを信じています。

 

 以前取材した上原浩治投手の言葉を借りれば

「予選は全勝する必要はない」わけですし

「最終的に金メダルを獲ればいい」わけですから

明日からまた気合を入れて応援していきたいと思います(O)

明日の主な競技
競泳男子200m平泳ぎ決勝
競泳女子200m平泳ぎ準決勝
競泳女子800mリレー決勝
柔道女子78kg級、男子100kg級
野球予選「日本×台湾」
体操男子個人総合決勝

谷本歩実が見せてくれた「本当の柔道」

「自分のいいところは、やっぱり〝投げ〟だと思うので、そこをしっかり練習していきたい」

 

五輪直前の取材で、はっきりと言っていた谷本歩実。その、〝いいところ〟をアテネ五輪に続く全試合一本勝ちというかたちで存分に見せつけて、柔道女子63kg級、みごと2大会連続の金メダルに輝きました。

 

今大会前にさまざまなところで聞いたのが、「柔道」と「JUDO」の話です。年々、世界に広まっていく柔道。それは、最高の技術と精神で、一本勝ちでの決着を目指す「道」である、というのが本来の姿です。

 

ところが、世界に広がるということは、さまざまな格闘技の影響を受け、少しずつ変質していくのは避けられません。海外での柔道は、早めにポイント(有効、効果など)を獲得して、そのまま逃げ切ることを目指すスタイルがいまや主流です。そして、その「JUDO」のほうが勝ちやすくなりつつある、というのが現実なのです。そこに、日本勢の本来の「柔道」が挑む、という構図が今回の五輪ではたびたび見られます。

 

そんな中、豪快な投げや巧みな寝技で、「一本」で決着をつける谷本の柔道は、まさに本来の「柔道」の王道を行くものです。ポイントを狙う海外の選手を次々と打ち破っていく試合は、「豪快さ」以上に、「美しさ」が際立つものでした。この美しさが「柔道」の本質なのかな、なんて知ったようなことを思わず考えてしまうような…。

 

「これから柔道をする子供たちに、もっともっと一本を取る柔道をしてもらいたいと思っていた。だから、(オール一本勝ちができて)よかったです」と、笑顔で語っていた谷本。そこまで志を持っていたとは…。世界の潮流には逆らえないのかな、なんて考えをもちつつあった記者Kは、すっかり、一本とられてしまいました。(K)

 

明日の主な競技

競泳男子200m平泳ぎ準決勝

競泳女子200m背泳ぎ予選

柔道女子70kg級、男子90kg級

野球予選「日本×キューバ」

バドミントン女子ダブルス準決勝

歴史的瞬間を共有できる幸せ

今日はやっぱり100m平泳ぎで金メダルを取った北島康介選手のことを書かなければいけませんよね。

 

 とはいえ、北島選手の活躍ぶりについては

テレビや新聞などでたくさん報道されているので

ここでは、一連の水着騒動も含めた話をしたいと思います。

 

 記者は五輪前に行われたジャパンオープンに取材にいっています。 

そのときも、北島選手は見事に100m平泳ぎの日本新記録を更新していたのですが

そのときの話題はスピード社の水着のことばかり。

北島選手が「泳ぐのは僕たちだ」のTシャツを着ていたことが印象的でした。

 

 それでもそのときの記者の素直な感想はというと

「スピード社の水着はすごい!」というもので

画期的な水着が北島選手の泳ぎで改めて証明されたと感じました。

 

 北島選手をはじめアスリートの皆さんにしてみれば

水着に注目が集まるのは不本意かもしれませんが

記者としてはスピード社の水着は

ルールの範囲内で開発されたすばらしい道具だと認識しています。

 

 つまり、何が言いたいのかというと

スピード社の水着の出現で北島選手の世界新記録をはじめ、

競泳界では今後ますますすばらしい記録が生まれる可能性があるということです。

 

 スポーツは時代とともに形を変え、進化していきます。

その中で、劇的に進化する過程を目撃できたことは

幸せなことなんじゃないかと思うわけです。(O)

 

 


 

 明日の注目競技

柔道女子63kg級、男子81kg級

競泳・男子200m平泳ぎ予選

バレーボール男子予選「日本×ブルガリア」 

体操男子団体決勝

「マイナー競技」の面白さを五輪で知る!

 突然ですがスポーツ中継、観戦って、ふだんどんなものを見ますか? サッカー、野球、格闘技に、相撲、バレーボール、見る人はNBAとか、そんなものでしょうか。ていうか、記者Kはそんなもんです。正直。  

 

 でも、これって、世の中に数限りなくあるスポーツのほんの一部。パワーやスピードに圧倒されるもの、駆け引きの妙に刺激されるもの、人間ドラマを味わうもの…スポーツの競技にはその数だけそれぞれの魅力があり、私たちはふだんなかなか、その魅力を味わうことがありません。

 

  オリンピックというのは、そんな、普段は知らない競技の魅力を知ることのできる最高の機会です。今回の北京五輪の事前取材では、記者Kは、そう思わさせられる場面に何度も出くわしました。

 

  大会3日目の今日、テレビでじっと見ていると、やはり普段見ない競技の魅力をたくさん発見することができました。

 

  競泳・バタフライの泳法を水中から写した画像、ちょっといびつだけど無駄のない手足の動きの妙。オグシオが勝利したバドミントン、後衛の小椋が高く上がったシャトルにタイミングをあわせているときのリズミカルな動きと緊張感。

 

  そして記者Kがきょう一番おもしろかったのは、はじめてきちんと観た、ホッケーの試合でした。広いフィールドをするすると飛んでいく小さなボールを、スティックで巧みに捉え、軽快にパスをつないでいく試合は、なによりもわかりやすく、「なんであんな小さなボールを、あんなふうにまわせるんだ?」という驚きに満ちていました。

 

  きょう、さくらジャパンの森本選手が、バランスを崩しながら叩き込んだ先制ゴールは、サッカーのスーパーゴールと変わらない、興奮モノ! ホッケー。普段は、どこで見られるのか調べないといけませんが、あなどれません。

 

  サッカーや野球は、たまたま、光の当たるスポーツだから、その魅力は誰もが知っています。でも、たまたま、注目されていないがゆえに埋もれてしまっているたくさんのスポーツの魅力。それをこの五輪では、できるだけ見つけていきたい。そんなことを思いました。(K)

 

 明日の注目競技

バドミントン女子ダブルス準々決勝

柔道女子57kg級、男子73kg級

競泳・男子100m平泳ぎ決勝

5大会連続メダルの偉業

開会式も終わり、これからいよいよオリンピックも本格化! 今回のオリンピックは時差がほとんどないため、睡眠不足の心配もなく、思う存分、日本選手を応援できるのではないでしょうか。

 

そしていきなり登場するのが金メダル候補の谷亮子選手

 

皆さんご存知かと思いますが、谷選手は今回の北京が5回目のオリンピックの舞台。16歳で初めて挑んだバルセロナ五輪では銀メダル。続くアトランタでも悔しい銀メダルに終わりますが、シドニーでは悲願の金メダル獲得! アテネ五輪も連覇を果たし見事な結果を残してくれました。

 

そして今回の北京オリンピック。

「5大会連続出場」と文字にするのはとても簡単ですが、月日にして20年、いったい影でどれほどの努力をしてきたのか、想像するだけで頭が下がる思いでいっぱいです。

 

 そんな谷選手は、今回見事に銅メダルを獲得!

金メダルを期待されていた谷選手にとって銅メダルは悔しい結果なのかもしれませんが記者はそうは思いません。

 

「5大会連続オリンピックに出場」だけでも偉業なのに

 

その上「5大会連続オリンピックでメダル獲得」

 

本当に本当にすばらしいことだと思います。 これからのことについてまだ何も明言していない谷選手。

 

北京五輪が開幕してまだ2日。

気の早い話で申し訳ありませんが4年後、またオリンピックの舞台で谷選手の姿が見られることを楽しみにしたいと思います。

 

明日の主な競技

 

サッカー男子予選「日本×ナイジェリア」

柔道女子52kg級、男子66kg級

バドミントン女子ダブルス1回戦

テニス男子シングルス1回戦

北京五輪開幕!忘れてたかもしんない、あの国のスゴさ

 北京五輪の開会式、ご覧になりましたか? いやー、豪壮でしたね。演出したのは映画監督のチャン・イーモウだそうですが、さすが世界的な監督というか…。日本でああいうのは出来ないよな、と認めざるを得ない豪華絢爛な開会式でした。

 

 そもそも五輪の開会式というのは、国の威信を宣伝するこの上ない機会。惜しげも無く巨費を投じて、最高の演出をこうじるのです…と書いてしまうと、やや興ざめですが。しかし、今回の、4千年の歴史が壮大に展開する絵巻物の上で繰り広げられる演出を見て、記者Kはちょっとわれに返ってしまいました。ギョーザだのマナーが悪いだの反日感情がだのと、眉にしわ寄せて見てしまう中国は、そういえば、火薬や羅針盤や印刷や紙を発明し、世界の文化と人の流れの中心“中華”だったモノスゴイ国なのだよな、この隣国は…、と。影響されすぎですかね…。

 

  さてさて、すっかり気分が盛り上がってきた五輪ですが、明日にはさっそく、いつも日本選手団の先陣を切ってメダルを届けてくれる、ヤワラちゃんこと柔道女子48Kg級・谷亮子選手が登場します。「子育てをしているたくさんのお母さんから、激励をもらっています」という谷選手。「ママでも金」は、これまでの「谷でも金」などにくらべて、重みのある挑戦だと思います。

 

 子育てに奮闘している女性たちのために、かなえてほしい夢。4千年の歴史をもつ国での五輪の、幕開けにふさわしい、朗報を期待したいですね。(K)

 

 明日の主な競技

柔道女子48kg級、男子60kg級

競泳男子100m平泳ぎ予選

バレーボール女子予選「日本×アメリカ」

オリンピック開幕前に…

北京オリンピック2日目。とはいっても開会式は明日(8日)なんですが、テレビなどでの露出も増え 、そろそろ皆さんもオリンピックモードになってきたんではないでしょうか ?

 

かくいう自分ですが、実はかれこれ1カ月以上前から五輪の特集に携わって いたこともあり、もう五輪を十分に堪能した気になっています。  自分の中では、バレーボールは、日本が強豪国を次々と破る快挙で男女とも に銅メダル! 北島康介選手は100m、200m平泳ぎで金メダル!! ダ ルビッシュ有選手の大活躍で星野ジャパンも悲願の金メダル!! とそんなス トーリーが頭の中では描かれています。

 

実際は明日開幕し、いったいどんなドラマが起こるのか…。スタッフの一員 としてこれまで誌面を作ったことで、北京オリンピックが大いに盛り上がる ことを期待し、楽しみにしたいと思います。

 

ということで楽しみの一つだったサッカー。きょうは残念な結果に終わって しまいました。サッカー男子1次リーグB組の試合「日本×アメリカ」戦が 行われましたが、0-1で反町ジャパンは惜敗。皆さんも感じたとおり、きょう の試合はやっぱり決定的チャンスに決められなかったことが痛かったですね 。 ナイジェリア、オランダ、アメリカと強豪ばかりがそろうB組。初戦のアメ リカ戦は最低でも引き分け、勝ち点1が欲しかったところですが…。でもま だ2試合あります。ナイジェリア、オランダを破れば、それこそ勢いに乗っ てのメダル獲得!なんてことも。強豪国に連勝は厳しいかもしれませんが、 あきらめず応援し続けたいと思います!(O)

明日の主な競技

開会式

北京五輪の戦いがスタート!まずは女子サッカー

EURO以降、長らく更新をごぶさたしてしまいました。そうこうしている間に、夏、まっさかり。スポーツの一大イベント、北京オリンピックが始まっています!

 

というわけで、ここからは毎日更新!北京オリンピックでの戦いについて語っていこうと思います。

 

きょう行われたのは女子サッカー。なんで開会式(8日)もやってないのに、試合が始まってしまうのかというと、それはサッカーという競技の特性によるもの。つまり、今日試合をやって、明日もまた…というわけにはいかないんですね。最低でも中2日は開けなきゃいけない。だから、決勝までの日程が五輪の開催期間じゃおさまらないんです。野球も、競泳も、バレーボールも、連日つづけてできるのに…。90分全力疾走しつづける、サッカーの過酷さがわかります。

 

 で、今日の試合ですが、日本代表・なでしこジャパンは、ニュージーランドと2-2の引き分けでした。よく攻めていたんですが、ミスも多かった…。同じグループはあと、アメリカノルウェーという強豪なので、今日は勝っておきたい試合でした。アテネではベスト8に入った女子サッカーですが、厳しい幕開けになったわけです。

 

 「週刊ザテレビジョン」では、現在北京五輪の大特集を展開中。これでもか!という大特集です。スタッフとして、この数週間、いろいろな競技を研究してきたのですが、「前回アテネでは…」という説明の記事を書くごとに思ったのは、前回は本当にがんばったんだなってこと。がんばりすぎてしまったんだな、と。

 

アテネの金メダル16個。それまでが4、3、3、5と来ていることを考えると、はっきりいってできすぎです。なんだか、スポーツ界全体が、アゲアゲになったのですね。だから、女子サッカーのベスト8もひょっとしたらできすぎなのかも…。そんなことをついつい考えてしまいます。

 

北京では、アテネのようなわけにはいかないでしょう。でも、それで、不調!と思ってしまうのは違うってことです。各競技の選手たちは、真剣に、周到に準備を重ねてきています。彼ら、彼女らの最高のパフォーマンスを楽しみ、惜しみない声援を送りましょう(K)。

 

明日の主な競技

サッカー男子予選「日本×アメリカ」

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